整腸剤おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

ボディケア

整腸剤の種類と選び方

整腸剤おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

あなたはいつも整腸剤を常備していますか。整腸剤は食べ過ぎや冷えで「なんとなくお腹の調子が悪い」時に使う、消化器官系の医薬部外品です。整腸剤は疾患などに直接働く薬ではなく、疾患や生活習慣の乱れなどが原因で荒れた腸内環境の改善を目的として作られた薬です。

整腸剤はどのような目的で、どのような時に服用するのでしょうか。健康維持のためにおすすめの整腸剤の選び方や、体調が優れない時に整腸剤を服用する時の整腸剤の種類などを考えていきましょう。

整腸剤の種類

実は整腸剤には、色々な種類があります。体調や症状など、ご自身のお腹の調子に応じて使い分けることが必要です。代表的なおすすめの整腸剤の種類を紹介します。

ビフィズス菌製剤

ビフィズス菌のみで作られた整腸剤です。ビタミンCなどと合わせて配合されているものもあります。「整腸剤は初めて」「整腸剤を試したいけど、どれを選んでよいのかわからない」時はまず、このビフィズス菌製剤がおすすめです。

ビフィズス菌配合製剤

ビフィズス菌の他の乳酸菌と合わせて作られている整腸剤です。「ビフィズス菌製剤を続けていたが物足りない」「食生活が変わったので他の整腸剤を試してみたい」という時に、おすすめです。

酪酸(らくさん)菌製剤

酪酸菌とは、免疫力を高めたり大腸のエネルギーを高めたりするために重要な「酪酸」という物質を作り出す善玉菌です。酪酸菌は生き物の消化器官内の常在菌で、胃酸などに強い特徴があります。大腸まで生きて届き、腸内バランスを整える役割を果たしてくれます。「比較的体が弱い(=免疫力に不安がある)」「大腸に不安を抱えている」タイプのお腹の悩みにおすすめです。

酪酸菌配合製剤

酪酸菌に加え、乳酸菌など他の有効な菌が配合されている整腸剤です。酪酸菌には小腸や大腸などの荒れた腸壁を修復する働きがあるため、酪酸菌と乳酸菌を合わせて摂ることで腸内での乳酸菌の働きをスムーズにする効果があります。「食生活が変わった」「抗生物質を飲んでいた」など、自分の腸内環境に何らかの変化を感じている場合におすすめの整腸剤です。

整腸剤の選び方

ご自身のお腹の調子や悩みに合わせて適した整腸剤を選ぶのが大切です。「特に問題はないが、健康維持を考えている」「すぐに下痢をする」「便秘になりがち」「お腹が張る」など、気になるお腹の悩みや症状は人それぞれ異なり、おすすめの整腸剤も変わります。

サプリメントのように健康維持を目的として整腸剤を飲む人にも、不快な症状が出た時、一定の期間だけ整腸剤を飲む人にもそれぞれ適した整腸剤があります。整腸剤に配合されている乳酸菌や善玉菌にも個性があり、飲む人とのお腹の相性もあると言われているので、色々な整腸剤を試してみるのもおすすめです。

整腸剤おすすめ人気ランキング

整腸剤おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

通信販売やドラッグストアなどで気軽に買える、おすすめの整腸剤をランキング形式で紹介します。「整腸剤を飲み始めてみたいが、どれが良いかわからない」「すでに整腸剤を飲んでいるが、違うものを試してみたい」などという時の参考にしてください。

ランキング3位:「新ビオフェルミンS錠」

新ビオフェルミンS錠
新ビオフェルミンS錠

¥ 3,402
口コミ

ビオフェルミンを服用するようになって、しばらく続いた便秘が解消されました。現在も朝晩服用しています。

おすすめの整腸剤と言えば頭に浮かぶのが大正製薬の「新ビオフェルミンS錠」ではないでしょうか。「人にはヒトの乳酸菌」でおなじみのビオフェルミンシリーズは、大正6年(1917年)から「乳酸菌のくすり」として赤ちゃんから大人まで親しまれてきました。

キャッチフレーズの通り、ヒト由来の乳酸菌で腸への定着もよく、ビフィズス菌が小腸から大腸まで幅広く活動するおすすめの整腸剤が第3位です。

ランキング2位:「新ラクトーンA」

新ラクトーンA
新ラクトーンA
口コミ

新ビオフェルミンs錠から、乗り換えです。 「大」の量が増えました。 スッキリします。 大満足です。 有り難いです。

ビール酵母でおなじみのアサヒグループから発売されている整腸剤がこの「新ラクトーンA」です。ビフィズス菌の他にも2種類の乳酸菌と、腸内環境を改善するビタミンB1、B2を配合している整腸剤です。

さらにおすすめの特徴は、アサヒグループの製造力を生かしたビール酵母が配合されている点にあります。ビール酵母には乳酸菌や善玉菌などの有用菌を増やす働きがあり、整腸剤と合わせて摂るのにおすすめの成分です。 「他の整腸剤からラクトーンAに変えて、腸の調子がさらに改善された」という口コミも多くみられるところから第2位にランクインしました。特に便秘にお悩みの方におすすめの整腸剤です。

ランキング1位:「強ミヤリサン」

強ミヤリサン
強ミヤリサン

¥ 2,592
口コミ

ビオチンのサプリと共に飲むために購入しました。 溶けが早く、また自分の体質に合うのか便の調子がとても良くなりました。 過敏性腸症候群のような症状が大分改善されたので手放せません。

日本における、「生きて腸に届く善玉菌(=プロバイオティクス)」の概念を確立させたのが、酪酸菌である宮入(みやいり)菌であると言われています。宮入菌とは1933年に宮入博士が発見した、腸内の腐敗に強いカプセル状の菌です。その宮入菌を他の善玉菌と配合して作られたのが、ミヤリサン製薬の「強ミヤリサン」です。

宮入菌は、カプセル状のため抗生物質や胃酸による影響に強く、他の整腸剤に比べて生きたまま腸に届きやすいのがおすすめの特徴です。抗生物質の服用などによる腸内環境の悪化や、大腸の不快な症状などにお悩みの方におすすめの整腸剤です。

特徴・用途別おすすめの整腸剤

整腸剤おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

日頃の健康維持のために整腸剤を活用するのもおすすめですが、環境の変化や免疫力の低下などによる不快なお腹の症状にも、整腸剤が効果を発揮する場合があります。どのような時にどのような整腸剤がおすすめかを考えていきましょう。

下痢の時におすすめの整腸剤

ストレスで腸の働きが悪くなったり、食べ過ぎ飲みすぎで腸内環境が悪くなることで、食べ物を腸でうまく消化できずそのまま排出されるのが下痢です。脱水症状に陥る可能性もあるので、水分をこまめに補給しつつおかゆなど消化・吸収の良いものを食べ、ビオフェルミンなどの乳酸菌製剤で腸内環境の改善を図ることがおすすめです。

ただし、発熱や激しい腹痛を伴う下痢は、食中毒などの感染による可能性も考えられますので、安易に整腸剤を摂らず医療機関を受診しましょう。また、急性症状がない場合も、整腸剤を服用しているにもかかわらず、下痢の状態が1カ月以上続く場合は、病院に相談へ行くことをおすすめします。
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