結婚式のスピーチといえば
結婚式、それは人生の門出の一つで新たなスタートを切ることを周りに伝え、そして新郎新婦が気持ちを新たにすることのできる大切なイベントです。そんな結婚式には大切な人からの祝辞やスピーチが行われるでしょう。そしてそれに対して新郎新婦は感動し、笑い、幸せになります。
新郎新婦からの言葉も感動的ですが、いい結婚式ではいいスピーチが付き物です。それでは結婚式のスピーチといえば、と問えば打てば響くように帰ってくる答え、3つの袋について紹介しましょう。3つの袋という言葉を聞いたことがある人は多くとも、その3つの袋が何かきちんと知らなかったり、バリエーションがあって認識違いをしていたりします。 また3つの袋を知っていてもうまくスピーチできなければ意味ありません。それでは詳しく見ていきましょう。3つの袋の意味とスピーチの仕方
まずは3つの袋とは何なのかということを見ていきましょう。実は3つの袋とはいいつつも、地域や年代によって袋が変わっていたりします。ここでは主に代表的な3つの袋を紹介しましょう。
堪忍袋
3つの袋の1つは堪忍袋です。「堪忍袋の緒が切れる」ということわざを聞いたことがある人もいるでしょう。これは怒りや不満などの感情を堪忍袋に吐き出してため込むことで、我慢をするという袋です。
緒が切れるというのはつまり我慢の限界に来てしまったということを表しています。そのため堪忍袋の緒が切れると、これまでの怒りや不満が一緒になってやってきたりします。 どうして堪忍袋が大切かというと、夫婦生活では我慢をすることが大切と人生の先輩方は考えているからです。夫婦とは言え血のつながっていたに赤の他人です。生活スタイルの違いや味の好みの違いなど気になる違いはいくらでも出てくるでしょう。そうしたことに対して我慢をする必要があるという意味もあります。 また、夫の馬鹿な発言や行動、妻の長い買い物やおしゃべりも我慢をしようということです。明るくスピーチ
堪忍袋をスピーチで使うときはまじめに暗くなってはいけません。それでは聞いている側が重苦しい雰囲気になってしまいます。夫婦のどちらかの堪忍袋が必要と思われるようなエピソードを話しましょう。
給料袋
給料袋、これは言わずもがなですが、夫婦になったということは単純に考えて必要経費が倍近くなるということです。給料袋は大切でしょう。特に女性が家庭に入ることが当たり前だった時代には好んで使われていました。
夫婦二人ならばまだしも、子供が生まれるとさらに費用が掛かります。生活できなくはないけれど節約の気遣いをしなければいけないよりは、お金の余裕のある生活の方が良いのは当然です。おふくろ
また、お袋というこれまでとはちょっと変わったひねりのある袋も登場します。おふくろは嫁姑の関係性が、問題になるなど結婚後もかかわってくる存在です。頼りになる面もあれば、おせっかいと感じてしまうこともあるでしょう。
また、親孝行という面から言っても大切な存在です。結婚するまで育ててくれた親御さん、そして結婚を認めてくれた親に感謝をして、大切にしましょうという意味でも使われるふくろの一つです。