ヒトラーの予言は嘘?ヒトラーの予言一覧|エボラ/イスラエル/イスラム

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歴史に残る人物 ヒトラー

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ヒトラーという人物の存在を知らない人は恐らくいないでしょう。ドイツの政治家であり、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党・ナチス党)の指導者としてドイツを第二次世界大戦に導いたことは有名です。しかし、ヒトラーの悪名を後世にまで知らしめたのは、この大戦の間にユダヤ人に対して行った組織的な大虐殺、すなわちホロコーストでした。

今でもユダヤ人団体はこの残虐な行為に対して、当時のナチ党の党員に対して賠償を求めており、ニュースではナチ党員に対する裁判がいまだ取り上げられています。また、ハリウッドでは当時のユダヤ人に対する虐殺の様子を数多くの映画で再現し続けています。 最近、記憶に新しいのはアカデミー賞に輝いた「戦場のピアニスト」でしょう。私たち、映画を観る者に、いかにナチスのユダヤ人狩りが悲惨なものであったかを生々しく伝えた秀作です。

ヒトラーはユダヤ人説

ヒトラーについては未だ多くの謎が付きまとい、特に出目については、ヒトラーが現役の党首であったころから、根強く残る噂があります。それはユダヤ人に対して迫害を行ったヒトラー自身が実はユダヤ人であるというものです。

ヒトラーの実父でアロイスヒトラーはオーストリアの地方にある未婚女性の私生児として誕生しました。当時母親マリアは、ユダヤ人資産家の家に奉公に出ており、その時期の出産であったことから後々ヒトラーの父はユダヤ人だという噂が絶えませんでした。ヒトラー自身は、「私は一族の歴史について何も知らない、私ほど知らない人間はいない」と語っています。 もし、あれほど執拗にユダヤ人に対して制裁を行っていたヒトラー自身がユダヤ人ならば一大スキャンダルに発展することは間違いなかったはずです。本人は事実が判明しないように必死であったことでしょう。

ヒトラーを擁護する声

ヒトラーが語られる時は必ずユダヤ人問題が出てくるように、ヒトラーに対する世間の評価は、ヒトラー=ユダヤ人を大虐殺した悪党、というものです。しかし、ある一部の歴史学者や経済学者の中からはヒトラーは有能な政治家でありドイツを救った、と擁護する声も上がっています。

大戦が始まる前のドイツは、アメリカの大恐慌を発端にした、深刻な経済難でGNPは前年比35%の下落、失業者は560万人という凄まじいものでした。、国民の政治に対する不満が多い中ヒトラー政権は発足しましたが、「4年で失業問題を解決して、ドイツの経済を元通りにする」ことを掲げての当選でした。 そしてなんと結果、4年経たない内にヒトラーは公共事業を増やし労働者にその費用を還元することで、失業者を92万人にしドイツ経済を立て直すことに成功したのです。

今なお残るナチ裁判

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しかし戦後、60年経った今でもホロコーストの残した爪痕は大きく、ナチス・ドイツによるホロコーストの加担者は拘束され裁判を受けています。驚くべきことに最近では、2012年の7月18日、ハンガリーの検察当局によって97歳の元ナチス党員逮捕されたことが報じられました。

なぜこのように長い期間を経た今も、裁判が行われているかというと、1979年に西ドイツ政府が決定したある法律があるからです。それは「悪質な殺人に関しては時効を一切廃止する」というものです。アウシュヴィッツなどで行われたユダヤ人に対する虐殺は、周到に計画されて実行された悪質な殺人とみなされるのです。その為、ナチス戦犯は生きている限り捜査の対象となっており、このように裁判が続いています。

ヒトラーは霊能力者だった?

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ヒトラーの死後、戦争犯罪を行ったナチ党の幹部を裁く裁判で、ヒトラーに関する驚くべき証言がありました。それはヒトラーはただのユダヤ人虐殺を指導した党首、というだけでなくオカルトに心酔し黒魔術の霊能力者であったという事実です。その証言によると、ヒトラーは霊能力に基づく数多くの予言をしており、その予言にならって党の指揮を執っていたといいます。

これは数多くの、ナチ党員が証言しており、例えば気鋭の戦闘集団に対してその作戦前に予言を演説したというような逸話も残っています。その霊能力をどの程度戦闘に影響させたかは定かではありませんが、当時よりこういった黒魔術の霊能力に頼っていたことは明らかなのです。

予言者集団 ニーベルゲン復讐騎士団

ヒトラーの予言の中でも「究極予言」と呼ばれているのが2039年のことを予想した「ニーベルゲン復讐騎士団」という予言です。これはSS(ナチス親衛隊)の中でも、さらに超エリート集団に属した「ニーべルゲン復讐騎士団」のメンバーにのみ語られた最高機密の予言であると言われています。

この「ニーベルゲン騎士団」、これはナチス親衛隊にあったさまざまな部隊とは一線を画したグループでした。古代ゲルマンの伝説に出てくるニーベルゲン騎士団、ヒトラーはオカルト的な発想から非常にこの伝説を気に入っており、自分の側近部隊とも言えるこのグループに名付けました。 ニーベルゲン騎士団に選ばれたのはたったの120人。当時ナチの高官になるには非常に重要視されていた家柄や学歴は一切関係なく、むしろ予知能力や霊感やを持っていることが条件でした。ニーベルゲン騎士団に選ばれた将校たちはヒトラーの近しい側近としてその能力を十分に発揮したと言われています。

日本に関するヒトラーの予言

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ヒトラーの日本に対する予言で一番有名なのがこの「東方が巨大な実験の場になる」、という予言です。

最初の巨大な実験の場というのは1932年のにこの予言をしていたことから、後のアメリカによる2発の原爆の投下を予想していたと言われています。 もう一つは日本は「永遠の未成年者集団」になるだろう、という予言。この少し複雑な予言は、当時それを直接聞いていた党員幹部らも意味を理解しあぐねていました。 しかし後の解釈ではヒトラーは未来を両極端な世界に分かれる、つまりお金、権力が一か所に集中すると予言していたと言われます。その中で日本は永遠の未成年者集団=裕福で何の苦労もなく幸せに暮らせる国になると予言の中で語ったと解釈されているのです。

ヒトラーの予言は嘘?

ヒトラーの予言については、その後のナチ裁判での証言や当時のヒトラーの側近の話から事実だという人もいれば、ヒトラーの生い立ちや性格を分析する史学者などからは全くのでたらめだ、という意見もあります。

ヒトラーが当時、ただの党員だった時代を経てトップに上り詰めた理由には、その聴衆を心酔させるようなドラマティックな演説にありました。国の経済が疲弊し、人々が偉大なるヒーローを求めていたところに現れたのがアピールと演説に長けたヒトラーだったという訳です。
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