アイスを食べると太るのか・太らない食べ方・原因|夜/毎日

ヘルスケア

アイスで太る原因って何だろう?

アイスを食べると太るのか・太らない食べ方・原因|夜/毎日

「アイス」は「アイスクリーム」の略語ですが、基本的なレシピとしては卵・牛乳・砂糖を使う、日本における代表的な洋菓子になります。ファミレスや喫茶店などで提供される他、スーパーやコンビニなど身近な販売店でも販売されています。そして、いろんな味や食感があり、好きな人が多い食べ物と言えます。

しかしながら、「アイスは太る」という話が存在しています。この話は広く知られており、事実「太りやすい食べ物」ではあります。では、どうして「アイスは太る」と言われてるのでしょうか。アイスで太る原因についてを、ご紹介していきます。

糖質が多いから

まず、アイスの基本的な原料について考えてみましょう。アイスを作る時に、基本の材料として必要になるのは「卵・牛乳・砂糖」です。アイスを作る際、使用する砂糖の量は少ないとは言えません。つまり、「アイスには砂糖が多く使用されている」= 「糖質が多い」ということになります。

「糖質は太る」や「糖質は体に悪い」と言われるように、基本的に糖質が多い食品であるアイスは「食べれば太る」と考えられます。「糖質」は「脳の栄養」になるため、体に悪いわけではありませんが、アイスのように高糖質の食品は「糖質の代謝に負担をかける」ことが明らかになっています。 「糖質代謝に負担をかける」と言われても、よく分からないとなる可能性がありますので、次の項目で「糖質代謝に負担をかける」理由についてを説明します。また、「糖質代謝に負担をかける」理由を知ることで「糖質は太る」と言われる理由も判明します。

血糖値が急上昇しやすい

アイスのように高糖質の食品を摂取すると、「血糖値」というものが急上昇しやすくなります。「血糖値」は「血中に含まれる糖質量」を表す数値のことで、これが高いことは「糖質代謝に負担がかかっていること」の示しです。

「糖質」は体内に入ると、「筋肉と脂肪の原料になる」ため「筋肉用・脂肪用」に分かれます。「脂肪用の糖質」は「インスリン」という物質によって分解されて、活動エネルギーとなりますが、分解しないといけない「糖質の量が多い」と「分解に必要なインスリン分泌量が追いつかない」事態が発生し、「エネルギー化されない糖質」が「蓄積脂肪」と化します。 つまり、「糖質を分解する」のは「インスリン」ですが、「摂取した糖質量が必要以上」だと「分解に必要なインスリン量が足りない」事態になり、「分解=エネルギー化できなかった糖質」が「いつかエネルギー化するために残しておく脂肪」になってしまう。ということです。

アイスは食べ過ぎれば太るのか?

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砂糖という糖質と、卵・牛乳という脂質を含む材料を使って作るので、食べ過ぎれば太ります。アイスは「熱によって溶ける」ために「食べても溶けて太らない」イメージを持たれていることもあるそうですが、それは良いように解釈しているだけであり、明らかなる間違いです。

食品を摂取する際、太る・太らないの決め手となるのは「含まれる栄養素や成分」です。その食品が加工食品である場合は、「その食品を作るために使用した材料」に含まれている栄養素や成分がポイントになります。 アイスは「砂糖」と「動物性油脂(牛乳・卵)」で作られており、「卵」には良質なタンパク質も含まれていますが、原料的には総合的な栄養価が「高カロリー系」なることが自然です。そのため、食べ過ぎれば確実に太ります。

毎日食べれば太るのは当然

「アイスが大好きで毎日食べる」と言う人もいますが、毎日食べれば太るでしょう。ただし、1回の食べる量や、アイスを除いた1日の中での食事量も含めて考える必要があります。アイスを食べる量が多い場合は、毎日食べ続けたら太ります。また、食べるアイスの種類も重要です。

朝昼晩と3食をちゃんと食べている場合、アイスのカロリーが加わることで「カロリー過多」となり、分解できなかった糖質が脂肪になる可能性が高いです。「別腹」というのは食欲の話であり、体内の消化吸収および分解機能(エネルギー化)にとってはただの「過多(摂取のし過ぎ)」になり、負担をかけます。
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