基礎化粧品の種類と選び方
毎日何気なく使っている基礎化粧品ですが、基礎化粧品と一口に言っても色々なアイテムと使い方があります。使う順番を変えるだけで効果がアップするものや意外と知らなかった正しい塗り方など、今回は今の肌をもっと綺麗に整えてくれる基礎化粧品アイテムを解説、ご紹介します。
基礎化粧品の種類
化粧水や乳液をはじめ、基礎化粧品とはその名のとおりスキンケアの「基礎」となるアイテムを言います。メイクオフクレンジング剤や洗顔料は除外して考えている方もいますが、基礎化粧品アイテムに含まれます。
ここからは基礎化粧品として主に使用されるアイテムの種類や役割について、おすすめアイテムと合わせてご紹介、解説していきます。新たにプラスするか悩んでいるアイテムがある方は商品選び方の参考にしてみてください。基礎化粧品アイテムその1 〈メイクオフクレンジング〉
基礎化粧品の種類を解説する際に欠かせないアイテムであるメイクオフクレンジングは、その後の化粧水や美容液がしっかりと浸透する肌作りに欠かせない重要アイテムです。
女性なら毎日するという方が多いメイクは1日の終わりにしっかりと落とさなければ、乾燥や毛穴詰まり、ニキビの発生と悪化、肌のターンオーバーが阻害されるという肌トラブルに止まらず、繁殖が進むと皮膚炎を引き起こす可能性のある顔ダニやそれ以外の雑菌の繁殖にもつながります。 ここでは使いやすさで人気のクレンジング3種類をおすすめ商品を例に挙げて解説します。帰宅後はなるべく早く肌質に合ったクレンジング剤でメイクを落として、1日の肌の汚れを洗い流しましょう。#1 オイルクレンジング
口コミいつも通りのものです。 shuのクレンジング全てに言えますが、洗顔いらずで便利です。 アルティ厶8よりスッキリサッパリします。
オイルクレンジングはしっかりメイクを落としてくれる反面、乾燥しやすいというイメージもありますが、そんな時は「乳化」というテクニックがあります。乳化とは水分と油分が混じり合って白く濁ることを言います。乳化させることによって、クレンジング剤による摩擦を軽減でき、さらに洗い落としやすくなります。
乳化の方法は、クレンジング剤をこすらないようにクルクルと肌の上で馴染ませます。その後、手に水を数滴落としてそのまま引き続き肌の馴染ませます。オイルのヌルヌル感がなくなったら、人肌程度のぬるま湯でしっかりと洗い流して完了です。 シュウウエムラのクレンジングオイルは主に6種類のクレンジングオイルがあり、その中でもご紹介したアイテムはメイク汚れ以外にも肌に付着した大気中の汚れも落としてくれます。#2 リキッドクレンジング、ウォータークレンジング
口コミこんなサラーと水ようなのにふきとった後ももっちり、でもここで洗顔したらこのもっちりも無くなるのかなと思ったんですが、洗顔化粧水、乳液してからも今ではとは何かが違う! 肌がしっとり!絶対リピします!
