傷んだ髪におすすめのシャンプーとトリートメント・ケア方法

ヘアケア

髪の傷みが悪化するとどうなる?

傷んだ髪におすすめのシャンプーとトリートメント・ケア方法

髪の傷みが悪化するとどうなるのか、ご紹介していきます。

髪がからまりやすくほどきにくい

傷んだ髪が縮れたり枝毛が増えたりすることにより、絡まりやすくなります。そして、絡まってしまった髪がなかなかほどけず、力任せに引っ張るともろくなっている部分から切れてしまうこともあります。切れ毛や枝毛が増えると髪の長さがそろわず、あちこちから傷んだ髪の毛が飛び出してしまいだらしない印象を与えます。

髪が広がりやすくなりまとまらない

湿気の多い日や雨の日に髪が広がってしまうという悩みを持っている人は多いですが、それも髪の傷みによるものです。傷んだ髪は、毛の表面を鱗のようにおおっているキューティクルが乱れています。

キューティクルが開きっぱなしになっている傷んだ髪は大気中の湿気を吸い込みやすく、湿気を吸った髪は広がったりうねりになったりしてまとまりません。ヘアスタイルが決まらなかったり、すぐにセットが乱れてしまう原因となります。

色が抜けやすくなる

前述のキューティクルが乱れて開きっぱなしになる影響は、髪の色にも関係します。髪をブリーチするときは薬品でキューティクルを開いて色素を分解しますが、傷んだ髪の開きっぱなしになったキューティクルからも色素が抜けやすくなります。

傷んだ髪は毛先の色が明るくなったり、透けて金髪のようになってしまうことがあります。カラーリングをしてもすぐに色があせてしまったり、カラーリングをしていないバージンヘアでも髪の色が退色することがあります。

ゴムのように伸びる髪になることも

カラーリングやパーマなどを繰り返して大きなダメージを繰り返し与えて傷んだ髪は、キューティクルどころではなくスカスカの状態になり、ひっぱるとゴムのように伸びる髪の毛になる場合があります。そこまで傷んでしまうと切るのが最善となってしまいますが、髪を傷めつけないためにも、ケア方法をしっかり把握しておきましょう。

ケアをすることはできますが、枝毛や切れ毛などの傷んだ髪を健康な状態の髪に作りなおすということは基本的に不可能です。まずは傷んだ髪を作らないよう心掛けること、傷みを最小限にとどめることを意識しましょう。

特徴別傷んだ髪のケアポイント!

傷んだ髪におすすめのシャンプーとトリートメント・ケア方法

傷んだ髪のケアポイントを、特徴別にご紹介しましょう。

パサつく場合は髪の水分や栄養補給

髪が乾燥してパサついている場合は、髪が水分を保てるように栄養補給をして補修してあげたり、コーティングしてうるおいをキープしてあげることを最優先に考えたケアをしましょう。シャンプーやブローといった普段のケアに加えてトリートメントでスペシャルケアを行うのがおすすめです。

枝毛がひどい場合はアミノ酸系シャンプーで修復

枝毛の要因はいろいろなものがありますが、髪の毛が摩擦などの刺激を受けてできてしまうことがあります。この場合には刺激の弱いアミノ酸系シャンプーを使用し、事前によく泡立てて、こすりすぎないようにやさしく洗うシャンプー方法がおすすめです。

切れ毛が多い場合は頭皮環境改善がポイント

髪が歪んでいたり、ぷつぷつと途中で切れてしまうという場合は、髪が生える土台である頭皮の環境改善をポイントとしたケアが大切です。スカルプ系シャンプーの使用で頭皮をきれいに保つ、マッサージを行って頭皮の血行を改善するなどのケアがおすすめです。

傷んだ髪におすすめのケア紹介!

傷んだ髪におすすめのシャンプーとトリートメント・ケア方法

傷んだ髪におすすめのケアをご紹介しましょう。

紫外線もしっかりガードする

紫外線といえば日焼けや肌トラブルの原因とイメージしがちですが、髪や頭皮も当然日焼けします。帽子などをかぶっていない限り、人体の中で紫外線を真っ先にあびる場所でもあります。頭皮や髪に悪影響を及ぼす紫外線はカットする対策をしましょう。

基本的な対策は帽子をかぶること、日傘をさすことです。いつも同じ分け目や髪型にせず、変えることで紫外線が同じ場所に当たることを防ぐこともできます。また、UVケアのできるヘアスプレーも販売されているため、活用しましょう。

正しいシャンプー方法を守る

正しくできているかわかりにくいのがシャンプー方法です。シャンプーは毎日行うものなので、シャンプーでのミスの積み重ねは日に日に大きくなります。シャンプーの方法を見直しましょう。

髪を濡らす前にまずブラッシングを行い、ほこりや髪のもつれをとります。そして、熱すぎないお湯でたっぷりと髪を洗い流しましょう。ブラッシングとお湯での洗浄で、実はかなりの汚れを落とすことができます。 シャンプーは適量を手に取り、しっかりと泡立ててから使用します。頭皮を中心に揉むように洗い、髪の毛は手ぐしを数回通す程度で構いません。頭皮を洗うことを意識しましょう。すすぎもたっぷりのお湯で、すすぎ残しのないように行います。コンディショナーは頭皮につけず、毛先を中心につけましょう。

シャンプー後はしっかり髪を乾かす

熱は髪を傷めるからとドライヤーを敬遠している人もいますが、濡れたままの髪を長時間放置するのも傷んだ髪の原因となります。濡れた髪はとても傷みやすいためです。生乾きだと蒸れて頭皮環境も悪化するため、シャンプー後はドライヤーを使用してしっかりと髪を乾かしましょう。

まずはしっかりとタオルドライをして、熱風で乾かす時間を減らすことが大切です。こすったりしぼるのではなく、吸水性の良いタオルで水分をとるようにしましょう。ドライヤーは離して持ち、髪の根元に風を当てるイメージで乾かしていきます。全体が乾いたら冷風をあてることで、キューティクルが閉じてさらさらの仕上がりになります。
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