ダメ人間の特徴・ダメ人間から脱出する方法・ダメ人間診断

あなたは「自分はダメ人間」と思ったことはあるでしょうか。ダメ人間でなくても、「自分は完璧な人間だ」と思う人は少ないでしょう。ということは、誰しもダメ人間の要素を持っているということになります。人間誰しも欠点や不得意なことはあります。しかし、それが他人よりも格段に落ち込んでいたり、改善しようと努力しない場合、ダメ人間と判断される材料になるでしょう。

では、ダメ人間とは具体的にどのような人のことを表すのでしょうか。ダメ人間の特徴を紹介しますので、あなたの周り、もしくはあなた自身がそのような傾向にないかを確認してみると良いでしょう。

昼間に仕事をしたり学校に行く生活をしていても、夜の自由な時間の誘惑に負けて明け方まで過ごしてしまうという人もいるでしょう。それが休日の前日などならば許される範囲ですが、次の日が仕事でもそのような過ごし方をしていると、朝起きることが困難になり、夜型の生活になってしまうでしょう。

人間は楽なほうに流れてしまいがちですが、自制心がある人や意思の強い人は状況判断をして行動や生活スタイルを見直すことができます。ダメ人間と言われるような人は夜型の生活から抜け出せず、仕事や学校に遅刻しがちになってしまったり、ズル休みをしがちになるでしょう。

ダメ人間と言われる人は、楽しみが見つけられないことも特徴の一つです。そのため、現実逃避ができるお酒に溺れてしまう人が多いでしょう。お酒を飲んで酔っているときは陽気に振舞って楽しめますが、酔いから冷める翌日には惨めな気持ちを味わうことになるでしょう。

しかし、ダメ人間はそれでもお酒に溺れることをやめられません。惨めな気持ちになることがわかっていてもやめられないのは、ほかの方法を見つけようとすることを怠っているからでしょう。

体調や体型をコントロールするためには、日々の生活スタイルを見直す必要があります。ダメ人間と呼ばれる人は、生活スタイルを見直したり変えたりすることができず、体調を崩しがちになったり、体脂肪が増えるなど、体へのさまざまな影響が出てきてしまいます。

体調管理や体型管理というと、風邪をひいたら薬を買ってきて飲んで安静にする、太ってきたと感じたら食事制限をしたり運動するようにするなどの対策が考えられます。しかし、ダメ人間は面倒なことが嫌いなので、薬を買いに行くことは億劫だと考えるでしょう。 食事制限をするためにはある程度の強い意思がなければ誘惑に負けてしまいます。痩せたいと思っても、ダメ人間だと食欲が満たされるまで食べてしまうでしょう。また、運動習慣がない人が生活に運動を取り入れることは難しいですが、ダメ人間にとって生活スタイルを変えることは皆無と言えるでしょう。生活スタイルを変えられない言い訳として「疲れたから」などと口にするようならばダメ人間と見られてしまっても仕方ないでしょう。

掃除や整理整頓ができない人は、周りから見ても良い印象は感じられず、ダメ人間と思われてしまうでしょう。特に生活の中心である部屋は、ダメ人間の特徴が表れやすい場所の一つです。

ダメ人間と呼ばれる人の部屋は、ゴミがゴミ箱に捨てられていない、服が脱いだま置いてある、ホコリがたくさん溜まっている、使ったものが元に戻されていないなどが考えられます。当てはまるものが多いほどダメ人間と思われる原因となるので注意しましょう。

手間を省くことはスマートで現代的と言われ、AI技術を使った商品も増えています。しかし、何事においても手間を省くことを考えたり、面倒くさがりな人はダメ人間と呼ばれることがあるでしょう。例えば、「食事を作るのが面倒だからカップ麺でいいや」「近いけど面倒だから車で行こう」ということが頻繁にある人は要注意です。

栄養士のようにバランスを考えた食事を毎回作るのは大変です。しかし、手間だからと言ってカップ麺やおやつだけを口にしたり、ファストフードだけで済ますことを続けていると、当然体への影響が出てくるでしょう。 また、歩くことを面倒と思うことは誰しもありますが、あまり家から出ることがない人にとって近所でも歩いて行くことは貴重な運動のチャンスです。手間を惜しむとますますダメ人間へと近づいてしまうでしょう。 手間を惜しむダメ人間は、「洗濯するのが面倒だから着替えない」「お風呂に入るのが面倒だから入らない」などエスカレートしていきます。ダメ人間にとっては楽なことをしているだけですが、周囲の人にとっては臭いや清潔面で接することが困難になることも考えられます。

ダメ人間と言われる人は、自分さえ良ければ周りに何を言われても良いと考えるでしょう。仕事やプライベートでなにかアドバイスを受けるときなどにも、ダメ人間は聞き耳を持たないという特徴があります。

また、説明を聞かずに作業を進めていってしまったり、分かったふりをしてしまう人もいます。このようなダメ人間になってしまうと、友人などから敬遠されるだけでなく、仕事を失敗しがちになるでしょう。 特に仕事においては上司や先輩からのアドバイスや説明はしっかりと聞かなくてはなりません。話を聞けないダメ人間になってしまうと、仕事を与えてもらえなかったり居場所をなくしてしまうでしょう。話を聞かない人に何度も説明するのは手間なので、周りの人は徐々に遠ざかっていくでしょう。

話を聞かないことも問題ですが、他人の意見に流されすぎることも問題です。相手によって意見や態度をころころ変えると、信頼感がなくなりダメ人間と思われてしまうことがあるでしょう。そのままの態度で生活していくとどうなるのでしょうか。

ダメ人間の周りには、アドバイスをくれていた人は徐々に遠ざかっていき、ダメ人間と同じような意見を合わせるだけの芯のない人だけが残っていくでしょう。

「どうせ」という言葉を1日に何度も使ってしまう人はダメ人間の傾向があります。「どうせ」のあとにはネガティブな言葉しか続かないでしょう。自虐的な言葉を言ってみても周囲に同情してくれる人は少ないのではないでしょうか。もしあなたを気遣う言葉をくれなければ、ダメ人間と思われてしまっている可能性があります。

「どうせ」が口癖になってしまっている人は、成長をしようとしないダメ人間に多い傾向にあります。自分の可能性を断絶し、殻にこもって生活している人はダメ人間になっていってしまうでしょう。

異性関係にだらしがない人は、仲間内では格好良いと思われていることがあるため、ダメ人間という意識が薄いでしょう。しかし、そのようにだらしがない関係を続けていると、時間が経つにつれ相手との関係も終わるでしょう。

本当に格好良い人は、相手に誠実に向き合える人です。複数の相手と関係を持ったりすることを格好良いと思っているならば、その意識がなくても間違いなくダメ人間でしょう。

お金がないと生活できないのは明白です。ダメ人間の一つの特徴として、お金が底をつきそうなのにギャンブルに手を出してしまったり、返せる見込みがないのにお金を借りたりしてしまいます。結果的に生活が堕落し、ダメ人間への道に進んでいくことになるでしょう。

また、日常的な買い物では満足できず、使わないのに大量の商品を購入するという人もダメ人間になる可能性があります。過剰な購買意欲により借金をしてしまうというケースもあります。ネットショッピングなどは実際にお金を触らずに簡単に商品を購入することもでき、ダメ人間が使うには危険な購入方法と言えるでしょう。