洗浄力はオイルと並んで高めです。使い心地はベタつきやぬヌルつきがないので使いやすいのですが、肌に馴染ませる際に手ではなくコットンを使用するものもあり、サラッとしたテクスチャーなので摩擦を起こしやすいというデメリットもあります。
デメリットをお話ししましたが、洗い上がりさっぱりで、毛穴の汚れまで取り除く効果があるのでオイリー肌の方、しっかりメイクを落としたい方におすすめしたいクレンジング剤です。 おすすめアイテムとして挙げたビオデルマのサンビシオは敏感肌、刺激に反応しやすい肌向けのウォータークレンジングで、世界で2秒に1本売れていると言われる人気アイテムです。ウォータープルーフメイクもすっきりと落とせ、さっぱりとした使い心地がポイントです。#3 ミルククレンジング
口コミ何度もリピしています。 本当は乾いた手で使うらしいのですが、めんどくさがり屋でお風呂に入ってから使っています。多少手が湿っていても拭き取ってから使えば問題ないと思います。 オイルはまず感触がイマイチ好きになれず、とにかく乾燥して私には合いませんでした。 でもこちらのミルクはトータルで満足しています。さすがベストコスメだけの事はあります。
乾燥肌の方や、肌に負担をかけずにメイクオフしたいという方にはミルククレンジングがおすすめです。ミルククレンジングはオイルクレンジグよりも洗浄力が優しいものが多いので、ポイントメイクを専用リムーバーで落としてから使用すると良いでしょう。
カバーマークのクレンジングミルクはこれまで落ちにくいとされていたミルククレンジングとは違い、ベースメイクをしっかりと落としてくれるのに洗い上がりのしっとり感と潤いを保ってくれる点で人気を集めています。基礎化粧品アイテムその2〈洗顔料〉
基礎化粧品から除外して考えがちな洗顔料ですが、実はスキンケアの中に含まれます。この何気なく毎日使っている洗顔料ですが、使用方法を間違ってしまったり、過度な洗顔は肌を傷つけ乾燥を引き起こし、それがニキビのは発生に繋がることもあります。ここではおすすめ商品を例にとって、洗顔の際に気をつけたいポイントなどを挙げていきます。
#1 しっかり泡立てて摩擦を防ぎましょう
口コミもともとニベアクリーム青缶を使ってたのですが、この洗顔フォームがてたので試しに! とってももこもこ、しっとりするのでお気に入りになりました。 お値段もお手頃なので、他に良さそうなのが見つからなければリピートします☆
洗顔時に気をつけたいポイントはしっかりと泡立てて肌の摩擦を防ぐことです。手のひらでそのままぬるま湯を加えて泡立ててもいいですが、泡だて用ネットを活用することもおすすめします。
また、洗顔をする回数にも気をつけたいです。過度な洗顔は肌の乾燥を促し、ターンオーバーを阻害します。その上、乾燥によって肌が油分不足だと判断して自ら油分を排出することで毛穴が詰まり、ニキビが発生します。こうしたことが起こらないためにも、洗顔は朝晩の2回程度にとどめ、その後は化粧水や乳液などで水分補給と油分で保護して乾燥を防ぎましょう。 ドラッグストアでも購入できるニベアの洗顔フォームは、洗顔後のしっとりとした仕上がりが乾燥肌に悩む方から支持されているおすすめアイテムです。もこもこの泡が洗う際に肌を包み込み、洗い流した後の肌はしっとりなめらかな肌触りです。#2 しっかりとぬるま湯で洗い流しましょう
口コミ母が目がアレルギーで血走ってたので眼科にいったところ出来るだけ刺激のないもので…とアクセーヌを紹介されました。 使用後の結果、70半ばの母の肌はもちもち目にも優しく今まで使っていた洗顔石鹸を捨ててこれをリピする事にしました。
洗顔の際に最も気をつけたいのは、泡で洗っている時よりも実は洗い流す時です。洗っている時よりも洗い流す方に時間を取りたいほど、重要になります。洗い流す際は熱めのお湯や冷水ではなく、人肌程度の36~38度ほどのぬるま湯で肌に泡を残さないようにしっかりと洗い流しましょう。
