アイカツおじさんとラブライバーの違いとは?
「アイカツおじさん」と「ラブライバー」という言葉をご存知ですか。それぞれ聞いたことはあるけれど一体どのような人を指すのか基準が、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。よっぽどそちらの世界に精通されているか、もしくは当人であるという方以外は、そう簡単に詳しくなるのは難しいジャンルです。
まずは「アイカツおじさん」と「ラブライバー」の違いと、それぞれの名前の由来にある「アイカツ」と「ラブライブ」が何なのかもご紹介していきます。アイカツおじさんの特徴
「アイカツおじさん」とは、小さな女の子を対象にしたアーケードゲームやテレビアニメ作品「アイカツ」を愛する大人達のことを言います。「アイカツおじさん」ではなく「大きいお友達」と呼ばれることもあります。特に、アーケードゲームでの熱狂的な「アイカツ」プレイヤーであるファンのことを「アイカツおじさん」と呼ぶことがあります。
「アイカツおじさん」は、熱いアイドル達の青春ストーリーや時折はさまれるギャグのほか、魅力的なキャラクター達の織り成す人間関係を丁寧に描かれた作劇などに魅了され「アイカツ」の大ファンとなっていくのが特徴です。MONACAによる楽曲に惹かれたという「アイカツおじさん」も多数います。 ダブることの多いカードや、ファイルについてくるICカードをおすそわけするほか、アニメを見せるなど、アイカツに興味のない大人たちにもアイカツを布教していくというスタイルの「アイカツおじさん」も多いです。
「アイカツ!」とは?
ところで、女の子からおじさんまでを虜にする「アイカツ」とは、何なのでしょうか。
「アイカツ」とは、女児向けのデータカードダスを使用したアーケードゲームが始まりでした。「カードでわたしたちだけのアイドル活動」というキャッチフレーズの、国民的アイドルオーディションゲームです。さまざまな衣装やアクセサリーのカードがあり、それらを組み合わせて遊びます。幼稚園から小学生頃の女の子は、憧れのアイドルを目指してアイカツに励みます。この年頃の子の好みに合うようなとても夢のある輝かしいアイドルストーリーです。 その人気も伴いテレビアニメ版「アイカツ」が、アーケード版を先行し放送が開始されることとなり、さらに多くのファンをその魅力に引き込みました。「アイドル活動」を略して「アイカツ」。テレビアニメ版ではアイドルを目指す女の子達が「アイ」「カツ」の掛け声で「アイドル活動」をする姿も見られます。ラブライバーの特徴
「ラブライバー」とは、KADOKAWA・ランティス・サンライズによるメディアミックスの企画「ラブライブ! School Idol Project」のファンのことを指します。こちらは、驚くことに公式認定のファンの名称だそうです。
「ラブライブ」のテレビアニメ放送前より「ラブライバー」としてアイドル達を応援していたファンは「古参ラブライバー」と呼ばれ、テレビアニメ放送後よりファンとなった方は「新参ラブライバー」と呼ばれています。アイドルのファンとして「ラブライブ」に参加し、特に推しているアイドルを応援するというのが「ラブライバー」の特徴です。 「ラブライブ」プロジェクトは2010年から始まり、2013年からはテレビアニメの放送やニコニコ動画での一挙放送など、初期からのファンはもちろん、新規のファンも多く増えています。その愛情のかけ方もCDやグッズ購入のほかスクフェスの課金など多種多様です。「ラブライブ!」とは?
「ラブライブ」のストーリーは、廃校寸前の伝統校の存続のため生徒達がアイドルになって名を広め学校を救うという設定です。「ラブライブ」の中で繰り広げられるアイドル活動のほか、グループ名や選抜ユニットなど、楽曲のメンバーを決定する総選挙が実施され、その度に「ラブライバー」達は全力で応援するアイドルを推していきます。「ラブライバー」達ファンの意見が実際の「ラブライブ」の活動にも反映されていくので、自分も参加している実感がわき喜びや悲しみもひとしおでしょう。
このような人気を博した理由のひとつに、「ラブライブ」に登場するキャラクターたちの声優によるアイドルユニット「μ’s(ミューズ)」が、リアルでも活動してきたこともあげられます。アイカツおじさんか診断するチェック項目とは?
どこまでいくと、何をすると「アイカツおじさん」と判定されるのでしょうか。驚きのアイカツおじさん達の活動をご紹介します。
当てはまるものがあれば、あなたも立派な「アイカツおじさん」です。ハッピーセット
女の子がメインの親子連れの列へと混ざり、ハッピーセットについてくる「アイカツ」のおもちゃを買い求めるようになると立派な「アイカツおじさん」といえます。ハッピーセットのターゲット層はもちろん子供ですが、大人でも購入が可能です。
ハッピーセットの「アイカツ」のおもちゃを全種類コンプリートを目指す「アイカツおじさん」は、ハッピーセットをまとめて大量に買う方が多い傾向にあります。一度に8~10個ほどハッピーセットを買うという「アイカツおじさん」もいます。 しかし「アイカツおじさん」全員が親子連れの目を気にせずにこのような大量買いができるかというと、そうもいかないという方も必ずいます。どうしても周りの目が気になるという「アイカツおじさん」は、子供たちが幼稚園や小学校に行っている平日昼間に購入することをおすすめします。土日よりも比較的空いていて、お店の方も大量注文にスムーズに対応できるでしょう。株主総会
株主総会では、株を持っている人のみ招待が来てその企業の決算やや今後の経営方針などの話を聞くことができる機会をいいます。株主として訪れたファンと経営側で熱い質疑応答が行われることもあります。
「アイカツおじさん」が参加するのは、バンダイナムコホールディングスの株主総会です。株主をもてなす入口には、「アイカツ」のほか「ラブライブ」「ウルトラマン」「ひみつのここたま」など、さまざまなジャンルが顔を揃えます。 株主総会で有名な「アイカツおじさん」は、幾度となく参加して顔を覚えられている方や、毎年同じキャラクターのコスプレをして参加することで強烈なインパクトを周囲にあたえている方もいます。「アイカツ」を愛すばかりに、バンダイナムコホールディングスの株を買う決意をされたあなたは、もう立派な「アイカツおじさん」といえるでしょう。おじさん達の「アイカツ!」への愛情表現とは?
自分の好きな物には糸目をかけずに片っ端から購入してしまう「アイカツおじさん」もいます。しかし、お金を使いすぎたことを後悔するなどマイナスな感情に陥らないのが「アイカツおじさん」の凄さといえます。
アクセサリー・トップス・ボトムス・シューズの組み合わせから、自分のキャラクターをコーディネートする際のカードの数もとても多く、それを揃えるのに躍起になる「アイカツおじさん」もいます。お菓子のオマケから期間限定レアカードのほか、おもちゃやお菓子の箱買い、付録目当てに少女向け雑誌を買うことにも抵抗がありません。