かゆみ止めおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

ボディケア

かゆみ止めの種類と選び方

どうしようもない皮膚のかゆみを感じた時に、かきむしりを止めるために有効なのが「かゆみ止め」です。第2類医薬品であるものや、医薬部外品のものがありますが、どのようなかゆみ止めが人気なのでしょうか。今回は、自分にあったかゆみ止めのおすすめの選び方、おすすめのかゆみ止め人気ランキングTOP3をご紹介します。

かゆみ止めの種類

かゆみ止めと言っても、塗り薬や保湿クリーム、飲み薬までいろいろあります。ここでは、現在市販されている主なかゆみ止めの種類についてご紹介します。

ステロイド配合の塗り薬

ステロイド配合の塗り薬は、かゆみ、赤み、化膿、腫れに効く抗炎症作用のある塗り薬です。ステロイドは使いすぎると皮膚が薄くなるなどの副作用があるため、継続的に長期使用するのはやめましょう。効果が強いので、心配な方は専門医の指導のもと使用しましょう。

尿素配合の塗り薬

尿素と呼ばれる保湿成分を配合した塗り薬があります。尿素は化粧品などにも配合されている成分ですが、副作用がないわけではありません。角質で硬くなった皮膚を柔らかくする成分なので、正常な肌には使用してはいけません。ターンオーバーを早める効果があるので、長期使用はおすすめできません。

かかとや肘、膝などの硬くなった皮膚に効果があります。尿素配合の塗り薬も、症状が治まったら使用を中止するようにしましょう。

その他の成分を配合した塗り薬

皮膚治療に有効な、ステロイドや尿素といった代表的な成分以外に、各メーカーがそれぞれ、かゆみに効く成分を配合したかゆみ止めを販売しています。かゆみの原因(乾燥、虫刺されなど)に対応した成分が配合されているので、症状に合った塗り薬を選びましょう。

保湿クリーム

乾燥などが原因の肌のかゆみに効果があるのが、保湿クリームです。ワセリンなどの保湿クリームのほか、タイガーバームなどの清涼感でかゆみを紛らわせるものもあります。保湿クリームは塗り薬と異なり、かゆみを抑える即効性はありませんが、かゆみの緩和、乾燥予防ができます。

飲み薬のかゆみ止め

抗アレルギー成分を配合したものが多いのが、飲み薬のかゆみ止めです。皮膚のかゆみや湿疹、じんましん、鼻炎などに効果があります。塗り薬ではかゆみを緩和できない場合や、塗り薬を使えない場所がかゆいときに有効です。ほかに薬を飲んでいる人は併用できないことが多いので、医師や薬剤師に相談しましょう。

かゆみ止めの選び方

自分の症状に合ったかゆみ止めを上手に選ぶためには、どのように選ぶといいのでしょうか。ここでは、かゆみ止めのおすすめの選び方をご紹介します。

かゆみの原因を探る

皮膚がかゆいとき、それがなぜかゆいのか原因がはっきりしているでしょうか。かゆみの主な原因として考えられるのが、虫刺されなどの炎症、かぶれ、乾燥、じんましん、あせも、水虫(カビ)、病気などの内科的な症状などがあります。

原因がはっきりしている場合は、それに合った塗り薬やクリームを使用しましょう。しかし、なぜかゆいのか自分でもよくわからない場合は、一度医師の診察を受けることをおすすめします。また、かゆみ止めの薬を使用してもかゆみが治まらない場合も、医師の診察を受けましょう。 皮膚の乾燥によるかゆみは、薬で治療すると同時に保湿クリームでの保湿が予防となります。長期間、塗り薬に頼るのではなく、保湿クリームでのケアも欠かさず行いましょう。

塗り薬が効かないかゆみがある

塗り薬が効かないかゆみがあります。帯状発疹です。帯状発疹の症状が出た場合は、医師の診察を受けましょう。また、水疱瘡も同じく医師の診察を受け、適切な薬を処方してもらいましょう。

ほかにも、赤ちゃんの皮膚の症状も、医師の診察を受けるか、ひどい状態でなければワセリンなどの無害なクリームを使用しましょう。デリケートゾーンのかゆみには、市販の強いかゆみ止めでは刺激が強いので、デリケートゾーン専用塗り薬がおすすめです。

使いやすい形状で選ぶ

かゆみ止めには、塗り薬として販売されている「軟膏」タイプのものや、「クリーム」タイプのほか「ローション」タイプがあります。ほかにも、手を汚さずに塗ることができるスティックタイプ、スプレータイプ、かきむしりを予防するパッチタイプがあります。かゆみの状態や使いやすさによって、かゆみ止めの形状を選びましょう。

