反則金を支払わない方法はあるのか
そもそも、反則金は支払う義務があるのでしょうか。答えはNOです。実は反則金の支払いは義務ではなく権利です。
つまり支払わないのであれば支払わなくても構いません。しかし、支払わなければ、それに見合った罰を受ける必要が出てきます。反則金を無視すると？
反則金とは、道路交通法を違反した人が支払うことになります。つまり反則金とは、刑事罰を受けないで済むための免罪のお金です。
そのため、反則金の支払いを無視して、刑事罰を受けることを選択することもできます。しかし、刑事罰を受けるということは前科持ちになることを意味します。 前科持ちになっていいことはありません。そのため、ほとんどの人が反則金を基本的には支払うようにしているのが実情です。反則金の支払い期限
反則金の支払い期限は先述しているように基本的には7日です。しかし、7日目が土日で金融機関が休みであれば翌月曜日まで延長、そして仮納付を忘れていた場合は「交通違反通告センター」で支払えば10日まで延長することが可能です。
仮に上記の条件でも支払いを行わなかった場合、警察から反則金支払いの通告があります。それでも支払わなかった場合には、支払いの意思がない、として刑事罰を受けることになります。反則金を支払わない場合どうなるのか
反則金の支払いはあくまでも違反者の権利です。そのため、支払うも支払わないも個人の自由な判断に任せられます。
しかし、反則金は刑事罰を免れるために必要なお金です。警察や検察としても、できれば支払ってもらった方がありがたい、というのは間違いありません。 しかし、どうしても「支払いたくない」という人は「支払わない」という権利を行使することも可能です。支払わない場合は最悪逮捕される
反則金を支払わないということは「刑事罰を受けることを容認した」とみなされます。一応、警察からは支払いの催告が行われますが、それでも支払わない場合「道路交通法違反」で逮捕されます。
逮捕されて起訴された場合、最悪のパターンは収監です。よほど悪質ではない限り収監されることはないと考えられますが、逮捕されると色んな意味で不利益を被ります。 できるだけ逮捕されないような対応を心がけましょう。反則金の支払いはできるだけ期日どおりに払おう
今回は反則金の支払い方法や期限について解説していきました。
交通違反はおこさないことが一番ですが、万が一、違反で反則金を支払わなければならなくなったならば、できるだけ期日どおりに支払いましょう。そして万が一、期日に間に合わなくても、警察署に相談すればある程度の融通はききます。未払いで逮捕されるのだけは避けるべきです。 違反はおこさないことが一番ですが、万が一の場合は迅速に対応することをおすすめいたします。