アルカリ性の重曹でのうがいは問題ないのか|歯磨き/理由

ヘルスケア
酸性やアルカリ性の強さを測る指標にpHがあります。pH7が中性で、pH7未満だと酸性、pH7以上だとアルカリ性です。pH7未満より数字が小さくなるほど酸性が強くなり、pH7より数字が大きく14に近づくほどアルカリ性が強くなります。酸素とアルカリ性の違いは水素イオンと水酸化物イオンの量の違いです。

アルカリ性の重曹は飲んでも問題ないのか

アルカリ性の重曹でのうがいは問題ないのか|歯磨き/理由

重曹はかつては胃のお薬として使われたこともあります。重曹(炭酸水素ナトリウム)は、もともと体の中にある成分なので、正しく飲めば体調を整える効果が期待できます。私たちの体内は弱アルカリ性で、皮膚は弱酸性なのが健康な状態です。重曹は体内をアルカリ性に保つ働きがあります。

バランスが崩れている体内を、重曹の弱アルカリ性は整える働きを持ちます。重曹には、疲労の回復、胃腸を整える効果や、便秘の改善などの効果を期待できます。

重曹とクエン酸の違い

アルカリ性の重曹でのうがいは問題ないのか|歯磨き/理由

重曹もクエン酸も料理に使用して体内に取り込んだり、入浴剤としても使える自然由来の素材で赤ちゃんやお子さんにも安心して使用できます。重曹とクエン酸の違いは、重曹がアルカリ性でクエン酸が酸性ということです。

重曹とクエン酸の2つがあれば、家じゅうのお掃除ができると言われています。汚れにはアルカリ性と酸性があり、どちらも逆の成分で中和させると汚れが分解されるためです。酸性の汚れには重曹を、アルカリ性の汚れにはクエン酸を使用します。

重曹やクエン酸を使ったお掃除方法

酸性の汚れをは主に、湯垢や茶渋、排水口のぬめり、鍋やフライパンなどのこげつき、油汚れなどです。これらをきれいにするには重曹を使用します。生ごみの匂いも、重曹をふりかけることで改善されます。重曹は研磨力もあるためクレンザーのように使用することもできます。粒子が固すぎないので、磨いたものに傷がつきにくいです。

アルカリ性の汚れは主に、たばこのヤニ、トイレの黄ばみ、石鹸カス、水垢などです。これらをきれいにするにはクエン酸を使用します。トイレの匂いにもクエン酸が効果的です。 汚れにまんべんなく重曹をふりかけ、その上からクエン酸小さじ1~2杯を水200mlに混ぜて作ったクエン酸水をかけ、発生した炭酸で汚れを落とすという方法もあります。窓ガラスのほこりの汚れ、水垢、お風呂場や台所のぬめりなどのお掃除に効果があります。

アルカリ性重曹のお風呂はいいのか

お料理やお菓子に使用でき、歯磨きや掃除にも活躍する重曹。お風呂に入れても効果があります。お風呂では正しく重曹を使用することが大切です。

実は市販されている入浴剤も主成分は重曹です。重曹に香料や色素をつけたものが入浴剤として売られています。泡が出るタイプの入浴剤は重曹とクエン酸を混ぜたもの。重曹は皮脂の汚れを落とし、血行をよくします。 重曹を入れたお風呂だと、皮脂汚れが落ちやすくなるため、石鹸で落としきれない汚れも落とすことができます。毛穴の詰まりからくるニキビや肌荒れの予防対策になり、美肌効果が期待できます。かかとなどの角質も落ちやすく、肌がつるつるになる効果が期待できます。
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