かゆみ止めおすすめ人気ランキングTOP3

ここでは、おすすめのかゆみ止め人気ランキングTOP3をご紹介します。どんなかゆみ止め製品が人気なのでしょうか。

ランキング3位:「ユースキンI」

【第3類医薬品】ユースキンI 110g
【第3類医薬品】ユースキンI 110g

¥ 1,512

ステロイド非配合で効果があるのが「ユースキンI」です。広範囲のかゆみに効く医薬品クリームで、かゆみを止めるだけでなく、保湿してくれるのが特徴です。とくにユースキンは保湿系クリームの中ではトップクラスなので「保湿してかゆみを止めたい」人におすすめの製品です。

かゆみ、皮ふ炎、湿疹、じんましん、かぶれ、あせも、ただれに効果があります。子供は生後3ヶ月から使用できます。ステロイド配合の薬より効果は劣りますが、クリームタイプでベタつかず、使いやすいので第3位です。

ランキング2位:「フルコートF」

【指定第2類医薬品】フルコートf 5g
【指定第2類医薬品】フルコートf 5g

¥ 1,058

化膿してジュクジュクになってしまった患部に使えるかゆみ止めは「フルコートF」です。ステロイド配合で即効性があるので第2位です。かきこわしてしまった傷にも使えます。しかし、ステロイド効果が強く、抗生物質も入っているので1週間を超えての使用はできません。

市販のステロイド系の薬は、その成分によってウィーク、マイルド、ストロングの3段階がありますが、フルコートFは「ストロング」に該当し、強い薬でもあります。ひどいかゆみを伴うジュクジュク傷に使える、ということで第2位です。

ランキング1位:「ヴァセリン」

ヴァセリン ペトロリュームジェリー(大)368g [並行輸入品]
ヴァセリン ペトロリュームジェリー(大)368g [並行輸入品]

¥ 1,058
口コミ

もう何年も「かっさかさのがっさがさ」の接触皮膚炎で皮膚科通いだったが、コレ使いで医者通いはかなり減った。

赤ちゃんからお年寄りまで使えて副作用もない、長期間使える、ということでおすすめのかゆみ止めの第1位が「ヴァセリン」です。ヴァセリン自体にかゆみ止め成分は入っていませんが、保湿してくれるので肌を守ってくれます。

とくに乾燥による肌のかゆみに有効です。「どの薬を使ったらいいのかわからない」という病院に行く前の段階で、とりあえず塗っておくかゆみ止めとしてもおすすめです。また、乾燥を防ぐために「かゆくなる前に塗っておく保湿クリーム」としても有効なので、繰り返しかゆみが起こる人は常備しておきましょう。

特徴・用途別おすすめのかゆみ止め

目的や用途によって、効き目のあるかゆみ止めはことなります。ここでは、特徴や用途別におすすめのかゆみ止めをご紹介します。

虫刺されにおすすめ

【指定第2類医薬品】ムヒアルファEX 15g ※セルフメディケーション税制対象商品
【指定第2類医薬品】ムヒアルファEX 15g ※セルフメディケーション税制対象商品

¥ 1,296

日常で起こりがちな、虫刺されのかゆみにおすすめのかゆみ止めが「ムヒアルファEX」です。蚊だけでなく、ダニ、ノミ、毛虫、ムカデ、クラゲなどの毒虫による炎症に効果があります。メントール入りで、患部に清涼感を与えます。

虫刺されによるかゆみ以外に、湿疹、皮ふ炎、かぶれ、じんましん、あせもにも効果があります。ムヒからは液状タイプが販売されていますが、効き目という点で言えば塗り薬の方が効果があります。

塗り薬のおすすめ

【指定第2類医薬品】エンクロン 軟膏EX 12g ※セルフメディケーション税制対象商品
【指定第2類医薬品】エンクロン 軟膏EX 12g ※セルフメディケーション税制対象商品

¥ 1,922

湿疹や皮膚炎におすすめの塗り薬タイプのかゆみ止めは「エンクロン」です。ステロイド系の軟膏なので、効果を早めに実感できます。配合されているプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルは、アンテドラッグのステロイド剤で、湿疹皮膚炎等の炎症を鎮めます。

皮膚炎、かゆみ、湿疹、かぶれ、あせも、じんましん、虫さされに効果がありますが、長期使用はできないのでご注意ください。目の周りや口の周り、粘膜周辺には使用しないでください。ステロイド配合の塗り薬は即効性があり、患部が限定した範囲で起こっている場合におすすめです。
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