皮膚の構造を知ろう!
鼻の毛穴になぜ汚れがたまるのでしょうか。まず、皮膚の構造についてお話しします。
毛穴とは
毛穴とは、毛が生えるための0.1から0.2ミリの穴のことです。人間の肌の1センチ四方に、20個以上は存在します。そして毛穴の中に汗腺や皮脂腺があり、汗や皮脂などの分泌物を体内から外へ排出し、体温調節や解毒の働きをしています。
毛穴の中にある皮脂腺ですが、体と頭と顔とでは、頭や顔の皮脂腺のほうが発達しています。しかし、顔は産毛のような細い毛が多いため、毛穴の大きさは小さめです。そのため、顔は皮脂や角質が詰まりやすくなりやすいといえます。どうして角栓ができるの?
角栓とは、皮脂腺から分泌された皮脂や角質が毛穴に留まり、中で固まってしまった物です。角栓ができる原因は、角質がたまりやすくなることと、油脂の分泌が盛んになることです。
肌は一定の周期で細胞が剥がれ生まれ変わります。この剥がれ落ちた古い細胞が角質です。しかし、肌ダメージなどで、その周期が乱れてしまいます。活発になりすぎた場合、狭い毛穴の中でつまってしまいます。 低下した場合、古い角質が剥がれ落ちがうまくいかず毛穴に残ってしまいます。この残された角質が厚く固まってしまい、過剰に分泌された皮脂が混ざり、角栓ができます。鼻パックの種類と選び方は?
店頭には、数多くの鼻パック商品があり、どれを選んでいいか迷ってしまいます。そんなあなたにおすすめの鼻パックの方法をご紹介します。
鼻パックの種類は、大まかに3種類あります。
鼻パックの種類
剥がすタイプ
口コミ今まで使ってきた角質ケアの中で1番いい商品だと思います。角栓が大量に取れて鳥肌が立ちました。鼻周りもすっきりして非常に満足しています。
剥がすタイプは、鼻の毛穴専用に作られた商品です。肌の毛穴周辺の皮膚をホットタオルやお風呂などで柔らかくしたあと、毛穴が気になる部分に貼り、所定の時間が経過したら剥がします。
中にある固まった角栓を強力な粘着力で取るため、大事な皮脂や水分までも奪われ、うるおいがなくなり、毛穴が広がる可能性があります。また、コツを心得て行わないと、角栓がうまく取れなかったり、使用後、毛穴が広がってしまったなど肌の負担が大きいのが特徴です。吸着タイプ
口コミ毛穴の黒ずみが気になって色々調べたところこちらにたどり着きました! まだ2回しか使用していないのでまだ効果は分かりませんが根気よくパック続けてみます!
吸着させるタイプは、粒子が2ミクロン以下の粘土であるクレイパックが主流です。クレイパックは基本的に、乾燥させたパウダー状になっていて、水に戻してパックに使います。クレイパックは鼻だけでなく顔や体全身に使用が可能です。
気になる部分に塗り、乾いたら洗い流します。体内から悪いものを吸い出す吸着性や抗炎症作用、殺菌作用が毛穴のつまりの除去に有効だといわれています。ただし、高い洗浄力や吸着力で肌の水分や油分が奪われてしまうこともあり、よくすすいでクレイ成分を落とすことと、アフターケアをしっかりと行うことが大切です。クリーム、オイルで溶かすタイプ
クリーム、オイルで溶かすタイプは、保湿系クリームや化粧油、食用油などを使用し、油分が鼻の毛穴につまった角質を溶かし浮かせます。
ラップをして、ホットタオルやお風呂などで皮膚を柔らかくさせたあと、気になる部分にたっぷりと塗り、毛穴に浸透するように揉みこみます。その後、綿棒または手で揉むこんで毛穴のつまりを浮かせ、油分を石鹸やぬるま湯などで洗い流します。 徐々に毛穴の汚れを溶かすため、即効性は期待できないですが、定期的に行うことによって肌に負担がなく行えます。ただし、油分が残ってしまうと酸化してトラブルのもとになるのでしっかりと洗い落とすことが大切です。鼻パックの選び方
鼻パックの選び方をタイプ別に紹介します。
初心者向け、おすすめ鼻パック
