別原付の乗り方の基本とコツ|初心者/マニュアル/右折

車・ドライブ

初心者に送る原付の乗り方

通勤や通学、近所の買い物など、手軽な原付は手軽で便利な移動手段の一つです。便利で、春や秋には快適ですが危険であることも確かで、乗り方を一歩間違えると大変な事故になりかねません。

この記事ではこれから原付を乗りたい方や、乗り出してから間もない初心者の方に向けて、原付の乗り方や原付の基礎知識について紹介します。

原付の基礎知識

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原付とは正式には「原動機付自転車」と呼び、一種と二種に分類されます。乗り方はどちらも同じですが、第一種原動機付自転車(通称は原付一種)は法定速度が30km/hで二段階右折が必要です。白色のナンバープレートで二人乗りはできません。

一方、第二種原動機付自転車(原付二種・小型自動二輪)は法定速度が60km/hで二段階右折は不要です。排気量によって黄色かピンク色に分かれますが、どちらの色でも二人乗りが可能です。 原付は基本的に2輪(3輪)で、稀にミニカーと呼ばれる4輪のものも存在しますが、この記事では主に2輪(3輪)の原付バイクの乗り方について紹介します。

原付の免許

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原付一種は満16歳以上で取得できます。各都道府県の免許試験場にて筆記試験を受けることで取得できます。実技試験はありませんが、取得後に乗り方の講習を受ける必要があります。また、原付一種は普通自動車免許を持っていれば乗ることができます。普通自動車免許は満18歳以上から取得が可能です。

原付二種は小型自動二輪、普通自動二輪。大型自動二輪のいずれかの免許が必要です(ATであればAT限定で可)。

種類別原付の乗り方

ここからは原付の乗り方について紹介します。原付の乗り方は講習以外で習う機会がありません。特に普通自動車免許を持っている方が初めて原付に乗る場合は乗り方に注意が必要です。乗り方の参考にしてみてください。

服装

原付に乗る時は長袖、長ズボンが基本です。夏場でも上下長いものを着るようにしましょう。

ヘルメット

原付のヘルメットは、フルフェイス、ジェットタイプ、オフロードタイプ、セミジェットタイプ、ハーフタイプ、など、さまざまなタイプのヘルメットがありますが、SGマークとPSCマークのシールが貼られているヘルメットを選びましょう。このマークがついているヘルメットであれば好きなヘルメットを選んでいただいて大丈夫です。

道路を走行する時は

原付をはじめ、二輪全般に言えることですが、走行時は道路の左側を走ることが基本の乗り方です。道路の真ん中を走るのは望ましくありません。道路の左側を走るようにしましょう。

左側を走るのは基本ですが、前に車が走っている時は車の斜め後ろのにつけるようにしましょう。車の斜め後ろは、車の再度ミラーからな見えず、死角となります。車から見えなくなるため、巻き込まれる危険があります。 同様に、原付の再度ミラーも同じように斜め後ろが死角になります。右折・左折時や車線変更の際には必ず目視で死角に車がいないか確認をしましょう。

オートマ

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アクセル(スロットル)はハンドルの右側についており、手前に回すことで加速、元に戻すことでエンジンブレーキがかかり、減速します。原付のブレーキはスクータータイプの場合は両側のハンドルについており、右側が前輪、左側が後輪に対応しています。

停車する時はブレーキは片方だけかけるのではなく、同時にかける(同時に握る)ようにしましょう。片方だけブレーキをかけるとバランスを崩し、転倒するおそれがあります。 またブレーキはアクセルを戻してから徐々にかけるようにしましょう。走行中にいきなり全力でブレーキを握ってしまうと、タイヤがロックされ、転倒する危険があります。車のポンピングブレーキの要領で、2~3回程度ブレーキをかけて徐々に止まるようにするのが安全な乗り方です。
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