伊藤かずえの愛車遍歴とは?
伊藤かずえは「色々な車に乗ってきたけれど、このシーマが一番しっくりくる」とコメントしています。シーマに乗るまでは、1985年(19歳)日産「スタンザ」、1986年(20歳)日産「エクサ」、1989年(23歳)日産「ローレル」に乗っていて、シーマで4台目になります。伊藤かずえがシーマに乗るまでは、短い期間で車を乗り換えていたことが分かります。
日産「スタンザ」「エクサ」ってどんな車?
伊藤かずえがシーマの前に乗っていた日産「スタンザ」「エクサ」は、残念ながら現在は販売されていません。伊藤かずえの3台目の車である「ローレル」は2003年まで販売されていたので記憶に新しいですが、「スタンザ」「エクサ」についてはご存知でない方も多いのではないでしょうか。
日産「スタンザ」
伊藤かずえが19歳の時に初めて乗った車「スタンザ」は1977年~1990年まで販売され、その間3度のモデルチェンジが行われています。
スタンザは当時の日産のベストセラー車であったサニーの上級仕様として売り出されました。姉妹車である「バイオレット」「オースター」よりも内装・外装が豪華に作られていたことから「ミニ・セドリック」あるいは「ミニ・グロリア」とも呼ばれ、「小さな高級車」として親しまれていました。 エンジンは日産お馴染みのL型4気筒、排気量は初代は1.4ℓ、2代目以降は1.6ℓタイプもあり、駆動は初代はFR(後輪駆動)でしたが2代目以降はFF(前輪駆動)に変更されました。日産「エクサ」
伊藤かずえ2台目の車「エクサ」は1982年~1990年まで販売されました。元々は日産「パルサー」のクーペとして売り出され、正式名は「パルサーエルサ」でした。モデルチェンジした2代目はパルサーから独立した姉妹車としての位置づけで、キャノピー(スポーツワゴン)タイプも販売されました。
エクサのデザインの特徴は、角型の2つのリトラクタブルヘッドランプです。このヘッドランプは使わない時は内部に格納することができ、走行中の空気抵抗を少なくすることができることで話題となりました。 正面の外観は後にトヨタで販売された「86トレノ」に似ていて、スポーツカーらしいデザインでしたが、シリーズ全体を通してエクサの販売台数はなぜか当初の予想ほど伸びませんでした。伊藤かずえはなぜ「日産」車ばかりなの?
伊藤かずえのこれまでの車はすべて日産車です。その理由はと言うと、最初に日産車を買ったのは、父親が日産のディーラーをしていたからという実は単純なことでした。
実は伊藤かずえは3台目の4ドアハードトップのローレルを気に入っていて、次も同じローレルを買うつもりでディーラーに行ったと話しています。しかしそこでシーマと運命的な出会いをし、その後はシーマ一筋になりました。 余談ですが、伊藤かずえの日産好きが評判となったのか、2011年8月に日産自動車提供のラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE」にゲスト出演し、話題になったこともありました。