知らないと罰せられるかも?運転手が表示するマークの種類や義務について
道路を走行中の車などを見ていると時折上記の画像のようなマークを取り付けた車を観たことが誰でもあるのではないでしょうか。
それぞれに明確な表示目的があります。運転している人はしっかり理解していることが運転者の務めといえます。また、道路を歩いている一般の方たちもこのマークについて知っていることはいざという時に大事になってくるはずです。 今回は意外と知られていない運転者マークについて解説していきます。意外と知らない?マークの正しい貼り付け方
まず、運転者マークとは、何なのかについて解説していきます。運転者標識というのが一般の通称と言えます。自動車に乗る運転者が表示する標識を指します。
マークの購入方法
このマークの購入方法ですが、多くはカー用品店やホームセンターへ行けば購入可能です。以前は運転免許試験場や免許更新センター、警察署などで購入するのが一般的でした。最近は100円ショップでも購入可能でとても身近なところで購入して車に取り付けられるようになっています。
マークの素材はどんなものがあるの?
マークが様々なところで販売されていますが、いったいどんな素材でできているのがあるのでしょうか。
マークは、吸盤で車内の内側窓に取り付けられるタイプとマグネットで車体に張り付けられるタイプの二つが存在しています。 吸盤タイプではプラスチック素材でマークができています。マグネットはマグネットシート素材で作られています。マグネットタイプについては、マークが外風にさらされますがある程度に耐えられるステッカーとなっています。マークの貼り付け位置は車のどこがいいの?
マークの取り付け方についてですが、これについては、自動車にかかわる法律「道路交通法施行規則」によって定められています。条文は以下です。
「法第七十一条の五第一項から第四項まで及び第七十一条の六第一項から第三項までに規定する標識は、地上〇.四メートル以上一.二メートル以下の位置に前方又は後方から見やすいように表示するものとする。」 よって貼り付け位置は地上から0.4m以上1.2m以下の部分に車両のフロント面とリア面に表示しなければいけないと明記されています。これを守って表示しなくてはいけません。運転手が表示するマークの種類について
運転者標識、マークにはいったいどんな種類があるのか説明していきます。多くの方が見たことのあるマークだと思いますがどんな意図があるのかも含めて紹介していきます。
初心者マーク
一般に呼ばれる初心者マークは正式には初心運転者標識と呼びます。このマークは、その名の通りで免許を初めて手にした初心者だとほかの運転者に分かるように表示する標識のことです。
このデザインは、若葉をイメージしたマークデザインで1972年から導入されました。導入された理由は、当時若者の運転事故が多かったことが理由とされています。