動物性たんぱく質が含まれている食品・効果的な接種方法

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たんぱく質とは?

動物性たんぱく質が含まれている食品・効果的な接種方法

たんぱく質は筋肉や臓器の構成成分であり、人間にとってなくてはならない栄養素です。主に動物性たんぱく質と植物性たんぱく質に分かれており、不足するとスタミナ不足や発育障害、抵抗力の低下などを引き起こす危険性があります。

動物性たんぱく質が含まれている食品の種類と特徴

動物性たんぱく質が含まれている食品・効果的な接種方法

いくら発育に必要だからと言っても、たんぱく質はたくさん摂ればいいと言うものではありません。たんぱく質は糖質と同様に1gあたり4kcalのエネルギーを含んでいます。その為、たんぱく質を摂りすぎるとエネルギーの摂取過多につながる恐れがあります。また、動物性たんぱく質を多く含む食品は脂質も多く含んでいる場合が多く、脂質の摂取量も過剰になりやすい傾向にある為、注意が必要です。

肉類

肉類は最もよく知られた動物性たんぱく質の供給源と言えるでしょう。主に牛、豚、鶏などの肉から摂取します。

栄養価の面では動物性たんぱく質はもちろん、ビタミンB1や鉄分が豊富に含まれている事が肉類の大きな特徴です。特に豚肉や鶏肉は安価でボリュームもあり、幅広い層から根強い人気がある食品です。 一方で注意すべき点としては、肉類は飽和脂肪酸と言う脂肪酸が多く含まれている事が挙げられます。この飽和脂肪酸は、摂りすぎると脂質異常症や動脈硬化などの危険性が高まる為、摂りすぎには十分注意が必要です。 また、肉類は肉の種類や部位によって含まれている栄養素の量が大きく異なる事も特徴のひとつです。バラ肉やモモ肉は脂質が多い一方で、胸肉は脂質が少ない傾向にあります。その為、自身の要望に合った部位の肉を選ぶ事が大切です。

魚は日本人にとって昔から動物性たんぱく質の供給源として親しまれており、主に赤身魚・白身魚・淡水魚に分類されます。

魚の最大の特徴は、不飽和脂肪酸が豊富に含まれている事です。特にイワシやサバ、サンマなどに多く含まれるIPAやDHA(ドコサヘキサエン酸)は血栓の予防や脳の老化防止に効果的だと言われています。IPAやDHAは肉類にはほとんど含まれていない為、魚が唯一の摂取源と言っても過言ではありません。 また、ワカサギやシシャモ、サバの水煮缶など骨ごと食べられる魚はカルシウムの供給源にもなります。特に日本人はカルシウムが不足傾向にあり、積極的な摂取が必要です。カルシウムは骨や歯をつくる重要な栄養素である為、牛乳やチーズ以外にも魚から摂取すると効率よく摂取出来るでしょう。 ちなみに、魚は全体的に動物性たんぱく質以外に脂質も多い傾向にあります。ただし、タラやホキなど一部の白身魚は高たんぱく質且つ低脂質です。脂質の摂取量が気になる方は、これらの魚を取り入れてみるのも良いでしょう。

日本人は魚離れが深刻

ここで、近年問題になっている日本人の食生活についてご紹介します。最近、日本人の魚離れが深刻化していると言われています。摂取量が増えている肉類に対して、魚は年々消費量が低下しているのが現状です。では、なぜ日本人は魚を食べなくなったのでしょうか。

主な原因は、食生活の欧米化だと言われています。食生活の欧米化により、肉類の摂取量が増加し、魚を食べる機会が減ってしまった事などが挙げられます。最近では親にあたる世代で魚嫌いな人が増えた為、その子供も魚を食べる習慣が無くなり、魚嫌いになってしまう傾向にあります。 魚が嫌われる主な理由は、「肉類に比べて調理が面倒」「魚の臭みが苦手」「骨があって食べにくい」などが挙げられます。しかし、これらの理由で魚を食べないのは非常にもったいない事だと言えます。 今や魚はほとんど切り身で売っている為、さばく必要がありません。骨が嫌なら、骨を取り除いた状態で売っている魚もあり、骨ごと食べられる魚もあります。魚のさばき方やレシピはネットや本で簡単に見つかります。だから、皆さんは魚をもっと積極的に摂取して下さい。
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