漢方薬の飲み方大全|苦くなければ子供も飲める
子どもにも効く漢方薬
漢方薬は、子どもにも効きます。風邪やインフルエンザ、ウィルス性胃腸炎、虚弱体質、夜泣きや夜尿症、イボの治療などいろいろな病気に効果を発揮する漢方薬があります。
漢方薬によって飲み方は変わってくるのですが、初めから甘い味がついていて、そのままポリポリ食べられる漢方薬もあります。野菜ジュースや豆乳に混ぜたり、濃い味のアイスやメイプルシロップに混ぜる、みそ汁やハンバーグに加えるといった飲み方もあります。 また1歳を過ぎれば、ハチミツに混ぜたりできますし、桂皮(シナモン)が入った漢方薬はリンゴとまぜると風味が出ます。(アップルシナモン)アレルギーがなければ、ピーナッツバターと混ぜても飲ませやすくなります。 変わったところでは、漢方薬を水で溶かしたものに調剤薬局などで売っている内服補助シロップを混ぜて、製氷皿に入れて凍らせて食べるという飲み方もあります。こんな飲み方をしても大丈夫?
漢方薬は、基本的にはお湯か水で飲むとご紹介しましたが、他に飲み方はあるのでしょうか。 お湯や水以外で漢方薬を飲む飲み方で、しかもあの匂いや味を感じない飲み方をご紹介します。
ココアに混ぜて飲んでもいいの?
どうしても漢方薬の匂いが苦手な方には、ココアに混ぜて飲む飲み方をお勧めします。作り方は、漢方薬を少量のお湯で溶かして、そこにココアを入れます。50ミリリットルぐらいのココアの量がちょうどいいと言われていますので、ぜひお試しください。
オブラートを使った飲み方
オブラートを使って漢方薬を飲む飲み方もあります。オブラートで漢方薬がこぼれないようにしっかりと包むことがポイントです。また胃の中で早く溶けるように、少し多めの白湯を飲むのを忘れないようにしましょう。
オブラートには、袋状になったものや子ども向けにフルーツ味のついたものなどいろいろな種類があります。自分に合った使いやすいオブラートを探してみるのもいいでしょう。ゼリーを使った飲み方
ゼリーと言ってもいわゆるお菓子のゼリーではなく、服用ゼリーです。オブラートがゼリー状になったものです。服用ゼリーは薬を服用するために作られていますので、漢方薬に反応することもなく、安心して使えます。
これもオブラートと同じで、錠剤用や粉薬用など種類も味もいろいろあります。子どもだけでなく、飲み込む力が弱くなっている高齢の方にもおすすめの飲み方です。