アクセーヌのADシリーズは刺激を受けやすい敏感肌向けのシリーズで、シンプルなステップで敏感な状態の肌を優しくケアします。こちらの固形洗顔料は刺激となる脂肪酸をカットし、防腐剤やアルコールもフリーの低刺激性です。必要な潤いは肌にキープしつつ、それ以外の汚れを落としてくれるので乾燥性敏感肌の方でも使ってみる価値ありなおすすめ洗顔料です。基礎化粧品アイテムその3〈化粧水〉
化粧水の基礎化粧品としての役割はメイククレンジングや洗顔で洗い流した油分によって逃げてしまう水分を補給し、肌に潤いを与えることです。人によって異なりますが、洗顔後に肌が乾燥するのは20秒後から始まると言います。そのため、可能な限り洗顔後は早めに化粧水をつけてあげると肌に潤いを届けやすくなります。
化粧水の成分の7〜8割は水で、それ以外の2〜3割に保湿成分をはじめその他の成分が含まれています。保湿成分が含まれているとはいえ、化粧水のみでは肌の保湿まではできないので、その後は続けて美容液や乳液で肌を保湿して、肌に水分と潤いを閉じ込めましょう。 ここでは保湿、美白、エイジングケア(年齢に応じた肌のケア)の3種類それぞれの効果が期待できるおすすめ化粧水をピックアップし、各アイテムを例にとって解説します。#1 保湿化粧水
口コミ化粧水難民だったのですが、これに出会ってからは、この一本ですこぶる調子がよくなりました。洗顔後に3~5回肌に押し込むようにパシャパシャと染み込ませるとプルプルになります。最初はジェルも一緒に使っていましたが、この一本で潤うので、他には特につけていません。
保湿化粧水の主な役割として肌に潤いを与えることを目的としています。また、含まれる成分も保湿効果のあるヒアルロン酸やセラミド類似成分やグリセリンなどが含まれる場合が多く見られます。保湿成分が入っているとはいえ、化粧水の主な成分は水で、肌から逃げやすいのでつけた後は美容液や乳液でフタをして、水分が逃げないようにしましょう。
アクセーヌのモイストバランスローションは化粧水一本でも肌がもっちりとして保湿効果も抜群の乾燥肌の方、インナードライ肌の方に特におすすめです。重ね付けすればするほどしっとり感は増し、肌に吸い付くような質感になります。つける回数や量を加減すれば夏でもクーラーの風や紫外線に負けないしっとり肌を保てるおすすめ化粧水です。#2 美白化粧水
口コミシリーズで使ってますが、美白効果は 肌の色全体がワントーンUPした感じで 顔中心をとんとん していたせいか、中心のシミは薄くなりました。 明らかに手抜きしていた 顔の縁のシミの方が目立ってきたので、お手入れすればしただけの効果があるのだろうと 感じています。
季節ごとに化粧水の効果やテクスチャーを選ぶのもいいですが、やはり気になるのは美白効果のある化粧水です。美白といっても肌自体を白くするのではなく、美白成分とはシミやそばかす、日焼けの原因となるメラニンの生成を抑制したり、肌のターンオーバーを促したりすることを指します。
美白成分には主にメラニン生成を抑制するアルブチンや、トラネキサム酸というメラニン色素の沈着を防ぐもの、またターンオーバーの正常化やシミの予防と改善が期待されるビタミンC誘導体などが挙げられます。 HAKUは資生堂が開発した美白有効成分4MSKに肌を整え保護する成分を含んでおり、特にシミという女性の肌の悩みに着目したアイテムとして人気です。とろりとしたテクスチャーなのにベタつかないので夏でも使いやすい点もポイントです。レフィルもあるので環境的なだけでなく、経済的にも優しく、長く続けられます。#3 エイジングケア
エイジングケアというと若返りのためのスキンケアだと認識している方もいらっしゃいますが、本来エイジングケアとは年齢に応じたスキンケアのことを指します。成分としては肌にハリを与えてくれるものや、キメを整えてくれるもの、また保湿効果のあるものなどを含みます。
