顔の歪みの矯正方法・治し方|整体/マッサージ/割り箸

ヘルスケア

側湾症

背骨が横に曲がりねじれた状態を側弯症とよびますが、側弯症になると顔にも歪みがあらわれます。顔の片方だけが広くなっていることが多いので、鏡をみて頬骨のあたりや、顎のエラの部分が片方だけ張っている場合には、背骨の側弯症から顔の歪みがでている可能性があります。

他にも左右の顔の高さが違うといったことがあるので、まずは鏡で自分の鼻筋を境にして左右を見比べてみます。側弯症によって顔全体がズレている場合には、目の高さが違ったり、口の位置が違ってきます。 人間は背骨と背筋で全身を支えているので、その中心的役割をしている背骨が歪むと顔まで歪んでしまいます。悪い姿勢、脚の長さに差がある、坐骨神経痛が原因といわれる一時的な側弯症と、現在でも原因は不明の特発性側弯症があります。

ヨガ・ピラティス

顔の歪みの矯正方法・治し方|整体/マッサージ/割り箸

顔の歪みに良いといわれている顔ヨガは、顔の筋肉を簡単にストレッチできます。毎日続けていると、左右の目の大きさや笑ったときの口角の位置が整ってきます。深い呼吸をすることでストレスを減らすこともでき、表情も明るくなるので歪みだけでなくアンチエイジングの効果も期待されています。

ヨガやピラティスは、体を動かしながら顔の歪みを整えることができるので、背骨や骨盤に歪みがある人におすすめです。ヨガは深い呼吸で色々なポーズをとりますが、体の動きが左右で違うことがハッキリわかるので、自分の歪みやねじれに気づくことができます。 ピラティスは、ヨガよりも筋肉を意識して体を動かすので、歪んだ骨をまずはまっすぐに治してからはじめた方が良いされています。骨をまっすぐに保つ役割をしている筋肉を育てることで、歪みのない顔と体を作ることができます。

顔の歪みを治すマッサージ方法

顔の歪みは、生活習慣によって左右非対称になってしまいますが、自分で歪みを矯正することもできます。まずは鏡で自分の顔の口角の高さ、目の高さや大きさ、眉の高さ、頬の高さが左右揃った位置にあるか確認します。顔が歪みは、顔の巨大化や老け顔の原因にもなりかねません。

首を左右どちらかにひねって、耳の後ろから鎖骨に繋がる筋肉をほぐしていきます。この筋肉は胸鎖乳突筋といって、左右で太さに差がある場合は顔が歪んでいる可能性があります。左右両方を確認したら、太い方の筋肉をほぐします。 エラの張りが気になったら、頭蓋骨のマッサージをします。耳の付け根あたりにある側頭骨に両手の手の平を当てて、息を吐きながら手を後頭部に引っ張るようにして押していきます。深い呼吸に合わせて3回くらいおこないます。

顔の歪みの治し方

顔の歪みは、「生まれた時からの骨格に関係しているから治せない」という人もいますが、セルフケアで治せることもあります。顔の歪みは骨だけでなく、筋肉や脂肪も関係しているので、動かすことで左右の大きさを変化させることができます。

セルフケアで治す場合には、まずは自分の顔のどこが歪んでいるのかをみていきます。原因によって歪んでいる場所に違いがありますが、ときには複合して歪んでいることもあります。 原因の多くは日常生活の癖なので、癖をださないように意識しながら、自分にあった方法で歪みを治していきます。セルフケアの中では、割り箸を使ったり、ガムを噛んだり、ツボを押したりと、あまり手間のかからない方法が人気です。 自分で歪みを治すのが嫌な人は、整体などに通う方法あります。このときは、必ず顔の歪み専門のお店に行くことをおすすめします。

割り箸を使う

普通の割り箸を使って手軽に顔の歪みを改善する方法ですが、これは歪みだけでなくリフトアップの効果もあるのでアンチエイジングにもなります。

割り箸の根元(幅の太い方)を縦にして、口は少し開けて片方の奥歯で軽く挟んでくわえます。歯に力を入れないように気をつけて、割り箸を口に挟んだまま、ゆっくりとした呼吸で10秒待ちます。終わったら今度は反対の奥歯に挟んで行います。 これだけの動作で顎関節周辺の筋肉がゆるむので、奥歯から顎のあたりの力が抜けていきます。顎関節のまわりの筋肉が固まると、ほうれい線も深く濃くなるので老け顔にみられてしまいます。顎から首にまで凝りが広がっていってしまうので、フェイスラインのたるみや体の歪みまでも進行してしまします。

