車の信号待ちでのスマホは違反?
車の信号待ちでのスマホは違反にはなりません。これは先述したように道路交通法にて定められている内容にのっとると「完全停止」していれば何ら問題がないからです。しかし警察は違反者を探すのに必死なので、足元救われないよう日頃から注意しておきましょう。また、車の運転中に違反で捕まってしまうと以下のような罰則が与えられます。
罰則等 (1) 携帯電話使用等(交通の危険) 罰 則 3月以下の懲役又は5万円以下の罰金 反 則 金 大型12千円、普通9千円、二輪7千円、原付6千円 基礎点数 2点 (2) 携帯電話使用等(保持) 罰 則 5万円以下の罰金 反 則 金 大型7千円、普通6千円、二輪6千円、原付5千円 基礎点数 1点
出典: https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/keitai/info.html |
このように反則金も大きいだけでなく、点数も引かれてしまうので何もメリットはありません。安易にスマホを利用しながら運転をすることは辞めた方が無難です。
スマホを使って信号待ちしている人にしてはいけないいたずら
ただのいたずら心からついやってしまう人が多い「信号待ちでスマホを触る人を煽る行為」ですが、大変危険な行為で大事故にも繋がる可能性があるのでからかい半分で煽るような行為はやめましょう。
実際にあったいたずらで「歩くふりをしてフェイントをかける行為」があります。どのように危険なのかここで詳しくご紹介します。歩くふりをしてフェイントをかけるのは重大行為
このいたずら行為が一体どういったものかというと「スマホを見て信号待ちをしてる人の横にあえて立って歩くふりをする」というフェイント行為です。いくらスマホを見ていても周囲の反射というのは見えるもので、歩くふりをされるとつい自分も一緒に歩きだしてしまいます。しかもスマホを見たままだから、非常に危険なんです。
信号待ちのフェイントはなぜ危険なのか
隣の人が歩くふりをすると、スマホを見たままであっても動きを察知することでそのまま歩きだしてしまいます。スマホを見ている人というのは、スマホに集中しており、信号なんて見ていません。 そのため、わずかに視界に入ってくる周囲の人たちの動きを察知することで歩き始めるのです。
このようにスマホをしている人の隣に立ち、あたかも「青信号になった」とフェイントをかけることで勘違いさせ、危険な目に合わせて面白がるいたずらを行うモラルの低い人が後を絶ちません。 フェイントをかけられて歩きだしてしまうと、本来は赤信号なので取り返しがつかない大事故に繋がることも十分に考えられます。いたずらをするひとにとっては冗談のつもりで面白おかしく行っている行為であっても人として許されない行為だということを忘れてはいけません。信号待ちのスマホもできるなら控えた方が無難
今やどこに行ってもどの年代でも当たり前のように手にしているスマホや携帯電話は便利でありながら危険と隣り合わせのアイテムです。信号待ちで完全に停止していればスマホを触っても違反にはなりませんが、できるなら運転中含め安全のためにも手にしない方が無難でしょう。
また、いくら停止中だからと言って集中しすぎると思わぬ事故に巻き込まれかねません。便利と引き換えに命を失っては元も子もないので、きちんと範囲を決めて、安全を確保したうえで使用するよう心掛けていきましょう。