電車での化粧はどこまで許されるのか?
こんでいない電車内なら口紅程度は許される
電車での化粧は、口紅を塗りなおす程度なら許されるでしょう。口紅ならサッと手鏡を見ながら人の影に隠れてできます。辺りに粉が撒き散らないので、「服に付いたら心配」といった心配は不要です。
また、塗る際に不快に感じる顔になりにくいので、人から見て「仕方がないな」との気持ち程度で許される範囲です。 ただ、その口紅に香りが付いていて、人の鼻に刺激を与えては気持ち悪くなるようであれば、許されません。また、電車内がこんでいて、立った状態であれば、電車が急ブレーキをかけた際に口紅が人に当たり、付いてしまうようであれば、化粧をするのは許されないでしょう。粉タイプのファンデーションやチークは許されない
パウダー状のファンデーションやおしろい、チークは広い範囲を塗るものですから、おでこから顎まで塗ることになります。かなり本格的にメイクをしているように見えてしまい、周りにいる人は「場違いではないか」と感じ、不快に感じます。
また、リキッドタイプのファンデも、電車の振動や急ブレーキをかけたときに飛び散りそうです。周りの人が、飛び散りそうだなと不快に感じる化粧は許されません。 どうしても念入りに塗りたいと感じると、顔をひん曲げたり、鼻の下を伸ばして塗ることがありますが、その顔が不快に感じられる場合もあるので、控えた方がよいでしょう。 粉は意外と飛び散るもので、人の鼻に刺激を与え易いところが、電車内では許されないことと考える人が多いです。トラブルにならないためにも、ファンデーションやチークは控えた方が無難です。アイラインは危なそうと感じさせるから許されない
アイラインは、「目の中に入りそうで危ないな」と周りの人が不安になるところが許されません。先が細いものなだけに、電車の振動で今にも入りそうでハラハラさせてしまうことでしょう。
周りの人が快適に電車に乗りたいとの気持ちを台なしにするところも、モラルがないと感じられます。また、目の前で目を大きく見開き、鏡をジッと見つめながらアイラインを引く姿は、気持ち悪さも感じさせます。 さらに、まつ毛をカールするのも危ないと感じて不快です。目元を化粧したいのなら、トイレでするか、家でやってもらいたいと周りの人が感じれば、やはり許される範囲ではありません。 ただ、眉毛なら化粧をしてもよいでしょう。電車が停止している時なら、サッと鏡を見ながら塗り直せるので、周りの人から見てもさほど不快には感じません。