痛車の作成にかかる平均費用|痛バイク/ラッピング/マグネット

車・ドライブ

痛車の魅力とは?

ここ最近日本では、アニメ文化が栄えています。そのアニメにかける情熱や愛情を、車に注ぎこんでしまうという人たちもいます。こうした愛情表現から生まれたものが、痛車です。アニメオタクの世界では、アニメの好きなキャラクターのことを推しや嫁と呼んでいます。その嫁の魅力を全面におし出したデザインにすることが、痛車の定義とされています。

痛車を作っている本人は痛くもかゆくもありません。むしろ、幸せに思う人が多いです。しかし、そのことを知らない親御さんや友人、恋人が見たときに、この人の性格は痛い、と感じてしまうことから、痛車と呼ばれるようになっています。 今回は痛車にどのくらい費用をかけているのかについて書いていきます。あくまで平均費用のため、実際に痛車を作るときは、お金より嫁への愛情が勝っているはずです。

痛車・痛バイクの作成・ラッピングにかかる平均費用

痛車の作成にかかる平均費用|痛バイク/ラッピング/マグネット

痛車と一言で言われても、あくまでラッピングのみに抑えるか、それとも中身のエンジンをはじめとしてパフォーマンスもあげるかでかなり異なってきます。ラッピングだけに抑える場合でも、ステッカーを多く使用したり、大きいステッカーを用いたりするとそれだけ費用もかさみます。

また、自宅で作業をする場合には費用を抑えることも可能です。しかし、お店などで行うとなると、その分費用もかさんでしまいます。まずここで大事になることは、どのくらい改造するかをあらかじめ決めることが大切です。 ただラッピングのみを楽しみたいという方はラッピングの費用のみで事足ります。一方、嫁とともに速さも追い求めたいという方は、ラッピングのほかに、パフォーマンスの部分にも力を入れなければいけません。

フルラッピング

痛車の醍醐味ともいえる作業が、ラッピングです。痛車のほとんどはフルラッピングと呼ばれる、車全体をラッピングするという手法が一般的です。基本的にラッピングする場合は、A4サイズのステッカーを約400枚ほど使用するといわれています。費用については、ベースとなる車のサイズによって異なります。

たとえば、最近人気である軽自動車や小型ハッチバック車の場合、かかる費用は平均12万から14万円ほどです。しかし、業者に頼んで仕上げる場合、ショップによっても異なります。業者の場合は平均して約30万円と、自作の場合の倍以上かかることになってしまいます。

自作と業者のメリットとデメリット

嫁への愛は人一倍あるが、費用はあまりかけられないという人も多いはずです。そんな方の多くは自作で仕上げる人が多いです。しかし、自作でフルラッピングをすることは、実は非常に困難だといわれています。

一見簡単だと感じてしまいます。しかし、ベースとなる車ごとに形は違います。その形に合わせてきれいに貼るには、専門的な技術が必要です。そのため、自作で痛車を作る場合、フルラッピングにせず、部分的に行う程度に抑えるという人が多いです。 一方で業者に頼む場合、業者のためその専門的な技術を持っているため、どうしてもフルラッピングで仕上げたいという人は、業者に頼むことをおすすめします。

改造を含めた費用

痛車の多くは、スポーツカーなどをベースとしている人が多いのが事実です。痛車のブームが広がり始めた当時は、レース界でも痛車風のデザインのレースカーも出ていたため、おのずとスポーツカーやスポーツセダンをベース車とする人が多くなりました。

スポーツカーの大きな利点は、アフターパーツと呼ばれるカスタムパーツが多いということです。多いといわれても、車種によってそのラインナップは大きく異なります。しかし、中には汎用パーツもあるため、汎用パーツを使用するのもひとつの方法です。
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