一攫千金を狙う方法
働かざる者食うべからず、昔から言われている言葉です。日本国憲法の下、日本人として生活している限り、勤労の義務と納税の義務を負わなければならないので、どこかでお金を稼ぎ税金を払い、やっと残りが生活費と遊興費とし使えます。そうして誰もがお金を稼ぐため、時に会社で時に個人で嫌な思いをしながらお金を稼ぎます。
しかし、どうせお金を稼ぐなら、額に汗水垂らさず楽してお金を稼ぎたいもの。そして世の中には一発千金を合法的に狙える色々な方法が実在しています。今回はそんな一発千金狙いでお金を稼ぐ手法をご紹介します。宝くじで一攫千金
一発千金と言って真っ先に思い出すのは宝くじ。何といっても100円から買えて当たれば数千万円どころか数億円も夢ではありません。では宝くじで一攫千金を狙うには堂々すればいいのでしょうか?
宝くじの仕組み
宝くじの胴元は全国の都道府県と政令指定都市になっている20の指定都市です。これらの自治体が銀行に発行や当選金の分配などの事務処理を委託して事業を行っています。そして、その売上の40%を自治体運営資金に充てています。つまり宝くじを買う人たちは間接的に税金を払っていることになります。
それはさておき、宝くじの販売は法律によって当選金の上限が決められています。自治体が販売する100円の宝くじであれば上限は50万倍、総理大臣の指定を受けた宝くじであれば額面の250万倍が上限とされています。つまりジャンボ宝くじのように額面が300円であれば何と7億5000万円が上限です。 しかも最近はキャリー・オーバー式の宝くじもあり、この上限は額面の500万倍で最高金額は10億円です。100円が10億円とは、まさに一攫千金どころか一攫億金です。しかも宝くじ売り場で買うだけなのでこんな簡単なことはありません。宝くじの種類
では、現在販売されている宝くじはどんな種類があるのでしょうか。一攫千金を狙うには重要な要素です。
普通くじ
私たちが普段慣れ親しんでいる宝くじが普通くじと呼ばれているもの。販売窓口で任意の番号の宝くじを買い、抽選当日に自分が買った番号と抽選番号が合致していれば当たりです。まさに汗水垂らさず一攫千金を狙う王道と言うにふさわしい簡単さです。
ジャンボ宝くじには3種類あり、年5回販売されるジャンボ宝くじ、日本全国で同一条件で販売される全国通常宝くじ、全国を「東京都」「関東・中部・東北自治」「近畿」「西日本」の4ブロックに分けブロック時の販売日や賞金体系で販売されるブロックくじがあります。 1等前後賞合わせて●億円と販売されているのがこの手の宝くじです。ビンゴ5
ビンゴ5はビンゴと同じく9のつのマス目のうち中央を除いた8つのマス目に自分が選んだ任意の数字を記入し、毎中水曜日に行われる抽せん日にそのラインがいくつ揃ったかで当選が決まる宝くじで、8ライン全て揃うと1等となります。
当選金額1回あたりの売上と当選口数で決まり、最高金額は3000万です。 普通くじよりは自分の意思が反映されますが、1等の当選金額が少額です。とはいえ、3000万なら一攫千金として十分な金額です。ロト
ロトは自分で任意の数字を選び指定された数だけ選び、抽せん日にその数字がいくつ符合しているかで当たりが決まる宝くじです。
ロトには「ロト7」「ロト6」「ミニロト」の3種類があり、「ロト7」は一口300円、「ロト6」と「ミニロト」は一口100円です。 例えばロト7は1~37までの数字から自分が好きな数字を7つ選び、毎週金曜の抽せん日にその7つの数字とボーナス数字と呼ばれる2つの数字が揃った場合に1等となります。 当選金額は1回あたりの当選口数は売上と当選口数で決まりますが、理論上1等の当選金額は4億円です。 自分の意思が反映され、その上1等の最高当選金額が4億円とは、これは美味しいです。しかも1等の当選者がいない場合は、その当選金額が次回へ繰越されるキャリー・オーバーが発生し最高金額は何と10億円です。一攫千金を狙うにはこちらも捨てがたい金額です。ナンバーズ
ナンバーズは「ナンバーズ4」と「ナンバーズ」の2種類があり、正式名「数字選択式宝くじ」といい、自分の好きな数字を4桁、ないし3桁選び、抽せん日にその桁の数字が数字が符合していれば当たりです。
どちらも1口200円で、1当当選金額はナンバーズ4が100万円、ナンバーズ3が10万円です。当たりやすい分、当選金額も安めです。一攫千金としては金額が安いので不向きです。スクラッチ
スクラッチはほかの宝くじと違い、買ったその場で当たり外れが分かる宝くじです。
1口200円か300円で、くじの銀色の部分を硬貨などで削り、出てきた絵柄とくじの説明書に書かれている絵柄が符合していれば当たりです。1等でも当選金額が大きく異なり安いと5万円、高額当選なら5000万円です。 1等5000万円の時のくじなら一攫千金として十分な金額です。宝くじは当たるの?
