手相のエロ線の見方・エロ線がある人の意味|繋がっている/両端
この人差し指側のエロ線のことを「S(エス)線」と呼ぶこともあります。それは、自己主張の強いわがままな人に現れる線であって、恋愛では相手を支配、リードしようとする傾向が強い人に現れるからです。木星丘(人差し指)が支配や権力を表すところから、こちら側の端はエスの性格が強いことに繋がります。
小指側の片端がある場合
小指側に独立して現れる短いエロ線は、思慮線と呼ばれる線になります。思慮線がある人は、思慮深く賢明な人であり、どんな状況にあっても良いアイデアが浮かんできて、あらゆる場面において冷戦沈着に対応できる人です。
エロ線の片端に当たる小指側は、太陽丘(薬指)が人気、信用、名誉などを表し、水星丘(小指)がコミュニケーションや社交力などを表すように、自他で言うと他の側面が強い位置に当たります。この小指側にエロ線があると、自己主張をせずに、相手(他)の言うことを聞くことが心地いいと思う傾向が強くなります。そのため、この線は「エム(M)線」とも呼ばれます。 確かに、思慮線がある人は、自分が置かれた様々な状況にうまく対応する臨機応変さを持ち、悟りを開いたような精神の持ち主なので、エムのような性格があると言っても間違いではありません。線の両端がある場合
エロ線の両端、つまりタレント線(エス線)と思慮線(エム線)がある人の場合ですが、どちらの線に力強さがあるか、あるいは明瞭であるかで判断します。線が力強く明瞭に刻まれていればいるほど、それが表す意味も強くなるというのが手相を観るときの基本原則です。従って、線の両端のいずれかではっきりとして目立つ方が、その人の性格を強く表すようになります。
人差し指側がはっきりとしていれば、自己主張が強く、相手を支配、リードしようとする傾向が強い人であり、小指側がはっきりとしていれば、相手の言うことに耳を傾けて従おうとする傾向の強い人ということになります。双方とも同じくらいであれば、双方の性格を併せ持つということです。 この短い両端の線であってもエロ線の一部ですので、こうした線がある人には異性を引き付けるオーラがあって、異性にモテる人が多くなります。線に島や星形がある場合
エロ線上に島があると、異性関係で苦労することを表します。感受性が強く、他人や相手への共感力もあるのですが、恋愛の仕方に問題があることで、相手とのトラブルになる可能性があります。エロ線があるので異性にはモテますが、島がある人は心労のある恋愛をすることになります。
また、エロ線上に星形(スター)があると、やはり異性にアピールする魅力がありモテるのですが、愛情や相手に対する理想が高すぎて、恋愛がうまくいかない可能性のある人です。強い感受性と優れた美的感覚の持ち主で、美しさや芸術性の理想を追求するところはいいのですが、異性に対しても理想を追求しすぎるとうまくいかないものです。現実的対応が必要な人です。エロ線は異性にモテる証
エロ線という刺激的な呼び名ですが、その意味するエロさとはスケベでいやらしいということでありません。それは、異性を引き寄せるオーラと魅力があるという意味でのエロさです。確かに、大きく乱れたエロ線があれば、いやらしくエロい人ということもあります。しかし、エロ線が表すのは感受性が強く、他人の気持ちがよく理解できて異性にモテるということです。
エロ線がある人は、相手に共感しやすいので、自分に好意を寄せてくれる人には惚れやすく、異性関係も多くなりやすくなります。一方、美的・芸術的感覚に優れる人なので、そのセンスを生かしたクリエイティブな仕事に向いています。そして、人差し指側にエロ線があれば、自己主張と自己アピール力が強い人なので、タレント向きの性格の人です。 エロ線があることを茶化して面白がるのは間違っています。この線があることは決して恥ずかしいことではありません。人に共感できて思いやりがあり、そして異性にモテるということの証がこの線です。