アルカリ性の重曹でのうがいは問題ないのか|歯磨き/理由

ヘルスケア
酸化すると不快なにおいとなる皮脂も、重曹で落ちやすくなるうえ弱アルカリ性にすることができるので体臭を予防する効果も望めます。口にいれても大丈夫な重曹風呂なら赤ちゃんやお子さんも安心して入浴できます。

重曹入浴剤の効果・注意点

重曹は1kg200円前後で購入することができ、市販の入浴剤よりもお得です。重曹に好みのアロマオイルを加えるなどして自分だけの入浴剤を作ることもできます。重曹と一緒に、かんきつ類の皮を入れるのもおすすめです。

また重曹は浴槽や排水溝などをいためたり、傷つけたり、サビさせたりといったことがありません。重曹を入れたお風呂なら、無味無臭のため残り湯を洗濯や掃除に抵抗なく使うこともできます。 重曹はその弱アルカリ性の特質ゆえに大量にお湯に溶かすと肌荒れの原因となります。浴槽200Lなら重曹は40g。だいたいお湯の量の5分の1の量です。肌が弱い人、アトピー性皮膚炎の人などは医師に相談するなど注意が必要です。健康な肌の人でも、肌荒れを引き起こすことがあるため重曹風呂は週に2~3回以上入ることはおすすめできません。

アルカリ性重曹は体にいいのか

アルカリ性の重曹でのうがいは問題ないのか|歯磨き/理由

疲れたときに体内に溜まる水素イオンですが、健康な状態であれば酸素と結合し、汗や尿として排泄されます。しかし、運動不足や加齢で新陳代謝が落ちた体では水素イオンを排出しきれず、それが疲れの原因となります。

重曹には、この水素イオンを排出する働きがあります。また胃酸を中和する働きもあるため、胃酸過多が原因のむかつきや胸やけにも効果があるとされています。 重曹は体内の酸と結びついて炭酸ガスを発生されます。ガスが発生することで胃腸の働きが活発となり便秘改善の効果が望めます。そんな重曹も取り過ぎると体内が塩分過多になるた取り過ぎに注意する必要があります。 もう1つ、重曹を取り過ぎるとpHのバランスが崩れ、皮脂や粘膜を痛めることがあります。重曹の摂取は1日に5gまでが目安です。また掃除用の重曹は精製方法が違うため、摂取してはいけません。

口の中をアルカリ性に保つ飲用重曹

アルカリ性の重曹でのうがいは問題ないのか|歯磨き/理由

コップ1杯の水に重曹をティースプーン半分から1杯ほど溶かします。重曹は塩のもととなるナトリウムを含むため、少し塩からい味がします。

飲みにくいときにはレモンやクエン酸を混ぜると、酸と重曹のアルカリ性は反応して気泡が発生し、炭酸水として飲むことができます。または黒酢を混ぜたり、疲労回復や胃腸改善の成分を持つはちみつをティースプーン1~2杯加えるのもおすすめです。 重曹水を飲み過ぎると塩分過多になる可能性があります。1日3gまでが限度です。
タイトルとURLをコピーしました