車庫法違反の通報の方法・罰金があるのか・距離・時間

車・ドライブ

駐車違反に関係する車庫法違反

・道路を保管場所としていた場合=3ヶ月以下の懲役、または20万円以下の罰金+違反点数3点

・長時間駐車をしていた場合=20万円以下の罰金+違反点数2点

車庫飛ばしに関係する車庫法違反

・ウソの保管場所で申請をした場合(意図的に虚偽の申請をしている場合)=20万円以下の罰金

・保管場所が変わったときの届け忘れの場合(意図的ではない場合)、もしくは保管場所が変わったが虚偽の届出をした場合=10万円以下の罰金

バイクだったら車庫法違反になる?

バイクの場合、大型であっても車庫証明の取得は不要ですので、車庫飛ばしで通報されることはまずありません。ですが、たとえ駐車禁止区域でなくても長時間駐車していると放置と見なされ、駐車違反に問われます。

道路交通法ではなく車庫法の方の違反の場合、違反点数は2から3点程度、刑事処分ですと簡易裁判所から呼び出され、罰金を5~20万円ほど支払わなければなりません。もし違反者が未成年者だったときは家庭裁判所で保護監察処分になることもあります。

車庫法で定められている距離はこれくらい

車庫法では、自宅から駐車場までの距離が定められています。それは2km以内であることです。自宅からこれ以上離れていると車庫証明は発行されず、車を購入することはできません。

実は車庫法ができたばかりのときは駐車場を自宅から500m圏内に確保することが定められていました。今よりも厳しかったということになります。しかし、郊外ならともかく、人が多い住宅街や都心などでは500mの中で駐車場がみつけられないということも考えられますし、実際にそういったことがありました。 そこで今は2kmまで幅を広げ、駐車場を確保しやすい状況にしています。

駐車禁止でなくても車庫法違反になるケース

車庫法違反の通報の方法・罰金があるのか・距離・時間

車庫法に適さない駐車場所は自宅から2km離れた場所です。これは車庫の確保の方の問題です。一方の駐車違反の方は、たとえ駐車禁止ではない道路であっても長時間駐車することで車庫法の駐車違反が適用されます。ですので、長時間の場合はコインパーキングなどを探しましょう。

では、車庫法違反で駐車禁止になるケースですが、具体的な時間を示すと、昼間は12時間以上連続で、夜間は8時間以上連続で駐車することです。これだけ駐車していると放置車両を見なされて、罰金刑になります。 また、路上を塞いだりするような駐車違反だと、道路交通法の駐車違反にもなります。

怖いのは車庫法は前科になってしまうこと

車庫法違反の通報の方法・罰金があるのか・距離・時間
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