ずる賢い動物は?
ずる賢い動物はと聞かれたら、やはり人間と答えるのが正解でしょう。人間には感情があるので、その頭を使いずるく賢く行動します。では人間以外でずる賢い動物は存在するでしょうか。箸休めにいくつかみてみましょう。
ずる賢い動物の生態とは?
それではずる賢い動物の生態にはどんな事が考えられるでしょうか。まず擬態です。違うものになりすまし、餌などを捕食する事、相手をだますという手法です。それから人間のように頭を使う動物もいます。脳が学習能力に優れている動物もいます。
カラス
カラスはその頭脳でとてもずる賢い行動をとります。カラスは手が使えないため、そのクチバシで知恵を使った事をします。
たとえば堅いものに覆われていて、中身を取り出したい食べ物があった場合、カラスはそのものをくわえ、道路に投げてそれを車に踏ませます。そうして中身を取り出し食べたりします。コバンザメ
主となる魚にくっつき、その主の体に付いた寄生虫や食べ残しのおこぼれをもらいます。自分では泳ぐこともせず、ちゃっかりご飯までいただくというずる賢い動物です。
ヤドカリ
問答無用のヤドカリです。その辺の貝殻を宿にしてちゃっかり生活します。時には貝殻の主がまだいるのに入り込もうとする事もします。
ずる賢い子供の育て方とは?
さて本題に戻りたいとおもいます。ずる賢い子供の育て方はどうしたらよいでしょうか。この時とても大事なのは、親の権力を振りかざして、子供の心を操作しようと考えない事でしょう。
ずる賢いという事は、賢いという事が前提にあります。その賢さゆえにずるくなってしまうのだから、その賢い部分だけを親としてよく把握し、伸ばしてあげる事でしょう。この時も強引に「しなさい」というのではなく、そんな流れになるようにうまく誘導してあげる事が大事です。 子育てというのはただでさえ簡単ではありませんが、ずる賢いという性質をもっている子供を育てるのは、たいへん困難といえるでしょう。下手をすると、大人であるこちらがやり込められてしまいます。 こちら側は堂々と、いつも意見を変えない事も大事でしょう。そこをずる賢い子供につつかれる原因にしてしまいます。大人としての信念はしっかりと持って、導いてあげましょう。ずる賢いか診断するチェック項目は?
それではその人が、あるいは自分がずる賢いのかチェックしてみましょう。いくつかチェック項目をあげてみました。たくさん当てはまるようであれば、ずる賢いという事になるでしょう。参考になさってください。
イメージトレーニングが好き
頭の中で妄想・想像などのイメージトレーニングをしていませんか。こうなったら次はこうなってなど、勝手に頭の中で想像して物事を組み立てがちな人は策士のずる賢い人という可能性があります。
論破すると気持ちがいい
会話で人を負かすと気持ちがいいと感じたことがありますか。ずる賢い人は常に人間関係において優劣を付けがちです。相手を論破した時などは、自分は勝ち誇った気持ちになります。マンツーマンの会話では絶対に相手には負けません。
成績が良い
これはずる賢い人の絶対条件といえるでしょう。勉強ができる賢い人でなければずる賢くはなれません。これをした後どうなるかまで想定し、その後の対処までできる人がずる賢い人といいます。頭の回転が速く、すぐ別の考えなども浮かびます。これは学習能力が高い証拠です。
お金にシビア
ずる賢い人というのは、ケチではなく、お金にシビアな考えをもっています。良く言えば堅実なのでしょう。そして、絶対に自分が損をしないように事を運びます。また確実にそれができる能力をもっています。なので本当にずる賢い人はあまり困窮している人が少ないでしょう。
時間にはルーズ
ここはずる賢い人の抜け目です。案外時間にルーズな人が多いでしょう。そこに重きをおいていないと考えられます。ずる賢い人は、この事を指摘されると攻撃的にまでなります。多少の自覚があるとおもわれます。
他人の事はよくわかる
ずる賢い人というのは、他人の行動をよく見ているせいか、とても理解しています。一方自分の事には無頓着な面があり、あまり自分の事は理解していません。なにか事が起きた時、相手のせいにしがちなのはこの性格からです。
常に周りに神経を張り巡らせているので、自分のことは後回し、またはそこまで回らないという事になってしまいます。時間にルーズになってしまうのもこのせいで、頭の中はいつも策を練っている状態なので、時間などは気にしていられないのでしょう。