アイスを食べると太るのか・太らない食べ方・原因｜夜/毎日

アイスには、4種類あることをご存知ですか。アイスクリームが最もよく知られた種類で、他にアイスミルク・ラクトアイス・氷菓という種類があります。

この中で最も乳脂肪分が多いのはアイスクリームですが、カロリー的にはラクトアイスの方が高くなります。その理由は、ラクトアイスには植物性脂肪を加えるからです。つまり、ラクトアイス=高脂肪アイスということになります。 ラクトアイスは食感的にアイスクリームよりサッパリしているので、太りにくいと思われがちですが、そうではありません。もちろん、栄養価的に最も太りやすいのはアイスクリームと言えますが、ラクトアイスだからと言って、安心は禁物です。最も太りにくいのは、カキ氷に近い氷菓でしょう。

魅力的なトッピングがされているアイスも多くなっていますが、そのトッピングはアイスに合うように、糖質や脂質を含ませて作られているものが大半です。つまり、トッピングがあるアイスほど「高カロリー」であり「高糖質」ということです。体内の分解機能に負担をかけますので、脂肪が付きやすくなることでしょう。

お風呂上がり、眠る前など、夜にアイスが食べたくなることもあります。しかしながら、「夜に食べると太る」という話も存在しています。正確には「夜に食べると太る」ではなくて「食べ方・食べる物によっては太る」ですが、アイスは夜に食べると太る食べ物なのでしょうか。

これまでに説明した内容のとおり、夜にアイスを食べる行為は「太る行為」ではあります。また、睡眠前に食べ物を摂取すると、睡眠中に胃腸が活動を始めてしまうので、体が回復状態になることができず、眠りが浅くなります。眠りが浅くなると、脂肪燃焼ホルモンの分泌量が減少するため、睡眠前のアイスに含まれる糖質や脂質が脂肪化しやすくなると言われています。

眠りが浅いと体内の修復が十分に行えなくなるので、心身的な不調が出やすくなりますし、肌荒れも起きやすくなります。したがって、夜にアイスを食べることには、良いことがありません。 それでも「どうしてもアイスが食べたい」衝動が、夜に出てきてしまうこともあるでしょう。その時には「食べるアイスの種類」や「食べ方」に気を付けることで、脂肪化のリスクを少しでも軽減することができます。種類は「脂質が少ないアイス」、量は「1個」です。そして、頻繁に夜食べないことです。

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グリコが販売する「カロリーコントロールアイス」は、外装に「80kcal」と書かれていることから「80キロカロリーのアイス」などと呼ばれています。砂糖不使用で糖質40〜60%off、豆腐を使用しており、食物繊維は6g以上も含まれているとのことです。フレーバーによって、糖質オフの量が違います。

東京医科大学八王子医療センターと共同開発したアイスなので、適切な量で取り入れることができれば「太らないデザート」となりますが、もちろん「食べ過ぎれば太る」ものです。 問題なのは「カロリー低いから食べ過ぎる可能性」と「食べ過ぎるきっかけになる可能性」があることで、「これだけ」という抑制ができないと「太らないデザート」として取り入れるのは、難しいと言えます。結論としては、食べ過ぎなければ太らないアイスです。他の食事量との兼ね合いも意識した上で、1日1個程度であれば問題はないでしょう。

食事に含まれるカロリー・糖質・脂質量などが多ければ、そこに高糖質食品（アイス）をプラスすることになるため、太らないとは言えません。ただ、アイスによる血糖値の急上昇を防ぐことはできます。つまり、空腹時にアイスを食べるよりは、糖質分解機能に負担をかけないということです。

しかしながら、食事で糖質を十分に摂取している場合は、そこにアイスを入れると負担になります。アイスを食べたいのであれば、アイス分だけでも食事量を減らすと良いでしょう。

科学的に判明していることとしては、「アイスに含まれる動物性油脂」で太る部位は「腕」だと言われています。そして、「アイスに含まれる植物性油脂」で太る部位は「足首」です。アイスの種類で言えば、「アイスクリーム・アイスミルク」は「腕」、「ラクトアイス」は「足首」が太りやすくなるということになります。

アイスは基本的に太る食品ですが、「太る食べ方」と「太らない食べ方」というものがあります。「太りたくないけどアイスが好き」な方必見です。

多量に食べる・アイスクリームやラクトアイスといった高カロリーの種類をよく食べる・空腹時に食べる・夜に食べるなどが、太る食べ方になります。

サイズは、小さめが良いです。小さければ、その分カロリーなどの栄養価が低くなります。選ぶアイスの種類は「氷菓」がおすすめで、アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイスは太りやすいので避けます。

しかしながら、氷菓は氷に近いため、時にはアイスクリームなども食べたくなるでしょう。頻繁にアイスを食べる場合は、基本「氷菓」たまに「アイスクリーム〜ラクトアイス」といったようにして、アイスクリームなどはご褒美的なものにすると良いでしょう。