レースでの送りハンドルの方法
サーキットなどのレーシングカーでは、送りハンドルの方法でハンドルを操作します。同じ車なのだから、送りハンドルよりハンドルクロスの方がいいと感じられますが、レーシングカーの場合は送りハンドルが主流です。高スピードのままカーブを曲がっているので、ハンドル操作も激しいそう感じますが、自動車のハンドルより回す必要がありません。
送りハンドルの方がいい理由は、レーシングカーのハンドルは180度ぐらいしか回らないからです。その分、少し傾けるだけで進行方向を変えることができるので、細かなハンドル操作が必要になります。ハンドルが180度しか回らないので、ハンドルクロスができないため、送りハンドルでの操作がやりやすくなっています。 また、レースのコースは一般道路と違い、直角の曲がり角などないため、急ハンドルをする必要もないため、送りハンドルが主流になっています。レーシングカーのハンドルの特徴
レーシングカーのハンドルは、普通の自動車と形が異なっています。普通の自動車のハンドルは、丸い形ですが、レーシングカーのハンドルは丸い形より、楕円形のような形になっています。
また、ハンドルの大きさも小さくなっています。普通の自動車のハンドルの中心には、クラクションを鳴らすボタンがありますが、レーシングカーのハンドルは、ディスプレイが装着されていたり特殊なシステムが付いています。送りハンドルをしてしまう理由
一概に、送りハンドルをしてしまう原因はありませんが、あまり運転に自身がない方に多くみられます。また、趣味がドライブとか運送会社の社員などは、運転に慣れているため、ハンドルクロスの方法を難無く操作することができます。また、ハンドルクロスができる方は運転慣れしているイメージがあるため、送りハンドルの場合は、運転が下手というイメージを抱いてしまいがちです。
運転が苦手な人は、ハンドルを離すことに恐怖感があります。そのため、できる限りハンドルを両手でしっかりを掴みたがります。ハンドルクロスの方法は、ハンドルから手を離す瞬間があり、その間は片手で運転することになります。その一瞬の片手運転でも恐怖を感じてしまうため、送りハンドルになってしまいます。 送りハンドルなら、曲がる際に握りる場所を変えないといけない場合でも、滑らせるように移動できるので、ハンドルから手を離すことなく運転できます。送りハンドルの直し方は?
教習所で教わったとおりのまま運転しているのであれば、送りハンドルになることはありませんし、送りハンドルの方は、教習所で直されているはずです。しかし、運転にも少し慣れて自分のやりやすいハンドル操作をしてしまったときに、送りハンドルの癖が付いてしまいます。
まず、ハンドルクロスの方法をイメージして実践することが、送りハンドルを直す近道になります。一般道でいきなり実践することは危険を伴う可能性もあるため、交通量がないところで練習しましょう。送りハンドルは危険を回避できない
上記で示している送りハンドルは、とっさの急ハンドルを切ることができないため、直す必要があります。教習所でも、ハンドルクロスを教えているため、ハンドル操作は送りハンドルより、ハンドルクロスの方が優れています。
そのため、送りハンドルの癖がある場合は、危険がないところなどで練習して直す必要があります。