焼酎の糖質とカロリー、栄養素|糖質制限中の焼酎はOK?

料理の知識

焼酎ダイエットで痩せた事例

ダイエットにはいろいろな方法がありますが、焼酎ダイエットをメインにするというのはあまりないと思います。糖質制限ダイエットなどでお酒に関しては焼酎を中心にするという程度が多いようです。

筋力トレーニングと厳しい糖質制限の食事指導で完璧なボディメイクをするRIZAPでも、お酒に関しては焼酎をはじめとする蒸留酒は禁止していません。ダイエットをする決意ができても、お酒だけはやめられないという人には蒸留酒は救いの神なのです。

焼酎ダイエットで成功した人の方法には次のような決まりごとがあるようです。 ■焼酎以外のお酒に手を出さない。 ■飲む量を決めて守る。 ■カロリーの高いおつまみを避ける。 他のダイエットでの効果もあるでしょうが、数ヶ月で5~10kgの減量体験は珍しくないようです。

糖質ゼロ焼酎の種類と味の比較

糖質ゼロの焼酎ですが、その種類は実に多彩です。原料によってその味や香りが異なりいろいろな地方の焼酎が楽しめます。原料には米や芋、麦の他、あしたば、あずき、アロエ、かぼちゃ、ごま、こんぶ、しいたけ、しそ、たまねぎ、ひまわりの種など、こんなものもと思うようなものも使われています。酒税法では「本格焼酎」の原料として49品種が認められています。代表的な焼酎の特徴をみてみましょう。

■芋焼酎:さつま芋が原料で味はかなり濃厚、芋の甘い風味が特徴です。九州南部が主要産地で、森伊蔵・魔王・霧島などの銘柄が有名です。 ■米焼酎:米が原料で味わいは深くまろやか、フルーティなものもあります。熊本や秋田、新潟などが産地で白岳しろ・天草・八海山などの銘柄が代表的です。 ■麦焼酎:麦が原料で芋や米よりも癖が少なくて飲みやすく、味わいは香ばしくすっきりしています。代表的な銘柄にはいいちこ・二階堂などがあります。 ■そば焼酎:そばを主原料としていてさらりとソフトな味わい、麦よりさらに軽く感じられます。雲海・神楽の舞などの銘柄が有名です。 ■黒糖焼酎:黒麹とサトウキビが原料で甘い香りと程良く柔らかな口当たりが特徴です。奄美地方が産地で奄美・れんと・朝日などの銘柄があります。 ■栗焼酎:栗が主原料で、栗の香りとまろやかな甘みが特徴です。宮崎が発祥ですが各地の栗産地で製造されています。ダバダ火振り・おくりおくら・四万十大正などの銘柄があります。 ■ジャガイモ焼酎:ジャガイモが主原料で、さつま芋の芋焼酎よりも癖が少なく飲みやすいものから独特の香りの強いものまでさまざまです。代表的な銘柄に伍升譚(ごしょたん)・北緯44度などがあります。

糖質制限中のおすすめの焼酎の飲み方

焼酎の飲み方、楽しみ方にはいろいろありますが、糖質制限中には果汁などの糖質やカロリーの高いものと割って飲むことは避けることです。焼酎そのものには糖質やプリン体などがなくカロリーも低くダイエットには最適なお酒なのですから、水割りとかお湯割りといった単純な飲み方が最適でしょう。

おつまみも焼酎の場合は、冷や奴や枝豆,お刺身などあっさりして低カロリーなものがよく合います。同じ蒸留酒でもウイスキーの場合は、ナッツ類やチョコレート、チーズ、ドライフルーツなどカロリーが高めのものになります。糖質制限で蒸留酒のなかでも焼酎がおすすめなのは、相性の良いおつまみの影響もあるかもしれません。

おつまみや飲み方にも注意を

おつまみとして避けたほうが良いのは、糖質やカロリーが高い揚げ物や餃子、芋料理、油を多く使う中華料理などです。ごはんや麺類などの主食類ももちろんです。締めのラーメンなども残念ですがあきらめましょう。

良質なたんぱく質を含むものをおつまみには選びましょう。お刺身、納豆、豆腐、枝豆、焼き魚、焼き鳥(塩)などでしょうか。あくまでも適量です。食べ過ぎ、飲み過ぎは厳禁です。

お酒を飲む時の心がけでダイエットの成功率があがることもあります。次のことに注意しましょう。 ■空腹時は避けて、軽く食べてから飲む。 ■頻度は週1~2回、難しい場合は休肝日を週2回以上設ける。 ■水割りの場合もチェイサーを用意する。水分はアルコールの吸収を助けます。 ■事前に飲む量を決めて、それ以上は飲まない。 ■締めに何か食べたいときは温かいスープや味噌汁で我慢を。 ■22時以降の飲酒は避ける。 どうでしょうか。適正飲酒量ではもの足りないという人もいるでしょうが、ダイエット、健康のために我慢ガマンです。

糖質ゼロの焼酎、適正量でお酒を楽しもう

焼酎は糖質制限中でおすすめできるお酒のなかでも最良のものです。ダイエットや糖尿病、痛風の治療などで糖質やカロリーなどの制限をされている人には救いのお酒です。

原料の違いによる種類も多く、味や香り、匂いなどそれぞれの特徴を楽しむことができます。果汁などで割ったカクテルやサワーなどの楽しみ方もありますが、健康には水割りやお湯割りなどのシンプルな飲み方が良いでしょう。 お酒の適正飲酒量、もの足りない人もいるかもしれませんが、飲む時間やおつまみの種類なども気にして美味しい焼酎を楽しみましょう。ダイエットや病気の治療、良くなることを願っています。
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