重曹うがいのメリット・デメリット|危険性/虫歯/歯周病/口臭
重曹うがいのデメリット
重曹うがいについて説明しましたが、重曹を清掃に使ったことのある方は口に入れる重曹が本当に健康上安全なのか心配な方もいるでしょう。重曹のデメリットを見ていきましょう。
塩分摂取のデメリットについて
まずはデメリットになりうる重要なことを説明します。
重曹は「炭酸水素ナトリウム」、塩を含む製品です。抗酸化作用にはもってこいの塩も、塩分の制限がある疾患がある方や、塩分を控えている方にはデメリットです。 うがいとは言え口に入れるものですから、うがいの回数を控えたり、心配な方は医者の指示を仰ぐことをお勧めします。重曹うがい水の味のデメリット
次にデメリットとしてあげられるのは、味です。「しょっぱさ」が我慢できない方にはデメリットですが、「良薬口に苦し」です。口に残る味が嫌いな方は、真水ですすいでみてはいかがですか。効果は変わりません。
口の中の環境を変えたいと目標を持って、デメリットもメリットに変えてみませんか。重曹の研磨力に対するデメリット
重曹は研磨剤の効果も高く、口の中で弱アルカリ性から中和し、重炭酸塩に代わってしまうので、この影響で、粒が残りエナメル質が削られることも、デメリットの一つと言えます。
特にホワイトニング効果を狙って、重曹を直接粉を歯磨きに混ぜて使う過度な方法は、歯の光沢も白さも失われ、炎症を起こす可能性が高くデメリットです。お薦めできません。何事も行き過ぎは、デメリットの要因です。重曹がタンパク質を分解するデメリットについて
鶏肉をジューシーに柔らかくするのに、重曹水に漬けることで、食肉を柔らかくして食べやすくする作用があります。
これは重曹のタンパク質を分解して、溶かす性質を利用しています。つまり、重曹はタンパク分解作用で、歯や歯茎のたんぱく質を溶かすデメリットがあります。 しかし、注意すべきはその用法です。安全なものも使い方を間違えればデメリットになりますが、重曹うがいの頻度と濃度に気を付ければ、全く問題ありません。 逆に、この溶かす性質「弱アルカリ」が使ううちに口腔内のプラークや舌苔の汚れを取ってくれるのでこれもデメリットをメリットに変えることができます。 お肌のスキンケアで、重曹を水で練ったものをお肌にパックして10分放置する「角栓を取る方法」などにも重曹は使われていますので、重曹うがいは、メリットある使い方と言えます。これらデメリットを理解し、自己責任で回数を考えながら利用しましょう。デメリットはあくまで注意段階です。デメリット事項に気を付けながら、1日1度~3度くらいのペースで、唾液が減ってしまう寝る前に、重曹うがいを行うことが効果的です。
重曹うがいの虫歯に対する噂
虫歯が重曹うがいで治るという噂がありますが、噂自体がデメリットで、虫歯は治りません。初期の虫歯なら、重曹うがいにより口内環境を中和させることで、重曹が重炭酸塩に変化し、歯の再活性化にはつながりますので、虫歯の進行を遅らせることは可能です。
しかし、痛みのある虫歯ができてしまってから、重曹うがいをするのは手遅れです。痛みがあるという事は、かなり進行した虫歯が考えられるからです。 重曹うがいで口腔内を弱アルカリにすることで虫歯の進行を食い止めますが、神経が侵されてしまった虫歯は、放置が一番危険です。歯医者さんで、必ず見てもらうようお勧めします。 重曹の間違った使い方、知識でデメリットにならないように、重曹の性質を理解して、うまく付き合っていきましょう。重曹うがいで歯周病は防げるのか?
重曹うがいで歯周病も予防できるのでしょうか。何度も申しあげたように、口腔内環境をアルカリにすることです。これが、虫歯も歯周病も防ぐポイントです。
つまり、クチュクチュ重曹うがいをして、歯周ポケットまで重曹水を入り込ませれば、効果が発揮します。歯磨き前に数分クチュクチュ重曹うがいをして、プラークを分解させ歯磨きを行い、最後にクチュクチュして、口内環境を弱アルカリへと保つことがポイントです。