【メーカー別】簡単に鼻うがいする方法｜ヨガ/プレフィア | Page 3

また、ハナノアには「ハナノアa」と「ハナノアb」の両方のタイプがあります。「a」はノズル部分から洗浄液を直接流し込む方法で、「b」は洗浄液がシャワー状になって出る方法で鼻うがいをします。鼻うがいに慣れていない方には、「b」のシャワーで鼻を洗う方法がおすすめです。ハナノアは、薬局やドラッグストアで購入可能です。

鼻うがいの注意点

鼻うがいの方法やメリットがわかったからといって、すぐに鼻うがいをしてもよいわけではありません。鼻うがいをするときの注意点があるので、それらを守ってから鼻うがいをするようにしましょう。

鼻うがいの後は強く鼻をかまない

鼻うがいをした後は、鼻腔内に洗浄液が残っている場合があります。その状態で強く鼻をかんでしまうと、洗浄液が耳に流れて中耳炎の原因になることがあります。中耳炎を防ぐ方法は、鼻うがいをした後にゆっくりと片方ずつ鼻をかむことです。一気に残った鼻水や洗浄液を出さないようにしましょう。

鼻うがいは1日1回まで

鼻うがいが気持ちいいからといって、何回も繰り返していいわけではありません。鼻うがいをしすぎると、粘膜の綿毛や粘膜面の機能を損ねる可能性があります。1日1回を目安にして行いましょう。

鼻うがいは清潔な液や容器で

鼻うがいで鼻の中をきれいにするためには、容器も液も清潔でなければなりません。容器は使い回すのではなく、使った後はきれいに洗いましょう。容器をきれいに使う方法は、洗った後に煮沸消毒をすることです。

また、作った生理食塩水は、何回も使い回すのではなく、すぐ使い切りましょう。市販の洗浄液の場合は、製品の説明書を読み、それに記載されている保存方法に従ってください。

なぜ清潔にする必要があるか？

アメリカで鼻うがいによる死亡事故がニュースとして取り上げられたことがあります。その原因は、煮沸した生理食塩水や専用液を使わずに水道水を使ったことでした。

水道水には、少なからずアメーバや細菌が含まれているので、それらが神経を通して脳に侵入して重症化してしまいました。日本の水道水でも決して安全とは言い切れませんが、容器と洗浄液を清潔な状態で行えば可能なので、安心して行ってください。

鼻うがいは治療ではない

鼻うがいさえすれば、鼻づまりはへっちゃらとおもってはいけません。鼻うがいは、通常の方法で鼻をかんでも取り切れない菌やウィルスを、除去するために行う方法にすぎません。

鼻うがいは、鼻づまりそのものを長期的に解消するものではありません。体力を付けたり、規則正しい生活習慣にするなど、風邪や花粉症にかかってしまった根本的な原因を見つけて、解決するようにしましょう。鼻うがいをしても鼻づまりが続くような場合は、耳鼻咽喉科に相談して鼻づまりそのものをしっかり治しましょう。

鼻うがいで健康な身体を手に入れよう

今回は、鼻うがいの効果、方法、注意点を紹介しました。鼻づまりに悩む人だけでなく、都会でいつも排気ガスに揉まれている方にも、鼻うがいは鼻や喉の調子を整えるおすすめの方法です。

鼻うがいを習慣にすることで、体が浄化され健康な体を手に入れることができます。最初は上手にできず慣れない人が多いですが、正しい方法で行えばスッキリした生活を送ることができます。ぜひ、鼻うがいを実践してみてください。