卒検に落ちた場合どうなるのか・内容とコツ・効果測定

車・ドライブ

最後の最後が肝心です!

卒検に落ちた場合どうなるのか・内容とコツ・効果測定

試験官に指示された路上をこなし、長く感じられた卒検も終わりを迎えようとしています。しかし、最後まで気を抜かないでください。指定された場所に車を寄せる際の方向指示はもちろん、停止してからも結構な注意すべき項目があります。

まず、車を寄せてエンジンを切りますが、この際にサイドブレーキーを入れることも忘れがちなポイントです。さらに、シートベルトを外し、車外に出る際も後方を確認しなければいけません。 このように、本当に色々な注意点がある卒検路上ですが、考えてみると免許取得後の運転においても当たり前のことが多く、すべて大事な要素となります。

教習所内の卒検項目。

路上の試験が終わると次は教習所内での試験が待っています。この教習所内での試験項目は「縦列駐車」「方向転換」のどちらかとなり、これはその場にならないと分かりません。もちろんどちらの技能も実際に必要になるものですで、苦手な場合、事前の教習で教官にお願いをしておき、重点的に練習をしておきましょう。

また、このどちらかが選択される試験項目ですが、ちょっとした裏技があります。それは、この教習所内の試験、実際に縦列駐車、方向転換の開始までは試験の項目に含まれていないんです。だからといい乗り込んでポイントまで適当でいいという訳ではありませんが、知っておくと多少は安心できるでしょう。

卒検で緊張するときの対処法

卒検に落ちた場合どうなるのか・内容とコツ・効果測定

自動車教習所において最後の関門である卒検ですが、経験者すべてが緊張した、というくらい独特な雰囲気があります。実際にこれに落ちてしまうと追加で10000円程度の追加料金が発生し、再度予約も取らなくてはいけなくなるなど、実質のマイナス面も大きいのは間違いありません。

おのずと緊張してしまう卒検ですが、考え方次第では少しその緊張を解くことができます。 試験は通常、3人くらいの教習生が同時に受けることになりますが、その教習生をライバルと思わず、仲間だと思うことが大切です。卒検は10人中必ず数人が落ちるという試験ではなく、10人全員が受かる可能性もあるものなのです。

また、その仲間たちと事前にコースや注意点などについて話し、情報を共有することも緊張を解すきっかけになります。

全体的な卒検の流れはこうなっています。

卒検に落ちた場合どうなるのか・内容とコツ・効果測定

この項では改めて卒業検定(卒検)の流れについて説明いたします。全体の流れを把握し、焦らずに試験に臨むようにしましょう。

自分はすべて終了しているかを確認!

自動車教習所に入ってから卒検までには必ずこなさねばならない項目が多くあります。ここでは項目にして説明いたします。

1、入校の手続き〜適性検査〜入校 2、1段階技能教習ー1段階学科教習 3、みきわめー効果測定〜終了検定 4、仮免学科試験〜仮免取得 5、2段階技能教習ー2段階学科教習 6、みきわめー効果測定〜卒業検定 7、卒業証明書取得

ここまでが自動車教習所での内容になります。この後、各地の運転免許センターにて学科試験を受け、合格した場合に晴れて運転免許の取得となります。 また、教習所で注意しなくてはいけないのは、教習期限というものがあり、教習開始日より9ヶ月という期限内に2段階のみきわめまで終了させる必要があります。なお、仮免の有効期限は6ヶ月となっています。

卒検当日の具体的な流れ1

卒検の当日の流れを説明いたします。

各自動車教習所によって多少の違いはありますが、基本的に卒検は毎日行われているものではなく、週に2回のことが多くなっています(月曜日と木曜日のみ等)。また、卒検当日は非常に早い時間から説明が始まりますので、教習所に遠い方は気をつけてください。 およそ午前8時頃から教習所の一室に教習生が集まり、そこで卒検に際する注意点、コースの説明、グループ分け他についての説明を受けます。最近の教習所は事前に忘れたり紛失したりの無いように仮免を預かってくれている場合が多くなっていますが、ご自分で所有している方は忘れないうに注意してください。 その後、約1時間で卒検の開始となりますが、その間にコースの確認や、縦列駐車、方向転換の手順の確認をしておきましょう。また、同じグループになった方々と話をして緊張をお互いに解すのもいいでしょう。

卒検当日の具体的な流れ2

いよいよ緊張の卒検の開始です。上記したように、路上〜教習所内での縦列駐車or方向転換を終えると試験は終了となります。その後、他の受講者の卒検がすべて終了し、約1時間後に再び教習所の一室に集合し合格発表となります。

この合格発表ですが、なかなか残酷な部分もありまして、合格者の名前が順番に試験官によって呼び上げられていくのですが、呼ばれなかった受講者はその場で終了となり、退出することになります。 また、合格者はそのままその場に残り、その後の説明を聞きます。合格者はさらにその後1時間、教習所の卒業証明書の制作を待ちます。各教習所によって多少スタイルが違いますが、再度放送で合格者は部屋に集まるように言われ、そこで卒業式となります。これで晴れて自動車教習所のすべてをクリアし、長かった教習所生活は終わりとなります。

卒業後の流れ

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無事に教習所を卒業しても、もちろんまだ車に乗ることはできません。その後、その地域の免許センターへ行って最後の最後の試験を受けることになります。

この免許センターでの試験に技能はありませんが、効果測定、仮免試験の際に出題されたのと同等の問題が出題されます。 卒検には学科試験が無いため、しばらくの間、学科問題から離れており、問題を忘れてしまうということが多くあります。それを防止するためにも卒業してからすぐに学科の問題に触れておくようにしましょう。
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