ガムを噛む

食事をするとき、片方の歯だけで噛むと顔の歪みの原因になります。自分では気づいていないことも多いので、食べるときには意識してみましょう。もし、どちらか一方で噛んでいるようならば、まずは両方の歯を使って噛むように心がけます。

顔の歪みをガムを噛みながら治すには、噛み癖のない方の歯だけでキシリトールガムを噛む方法があります。1粒だけでもできますが、はじめは噛み癖のない方の歯はガムを2粒、噛み癖のあるほうの歯は2粒噛むようにします。両方の歯を使うことで、噛み癖を早く直すことができます。3粒で噛むことに慣れてきたら、両方とも1粒にして大丈夫です。 ガムを噛むことで 顎のずれが修正されますが、ガムを噛むときに顎を引いて背筋を伸ばしたすと歪みも治りやすくなります。

ツボを押す

東洋医学では、体のツボを押して刺激をあたえることで不調を改善することができます。これは、ツボを押して気を流すことで、滞っている老廃物や疲れを解消することができるからといわれています。

顔に老廃物が溜まると、血行が悪くなって筋肉が動きにくくなるので、歪みや老け顔の原因にもなります。ツボ押しは自宅で簡単にできて、正しい方法で回数を守れば副作用もないので安心して歪みを治すことができます。代表的なツボの場所には「かんりょう」と「ちそう」があります。 かんりょうのツボは頬骨にあるのですが、目尻の端から真直ぐ下に指をおろしたところになります。そこを指先で押し上げながら、口を大きく開き「あいうえお」と発声します。ちそうのツボは、口の両端から約5mmくらい横に位置しています。こちらは指先で押しながら、クルクルと円を描くようにマッサージします。

日常生活で気をつけること

日本人は右利きの人が多いので、社会の中では建物や道具など、手にするほとんどの物が右利き用で作られています。そのため顔は右側が細く、左側が広く、左の顔の肉が多くなる傾向にあります。

子供の頃から右手を使うことに慣れているため、 首を左にねじった状態で身体は使われています。普段から左手も使うようにすると、顔と体の左右差が減り、首のねじれもゆるみやすくなります。顔の歪みは例外もありますが、内臓の状態も投影されているので、体のなかの健康も大切です。 左右の目尻と口角の長さでいうと、大腸に問題がある場合には右側が短く、右奥歯と左前歯も問題があります。左が短い場合には、胃や小腸に問題あり、左奥歯と右前歯に問題があります。右より左の眼球が少し上がり気味の人は胆嚢に問題があるといわれています。

顔の歪みと自律神経

顔の歪みをチェックするときは、表情筋の動きや皮膚のかたさ、鼻柱のライン、目の大きさ、下アゴのライン、首の傾きをメインにみていきます。

写真に写ると目の大きさが違う人が多いのですが、顔にある三叉神経が緊張して目が小さくなることがあります。指先で目の下の頬の皮膚を指先で軽く上下左右に引っ張ってみて、左右の皮膚の柔らかさを比べます。指先で引き伸ばして皮膚の伸びに大きな左右差があれば、かたい方の顔は表情も硬く、目のまわりが腫れやすくなることがあります。 顔には、筋肉の動きに関係している顔面神経と、歯や皮膚感覚を伝えたり顎の動きに関係している三叉神経、汗腺や血流に関係している交感神経があります。この神経系の働きによって、心身の状態が顔にあらわれることになります。

顔の歪みを治すのにおすすめのアプリ

最近は、自分の顔の歪みがみれるアプリもたくさん出ていて、誰でも簡単にチェックすることができるようになりますた。顔のバランスやパーツをセルフチェックできる「Face Points」は、とくに若い女性に人気があります。Face Pointsは無料版と有料版があるのですが、無料版でも充分に顔の歪みを調べることができます。

合わせ鏡のように顔の左右差をチェックしたいときには、「対称ミラー」アプリがおすすめです。鏡に映った自分、他人から見た自分、左側だけの自分、右側だけの自分の4パターンを調べることができます。 対称ミラーを使ってみると、片方の顔だけ細身に映ることがあります。よく物を噛む方の目は大きく、口角が上がっていて、さらの細くなりやすくなります。また、眉の高さが反対と比べて少し高くなります。

顔の歪みのチェック方法

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