SK-Ⅱは発売から35年以上経過しても人気を保ち続けており、ビタミン類やアミノ酸類、ミネラル類や有機酸類などの50を超える有用成分を含んだ天然成分ピテラでできています。世界中の女性に愛され信頼も厚いアイテムであることが効果と実績の証です。お値段ははりますが、一度は使って効果を実感したいエイジングケア化粧水としておすすめします。基礎化粧品アイテムその4〈美容液〉
基礎化粧品の中でも取り入れたいアイテムが美容液です。美容液というとスペシャルケアでたまに取り入れるものであるとか、あってもなくても良いと捉えがちですが、日頃のスキンケアに加えるだけで肌が元気になったり、求めていた肌の状態に導いてくれたりと、肌の自体を元気にしてくれる栄養剤のような役割を果たしてくれます。
また、基礎化粧品を使用する際の順番で、乳液後に美容液を使用する方がいますが、一般的には化粧水と乳液の間で使用します。考え方としてはテクスチャーが水っぽいものの方が肌への浸透が早いので、化粧水後に美容液、その後肌にフタをするという感覚で乳液とクリームを重ねていきます。 価格は効果なものから比較的リーズナブルなものまで幅広くありますが、自身の肌の状態や求める効果に合わせて最適なアイテムを選びましょう。#1 エイジングケア
口コミ使い始めてすぐに肌にハリが出てきたことを実感しました。 残量が分からないのでコスパ面では使い切るまで評価できませんが、リピートしたい商品です。
エイジングケアの基礎化粧品といえばやはり美容液です。肌にハリとツヤを持たせ、肌本来の力を引き出してくれる成分が含まれるものも多く見られます。
こちらの資生堂アルティミューンは広告やCMなどでみたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。「あなたの肌本来の美しさを引き出す」という発想の美容液で、乾燥や紫外線などの外的要因に負けない肌を作ります。また、独自で開発したアルティミューンコンプレックスという成分でハリのあるキメ細かい肌に導いてくれます。 年齢問わず人気のアイテムで、肌を包み込むようなしっとりとした質感と伸びの良いテクスチャーで使い心地も良く、もっちりとした肌になります。少々お値段は張りますが、肌自体を底上げしてくれ鍛えてくれる力強いアイテムとしてエイジングケアを始めたい方、また新しい美容液を探している方にもおすすめしたいアイテムです。#2 敏感肌、乾燥肌
敏感肌・乾燥肌の方にとっては化粧水や乳液などの基礎化粧品を選ぶだけでも慎重になるのに、ましてや美容液だなんてと避けがちですが、自身の肌に合ったブランドやラインのもので安心して使えるのであれば、美容液をプラスすることをおすすめします。
こちらのブランド ETVOS(エトヴォス)は「基礎力を高めるスキンケア」をコンセプトにし、保湿に欠かせない成分であるセラミドを軸に皮膚科学に基づいた商品開発を行っており、主にバラエティーショップやネット通販で購入が可能です。 ご紹介するこちらの美容液は肌の角質層に存在する各層のバリア機能を果たしている細胞間脂質を構成するラメラ構造(油分と水分の層)と同じ構造の人型セラミドという採用しているため、肌への浸透が良く、インナードライの方、敏感肌の方に特におすすすめします。基礎化粧品アイテムその5〈乳液〉
乳液の基礎化粧品としての役割は化粧水や美容液の水分を外に逃さないようにフタをするモイスト効果(保湿効果)とエモリエント効果(水分の蒸発を防いで、肌を柔軟にすること)です。クリームにも同様の効果がありますが、乳液の方が水分量が多いため使いやすいテクスチャーになっています。
肌質、また季節によってはその後にクリームをプラスしなくても良い場合もありますが、オイリー肌だからと行って化粧水や美容液後の保湿を怠ると乾燥を引き起こす可能性もあるので、使用料を調節して使うことをおすすめします。 ここでは基礎化粧品の中で乳液と呼ばれる保湿乳液と朝のケアに役立つUV乳液、そして番外編の化粧水前に使用する乳液の3タイプをご紹介します。どれも効果、使い心地の良いものをピックアップしたので気になるものがあればテスターなどで一度試してみてください。