パワハラの事例・職場・メールでの例|言葉/暴言/人格否定

ビジネススキル
仕事で人間の価値は図れません。人間は得手不得手があり、仕事の能率もそれぞれ違います。それを否定されると、心に大きな傷ができて心身ともに病んでしまいます。これも立派なパワハラです。

会社でのパワハラの事例

会社では上司から部下に対して色々なパワハラがあります。ここでは会社でのパワハラを考えてみます。

就業規則

会社には色々な就業規則があります。それを守らなければなりませんが、それを押しつけるとパワハラになる場合がありますので、注意が必要です。

例1,「ここの会社ではそれがきまりなんだよ」 例2,「就業規則が守れないならクビにするよ」 例3,「就業規則を守らなかったから、しかるべき処分になるから」 例4,「自分が言うことは就業規則なんだから」

確かに就業規則に基づいて話をしているつもりですが、言い方によっては相手に不快な思いをさせますし、一般の社員が就業規則を頭に入れていることも少ないですので、言いがかりでもわかりません。上司から言われると本当だと錯覚を起こしますが、就業規則を見せて説明をすべきですし、説明のないまま言えば、これもパワハラです。

部下への圧力

パワハラの事例・職場・メールでの例|言葉/暴言/人格否定

上司が部下に対して言葉ではない無言の圧力をかけることもパワハラです。部下は上司の無言の圧力に耐えながら過ごさなければなりません。

例1,上司が部下を無言で睨みつける 例2,上司が部下のそばを通る時に反対を向く 例3,上司が部下のあいさつを無視する 例4,上司が部下の提出物を無言で机にしまう

このように「無言」は相手にかなりの威圧感を与え、受けた方は「どうしたのだろう」と心配します。その気持ちが積み重なっていくと、心の病につながっていきます。 無言以外でも上司が部下に対して、「君ぐらい僕の力でどうにでもなるよ」という言葉を使うと、部下は困ってしまい悩みますが、これも上司から部下への圧力になり、これもパワハラです。

メールでのパワハラの例

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メールというものは便利なものですが、使い方で相手に不快な思いをさせると、立派なパワハラです。

いやがらせ

メールで一番多いのが、いやがらせの内容でのメールです。メールは文章で残ってしまいますので、余計に気になります。

例1,相手のしていたことを批判したり、けなしたりする内容のメール 例2,相手の行動を逐一見張っているような内容のメール 例3,相手の仕事を邪魔する内容のメール 例4,相手の悪口や家族の悪口のメール

このように相手の人格などを否定したりする内容のメールを受け取ると、相手はいやな気持になり、それが昼夜続くと精神的にまいってしまいます。それが自分の上司からなら余計です。 メールは便利なものですが、使い方を誤ると凶器に値するものになります。また内容を消しても、また送ってこられると部下の方も精神的に疲れてしまいます。これは立派なパワハラです。
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