高速道路で最低速度制限を破ると違反なの？
日本各地にある高速道路ですが、とても便利な道路で1日に数百㎞走行できます。行楽や仕事で利用するドライバーが多いですが、ハイスピードで走ったり制限速度内で走行したり、走り方はそれぞれ異なります。パーキングエリアといって、途中でトイレ休憩や運転で疲れた体を休める施設もあります。各地方ごとの名産品が販売されていたり、各地域固有の美味しい食事も堪能できます。
そんな便利な道路ですが、最高速度も決まっていて、反対に最低速度というものも定められています。いくらでもスピードを出していいと勘違いしているドライバーもおり、先日では135㎞オーバーで検挙された人もいます。そして、高速道路で最低速度違反をすると減点1点で6,000円の反則金となります。 今回は、高速道路の最低速度に関する内容を中心としてご紹介して参ります。これから高速道路を利用する方は、ぜひ安全走行の参考にしてください。高速道路は最低速度の標識があるの？
高速道路とひとくちに言っても、各地方ではその形状が異なります。その中で、最低速度も変わっており、各道路に合った速度の標識が掲げられています。一般道と同じように赤と白で彩られた丸い標識です。中心に「50」などという数値が記載させています。これが速度を表わしていますが、最低速度の場合、その数値の下に横棒が1本入ります。
これにより、最高速度と見間違えないような工夫がされています。一見、最高速度標識と似ていますので、しっかりと判別することが大切です。最低の速度が規制されている道路上で、それ以下の速度で走行していると違反となり、先のように罰せられます。周囲のペースと合わせて、走行をしましょう。高速道路の最高速度と最低速度とは？
高速道路での最高速度の制限は時速100㎞です。高速とはいえ、このようにして制限速度が定められています。中には、それ以上のスピードで走行している車両が多く存在していますが、厳密にいえば違反です。ですが、曖昧な部分もあり、時速130㎞ほどで走行していても捕まることなかったり、20㎞オーバーで捕まってしまうケースもあります。
また、高速道路には「オービス」と言って、機械で速度違反を取り締まっています。これにより、警察官がいなくても速度オーバーをしたドライバーが検挙されるシステムです。時速80㎞では？
高速道路を時速80㎞で走行する車両もいます。この場合、最高速度の100㎞以下ですので問題ありません。むしろ、適度な速度であると言えます。時速80㎞が最低速度に設定されている高速道路は数多くありませんが、巡行速度にすれば危険回避しやすい速度と言えます。
また車両への負担を考えても、とても優しい速度です。このまま目的地へ到着することが最善と言えます。ぜひ、こうした安全走行を継続しましょう。