ナーバスになっている人ってどんな人?
ナーバスとはある物事に不安や恐怖心を持っていて、緊張したり神経質になったりしている状態を指します。
ナーバスになっていると、自分が不安になっている事柄について少しでも関連のあるものには、消極的になってしまいがちです。また、周りにナーバスになっている内容について触れられることにも臆病になります。 ここからは、仕事中、友人関係、恋愛にわけてナーバスな人の特徴をみていきましょう。仕事中について
仕事では、入社して間もない新入社員や転職などで、新たな環境に身を置く人がナーバスになりやすいです。
全ての人がナーバスになる訳ではないですが、ナーバスな気分が継続していくと、落ち込みやすくなったり、会社に行きたくなくなってしまったりと、どんどん悪い方向にいってしまいがちです。 それぞれがどのような状態でナーバスになっていくのかみていきましょう。新入社員
新入社員には、会社での業務や立ち振る舞いなど、覚えなければいけないことがたくさんあります。そのすべてをすぐに覚えられればいいのですが、なかなかそうはいきません。できないことがあると、会社の上司に注意を受けたり、自分が関わっている業務に支障が出てしまったりと周りに迷惑をかけてしまいます。
覚えければいけないことが多く、対応が追い付かなくなってくると、周りから言われることに対して努力してこなしていこうという気持ちよりも不安や恐怖心のほうが強くなり、ナーバスな状態になっていきます。 ナーバスな状態になった新入社員は、質問をしたり積極的に行動したりすることに対してとても臆病になっていき、自分の殻に閉じこもりやすくなっていきます。そうなると、さらにミスを重ねてしまい、上司から注意を受けるという悪循環に陥りがちです。 社会での経験が浅いので、周りが気付いてさりげなくフォローする必要があります。新しい職場や環境
転職して新しい会社で仕事をはじめたり、部署異動で会社の中で新しい業務をすることになると、新しい環境で頑張ろうという気持ちはありつつも、社会での経験年数に関係なくナーバスになる人が多いです。
転職の場合、大体の人は同業種の会社に就職するため、就職した先の会社ではある程度はできる人という目でみられます。できる人だと思われ期待されることは嬉しいことではありますが、自分を過小評価していたり、相手が考えているレベルまで自分のスキルが達していないと感じてしまうと気持ちがナーバスになります。 部署異動で新しい業務に取り組むようになった人は、会社の中でできることが増えてきていたはずなのに、うまくいかずに指摘を受けたり、自分より勤務年数が少ない人に質問をしなければいけなかったりとプライドを傷つけられるシーンが出てきます。そうすると気分が落ち込みナーバスになっていくことがあります。友人関係において
友人関係では、友達と意見が合わず納得できなかったり、自分の知らないところで自分の話題が出たことを聞いたりしたときにナーバスになりやすいです。
友人とは喧嘩をせず仲良くしていたいと誰もが思うでしょう。しかし、人と人との関係の中では不安になったり、うまくいかないこともでてきます。そのときに、納得するまで話し合ったり、状況を確認したりできればいいのですが、自分の言いたいことを相手にぶつけることが苦手な人も多いです。言いたいことをため込んでしまうとナーバスになります。 ナーバスになり友達に不安な状況を伝えられないと、どんどん悪いほうに考えが向かっていき、友達との会話がぎこちなくなっていきます。 ナーバスになると笑顔が減ったり、一人でいる時間が増えたりするので、仲の良い友人は異変に気づきます。ナーバスになっている人は、そのことに気付いてもらい話を聞いてほしいと感じていることが多いです。