宝くじは買えば必ず当たるものではありません。一体どれだけ買えば1等が当たるのでしょうか。宝くじの1等の当選確率を見てみましょう。
・ジャンボ宝くじの場合、1/20,000,000です。 ・ビンゴ5の場合、1/390,625です。 ・ロト7の場合、1/10,295,472です。 ・ナンバーズ4の場合、1/10,000です。
スクラッチは1等の当選金額によって確率が異なるのでここでは省きますが、推して知るべしです。ジャンボ宝くじの1当賞金5億円なら、60億分円買わなければ当たらないことになります。 ちなみに日本で雷に撃たれる人は年平均20人で、日本人の人口を1億2千万人と仮定すれば1/6,000,000ですから、ジャンボ宝くじで1等に当たる確率は雷に打たれる確率よりも低いです。 宝くじで一攫千金を狙いたいなら、ジャンボ宝くじで1等を狙うよりも、ロト7でキャリーオーバーが発生した時に買う方が確率も当選金額も高いので、狙うならロト7となります。もっとも、こちらも雷に撃たれるより確率低いのですが。くじはくじでもサッカーくじで一攫千金
同じくじでもサッカーの勝敗で結果が判明するサッカーくじは文部科学省が胴元です。その収益金はスポーツ振興に使われます。
サッカーの種類
サッカーくじには大まかに2種類あり、Jリーグ14試合のコンピュータが任意で選定し試合結果によって当選が決まる完全運任せのBIGと、Jリーグの13試合の勝敗を自分で予想すtotoがあります。 totoならサッカーチームの力関係が分かればある程度確率が上がりそうです。
サッカーくじの当選金額と確率
・BIGは1口300円で、1等賞金3億円、キャリー・オーバーの制度もあり最大6億円。 ・totoは1口100円で、1等賞金1億円、キャリー・オーバーの制度もあり最大5億円。
そして気になる当選確率ですがBIGは1/4,782,969、totoは1/1,594,323です。ただしtotoは1等が複数いた場合は売上金額を分配するので、その分配当が低くなります。 何とも途方もない数字が並びますが、良く見れば宝くじのロト7に比べると1/2以下です。キャリーオーバーの金額では宝くじに劣りますが共に億越えですから、一攫千金としては十分な金額です。一攫千金を狙うなら宝くじより、サッカーくじの方が俄然お勧めです。競馬で一攫千金
「万馬券を当てる」という慣用句があるように、一攫千金を狙うギャンブルの王道が競馬です。日本は基本的にギャンブルは禁止ですが、特別にギャンブルとして許可を受けているのが競馬、競輪、競艇、オートレースの公営競技です。
建前上、賞金を競うプロのスポーツ選手の競技なので、お金を掛けて良いということです。それぞれの胴元は競馬が農林水産省、競輪とオートレースが経済産業省、競艇が国土交通省で、その収益はそれぞれが管轄する産業の振興に使われます。