捨てたらもったいない!コメのとぎ汁
コメのとぎ汁は、ほとんどの方が捨ててしまっているのではないでしょうか。実は、コメのとぎ汁には、さまざまな利用方法が存在している無駄のない優れた汁です。さまざまな利用方法が存在しているコメのとぎ汁に含まれている成分と、米のとぎ汁の作り方をご紹介します。
コメのとぎ汁は美容液にも洗剤代わりにもなる優れた天然の液体です。コメのとぎ汁の成分
コメのとぎ汁に含まれている成分は、ビタミンB群やビタミンE、美容成分であるセラミド、ミネラルなどが含まれています。
この成分を使って美容液代わりに利用したり、コメのとぎ汁を使って拭き掃除をしたり、料理の下ごしらえに利用したりとさまざまな用途で使うことができます。コメのとぎ汁の作り方
コメのとぎ汁の作り方は簡単です。コメ研いでできる濁った液体が、コメのとぎ汁です。
とぎ汁の作り方は、コメの入ったお釜やボールなどに水を入れコメが汚れた水を吸収してしまわないように、サッと洗って素早く水を捨てます。水を捨てたらコメを砕かないように優しくコメとコメをすり合わせながら研いでいきます。 研いだコメの入ったお釜またはボールなどに水を入れます。この時にできたコメ汁を別の器に移せば出来上がりです。コメのとぎ汁の活用方法5選
コメのとぎ汁には、ビタミン群やセラミド、ミネラルなどの栄養が豊富に含まれている事が分かって頂いたところでここでは、コメのとぎ汁を活用した方法を5つご紹介します。
さまざまな利用方法があるので、何気に捨ててきてしまっていたコメのとぎ汁がもったいなかったと後悔してしまうほど色々な使い道があります。コメのとぎ汁の利用方法に興味が出てきて利用したいという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。1:洗顔
コメのとぎ汁での洗顔は、古くからある洗顔方法です。コメのとぎ汁で洗顔をすると、コメのとぎ汁にある成分がピーリング効果があるので、肌がじょじょに綺麗になっていきます。
コメのとぎ汁の中に入っている成分には、穏やかなピーリング効果があり、ビタミンB1が皮膚と粘膜の修復をし、コメのとぎ汁に含まれている米セラミドが紫外線から肌を守ってくれます。ビタミンCやオレイン酸など肌に嬉しい成分がたくさん入っています。2:化粧水・フェイスパック
コメのとぎ汁で、化粧水を作って肌に直接沁み込ませても肌に良い効果を得る事ができます。作り方はとぎ汁を瓶などに入れて冷蔵庫に1日入れておくだけです。コメのとぎ汁は、冷蔵保存しても半日から1日くらいしかもたないため、早めに使い切るようにしましょう。
パックも作る事ができます。作り方は化粧水と同じですが、パックの場合は、沈殿している部分を使うので上水は捨てます。2~3分ほどパックして洗い流します。3:料理中に使用する
コメのとぎ汁は、筍や大根を茹でる事で灰汁を取ったりなど美味しく調理する前の下ごしらえに使う事が多いですが、料理の下ごしらえの他にも料理中や食器洗いにもコメのとぎ汁を使う事ができます。ここでは、下ごしらえ以外で使えるコメ汁の利用方法をご紹介します。
食器の油汚れに
食器の油汚れなどを落としたい時には、コメのとぎ汁を食器洗い用の桶にためておき漬け置き洗いをすると綺麗に油汚れを落とす事ができます。
なぜ、コメのとぎ汁に漬けて置くだけで食器の油汚れが落ちるのかといいますと、コメのとぎ汁には、油を分解するアルカリ成分が含まれているためです。自然の持っているものだけで油汚れを落とすので安心して使うことができます。調理中の手洗いに
ハンバーグなどを作った時につく肉の油汚れは、なかなか落ちなくて困ってしまいます。そんな時は、ボウルにコメのとぎ汁を入れて用意しておきコメのとぎ汁で手についた油汚れを落とす事ができます。
先程書いた通り、コメのとぎ汁には油を分解するアルカリ成分が含まれているので、手についた肉の油汚れもスッキリと落とす事ができます。とぎ汁なので、料理に匂いが付く心配がありません。