まず初心者の方は、ニベアやオリーブオイル、馬油などは、家にあるものですし、肌の負担も少ないです。コツもいらないので、初めに試すのがおすすめです。パックしている間は油でべとべとで待っているのがつらくもありますが、ラップで保温すれば気になりませんし、慣れてしまえば大丈夫です。また、コストもかかりませんので無理なく続けられます。
毛穴だけじゃない、ニキビを治したい、美肌になりたい人におすすめ
口コミ自分で手作りクレイが出来ます。何倍にも膨らんでクリーム状のクレイになります。私は朝晩のマッサージ及びクレンジングとして使っています。肌の調子も整います。
毛穴だけでなく、ニキビがある人、美肌もしたい人にはおすすめなのは、クレイなど吸着するタイプです。クレイパックは鼻以外にも全身使え、ニキビなどがあっても使用ができます。また、デトックス効果もあり、むくみやシミ改善、美肌も期待できますのでおすすめです。
ただし、脂性の場合、高い吸着力ゆえに毛穴の皮脂が取れすぎて、逆に皮脂の分泌力が上がってしまうことがあるため、しっかりとクレイを落とし、保湿をしっかりとすることが大切です。しっかりと根こそぎ取りたい人におすすめ
しっかりと毛穴の汚れを確認したい、根こそぎ取りたい人には、メーカーごとに売られている鼻パックシートがおすすめです。鼻パックシートで汚れがごっそり取れた時の爽快感はたまりません。ただし、使い方をコツを知らないと、汚れが取れなかった、使用後毛穴が開いてしまったということになりかねません。
まず、ふつうに使用してみましょう。それで、毛穴が取れなかった場合、使用前にホットタオルやお風呂などで毛穴を開かせ、毛穴を柔らかくします。メーカーごとに、毛穴パック専用の汚れを溶かし浮かせるジェルなどがありますので使用してみてください。汚れを溶かし浮かることで、毛穴の中で固まり詰まっていた汚れがシートに吸着しやすくなります。 そして、大事なのはアフターケアです。シート使用後は毛穴が広がってしまっているため、しっかりと冷却して肌を引き締めることが大切です。特徴・用途別おすすめの鼻パック!
鼻パックといっても、先ほど述べたようにさまざまな方法があり、どれが自分に合っていて、効果的なのか、よくわからないという方も多いでしょう。そういう方のために、特徴と用途別のおすすめ鼻パックをご紹介します。
毛穴が広がっている人
先ほど、毛穴汚れの原因の角栓は、皮脂と角質であるというお話はしました。皮脂汚れだけでしたら、洗顔で落とすことができるのですが、皮脂に角質が混ざることにより洗顔では取れにくい状態になります。
この角質が詰まる原因は、顔の毛穴は産毛で小さいのですが、皮脂腺などは大きいことで詰まりやすいことと、皮膚の再生の周期(ターンオーバー)の乱れがあげられます。 このターンオーバーが乱れる原因は、乾燥などのダメージで、乱れを改善するためには保水と保湿が大事になってきます。 この保水と保湿を兼ねた鼻パックはクレイパックです。角栓を消し去りたい!!
口コミこの量では参考画像のような顔全体をパックするのは無理でしょうね。 鼻や気になる箇所を少しやりたいだけなら十分です。ちゃんと取れます。
角栓とは、皮脂腺から分泌された皮脂や角質が毛穴に留まり、中で固まってしまった物ということはお話ししました。この角栓は毛穴にたまってしまうとなかなか落とすのが大変になってきます。
ひとまず、角栓を消し去りたいという方には、強力な粘力で角栓を取る、剥がすタイプの鼻パックがおすすめです。綺麗な毛穴を維持するためのケア
鼻パックは、肌に負担がかかるものが多いため、毎日はできません。そのため、鼻パックを行ったあとの日ごろのケアが大切になってきます。
化粧水やクリームなどで保水と保湿はもちろんですが、きれいになった毛穴を維持するために、日ごろの洗顔も大事になってきます。 そこでおすすめなのが、酵素洗顔です。