高血圧の症状別看護方法・目標・観察項目・看護計画

仕事ノウハウ
治療法:糖尿病の代謝異常から来るさまざまな合併症があるため、食事療法、運動療法、肥満解消を行うと同時に、インスリン注射での治療を行います。 予防法:普段からバランスの良い食事や適度な運動を心がけることが最大の予防法です。糖尿病は長い年月をかけて進行していく病気なので、定期的な健康診断で早期に糖尿病を発見することが重要です。また、症状が現れたらすぐに治療を開始する必要があります。

インスリン抵抗性(2型糖尿病)

インスリンはちゃんと分泌されているのに、糖もインスリンも細胞のほうでうまく働かなくなり高血糖の状態が続くことをいいます。

症状:悪心、嘔吐、腹痛、口渇、全身検体などの症状が現れます。 どんな人がなるのか:高齢者に多くみられます。 治療法:食事療法と運動療法での治療になります。 予防法:食事療法で、食物繊維を摂る、高脂肪の物を食べすぎない、減塩など食事の見直しを行います。また、体重を減少させることも看護する上で大切です。

低血糖の症状や対処法

低血糖とは、血液中のブドウ糖(グルコース)が異常に低くなった状態をいいます。この低血糖は、糖尿病の方に多くみられますが、人によってさまざまな症状が現れます。

そのため、低血糖の症状がどういうものかを知り、看護師も対処法を良く知っておき、患者、ご家族に詳しく説明する必要があります。

低血糖になったらどんな症状がでるの?

低血糖の症状で一般的なのは、「中枢神経症状」「自律神経症状」「無自覚性低血糖」があります。では、どのような症状で現れるのでしょうか。次に掲げた症状を参考にして下さい。

・中枢神経症状:意識の混乱、異常な行動、集中力の低下、頭痛、けいれん、眠気、目のかすみなどです。 ・自律神経症状:空腹、冷や汗、手足の震え、不安感、動悸 ・無自覚性低血糖:通常の空腹や冷や汗、手足の震えなどに気づかない状態をいいます。

低血糖の症状は、自律神経の働きと関係しており、神経障害があると低血糖の症状がなかなか出ないため、低血糖に気づかないことがあります。気づかないでいると、昏睡状態になることもありますので、そのような状態にならないよう看護を行います。

低血糖の原因

低血糖になるには、次のような原因があり、看護する上で重要な項目になります。

・食事量や炭水化物の不足 ・過度の運動量、過度の運動中、運動後 ・インスリン注射や飲み薬の量が多すぎた ・暴飲暴食 ・空腹時の運動 ・食事開始時間の遅れ(薬やインスリン注射の後)

低血糖になった時の対処法

・すぐに食事や何かを食べられる状態の時は、ご飯や甘いもの、イモ類などの炭水化物から先に食べるようにします。 ・糖分を含んだジュースを200ml~350ml位飲むようにします。 ・常にブドウ糖や砂糖類を持ち歩き、低血糖に対処できるようにしておくことが大事です。

※普段飲んでいる糖尿病薬を患者とご家族、そして看護師も把握しておく必要があります。薬によっては、ブドウ糖の吸収を遅らせる作用がありますので、その場合は必ずブドウ糖を摂取する必要があるからです。あらかじめ担当医や看護師に確認しておくと良いでしょう。

低血糖時にご家族が行う対処法

・患者が低血糖で意識障害を起こした場合は、窒息の危険があるため、無理にブドウ糖などを口に入れない。歯茎や唇にブドウ糖を水で溶かしたものや砂糖を塗り込んでから救急車を呼びます。 ・低血糖時の応急処置として処方されている、グルカゴン注射薬をご家族が注射します。

※低血糖時の対処法や注射の方法は、あらかじめ医療機関で医師や看護師に指導を受けておく必要があります。患者だけでなく、ご家族も低血糖についての知識を理解しておきましょう。

高血圧の症状別看護目標

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