グリセリンの使い方|便秘/髪/あかぎれ/植物性

スキンケア
濃度が15~20%を越えると、肌の水分を逆に吸収し乾燥させると言われています。化粧水など、さらっとした水分量での使い方では、グリセリンの濃度は全体の3%ほどにとどめるようにするといいと言われています。 原液を使った簡単で安全な入浴剤の作り方をご紹介します、重曹大さじ2、クエン酸大さじ1、グリセリン小さじ1を混ぜ合わせると完成です。すべて100円均一でも購入することができるので気になった方はぜひ試してみてください。

植物性グリセリン

植物性グリセリンとは、化学的に石油から合成・精製したグリセリンではなく、植物から抽出したものを言います。主にやし油やパーム油由来のグリセリンが一般的です。天然素材なので、合成グリセリンほど純度は高くないですが、無添加であったりオーガニック商品として人気が高いです。

植物グリセリンのおすすめの使い方は、手作り化粧水やアロマです。市販で売られているものに比べて、手作りのものは安くて安全です。手作りに必要な素材もネット通販で簡単に購入することができるので、簡単に作ることができます。 植物性グリセリンを使ったおすすめの化粧水の作り方をご紹介します。材料は精製水50ml、植物性グリセリン2g、ベタイン原末1g、セラミド粉末0.01gです。ベタイン原末やセラミド粉末はネットでも購入可能です。また保存ケースを使用するときはエタノールで消毒してから使いましょう。

合成グリセリン

合成グリセリンは、石油由来のグリセリンのことを言います。「石油由来」と聞くと、イメージが悪いですが、植物性グリセリンに比べて純度が高く、医療品として幅広く使用されています。植物性は純度や成分が均一ではありませんが、その点合成グリセリンは均一で加工しやすい素材だと言えるでしょう。

化粧水

グリセリンは水溶性なので、水との馴染みがよく多くの化粧水に使用されています。ですので、手づくり化粧水を作る時には、グリセリンは人気な素材です。最近は保水力が抜群で、無添加の安心安全のグリセリン化粧水を手作りする人が増えています。

材料はシンプルです。熱情毒を行った容器に、精製水95mlとグリセリン5mlを入れ、よく振って混ぜ合わせたらでき上がりです。この方法でグリセリン濃度5%の化粧水ができます。冷蔵庫保存で約10日ほど持ちます。 手作り化粧水の嬉しいところは、自分で濃度を調節できることです。自分に合った濃度や、季節による肌の変化によってちょうどよい濃度を調節し使い方を工夫してみましょう。グリセリンの濃度は5~10%が望ましいとされています。10%を越えると、逆に肌を乾燥させトラブルのもとになるので注意しましょう。

グリセリンの肌への使い方

グリセリンの使い方|便秘/髪/あかぎれ/植物性

グリセリンは保湿能力が高いので、乾燥の季節には欠かせないアイテムです。またグリセリンは食品にも使われる成分なので、安心で安全です。ぜひグリセリン配合の商品、またはグリセリンを活用した保湿ケアを試してみてください。

保湿

グリセリンは保湿に適した成分です。肌ケア商品の多くには、グリセリンが使われています。乾燥肌の方は特に、冬の季節など保湿クリームの消費量が増すでしょう。たっぷり保湿化粧水を使いたいという方には、濃度を濃くしたグリセリン化粧水を手作りすることをおすすめします。

熱消毒した容器に、グリセリン10㎖と精製水を90㎖入れ、容器に蓋をしてよく振って混ぜ合わせればでき上がりです。グリセリン濃度は、肌への使用濃度としては最大の10%濃度です。これ以上濃度を濃くしないようにしましょう。材用はネットや薬局でも手軽にそして手ごろな値段で購入できます。

あかぎれ

グリセリンの使い方|便秘/髪/あかぎれ/植物性

あかぎれは、肌が乾燥する冬場によくできてしまします。保湿能力の高いグリセリンは、あかぎれのケアにとても適しています。グリセリンを精製水で薄めて5~10%濃度の化粧水を作ると、コスト的にも手ごろで効果もばっちりです。

よくグリセリンとワセリンを併用する方がいますが、その時は使う順番に注意してください。グリセリンは水溶性で水に溶ける性質を持ち、ワセリンは非水溶性で水をはじく性質があります。 ワセリンの後にグリセリンを塗ると、グリセリンがはじかれ患部に到達しません。併用するときは必ず、ワセリンの前にグリセリンを使いましょう。
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