キウイフルーツはビタミンC・カリウム・食物繊維など美容をサポートしてくれる栄養素が多い食べ物です。輪切りにしてヨーグルトにのせて食べたり、半分に切ってスプーンで食べるといいでしょう。年中手に入りやすく、値段も安いのでビタミンCの補給源としておすすめです。
コラーゲンを増やすために避けたい食べ物
逆にコラーゲンを増やすためには好ましくない食べ物もあります。それは高脂肪食や糖質が多い食べ物です。コラーゲンを摂取していても脂っこいものばかり食べているとコラーゲンやヒアルロン酸の合成が低下してしまいます。
糖質が多い食べ物は、血中のブドウ糖濃度を高くします。この高血糖状態が続くと、コラーゲンの糖化が起こります。するとコラーゲンなどの体内のたんぱく質が糖分と結びついて、分解されずに体内に蓄積されてしまいます。たんぱく質が糖化するということは、細胞が老化することと同じです。 「高脂肪食や糖質が多い食べ物を一切食べてはダメ」というわけではありませんが、コラーゲンの質を高めるためには食べ過ぎには気をつけるようにしましょう。特に糖質は知らないうちに食べ過ぎていることが多いです。甘いものだけではなく、ご飯やパンなどにも糖質は多く含まれているので、炭水化物ばっかり食べている人は注意しましょう。コラーゲンが多い食べ物の美容効果
美肌になる
コラーゲンは美肌のために欠かせない成分です。人間の肌は表皮と真皮に分かれていて、真皮の70％はコラーゲンからできています。コラーゲンはセラミドやヒアルロン酸に並んで、肌の潤いを保つ効果が高い成分と言われています。肌がカサカサして乾燥するという人であれば、コラーゲンが多い食べ物を食べて補うことで保水力をアップすることに繋がります。
髪・爪・骨が健やかになる
コラーゲンは肌だけではなく、髪・爪・骨などを構成する成分でもあります。コラーゲンは細胞同士とつなぎとめる役割を果たしています。もしコラーゲンの量が不足していると、つなぎとめる力が弱くなって正しい位置からズレてしまいます。例えば、爪がくぼんでいたり色が変わっている部分はコラーゲンが不足している可能性が高いです。規則的に細胞をつなぎとめるためには、コラーゲンの多い食べ物で摂取量を増やすようにしましょう。
コラーゲンやヒアルロン酸が多い食べ物は？
ヒアルロン酸の役割
ヒアルロン酸は、肌に弾力とツヤを与えている成分です。コラーゲンと同じくもともと人間の体にあるもので、皮膚・目・筋肉・関節の間の軟骨などに多く含まれています。1gで6Lもの水を抱え込む保水力があって、ネバネバしているのが特徴です。ヒアルロン酸が不足すると肌のつやがなくなったり、関節痛が起きたり、しわやたるみができやすくなります。
ヒアルロン酸が多い食べ物
ヒアルロン酸は、コラーゲンが多い食べ物にも含まれています。手羽先・豚足・フカヒレ・うなぎなどの食べ物です。
また、野菜にも含まれています。オクラ・納豆・トロロなどネバネバした食感の食べ物に含まれています。コラーゲンやエラスチンを多く含む食べ物は？
エラスチンは皮膚の真皮・血管壁・靭帯など伸縮性がある器官に広く存在しています。エラスチンが不足してしまうと、コラーゲンの弾性力を強くするパワーが衰えてしまい、皮膚に柔軟性がなくなってしまいます。肌のハリや弾力が失われて、しわやたるみができやすくなります。
エラスチンが多い食べ物
エラスチンとコラーゲンが多い食べ物は、牛すじや手羽先などです。摂取しやすい食べ物であれば、カツオや鮭などの魚などの食べ物を皮ごと食べるといいです。
エラスチンの合成を促進させるには、鶏や牛レバー・うなぎ・モロヘイヤなどに含まれるビタミンA・ほうれん草・わかめ・納豆などに含まれるビタミンKが入っている食べ物をあわせて摂取すると効果的です。コンビニで買えるコラーゲンが多い食べ物ベスト3
コンビニの利用回数が多い人は、コンビニで買えるコラーゲンが多い食べ物を食べるようにするといいでしょう。コラーゲンが多い食べ物はフカヒレやうなぎなど高級な食べ物ばかりで手に入りにくいイメージがありますが、それ以外にも手軽に買える食べ物があります。
3位：コラーゲン入りドリンク
コンビニでおすすめのコラーゲン入りの食べ物3位は、コラーゲン入りのドリンクです。ジュースやクラッシュゼリー、ヨーグルトタイプなど様々な種類が用意されています。食欲がないというときでも、手軽に摂取できるのが魅力です。レモン系のコラーゲン入りドリンクであれば、コラーゲンの再合成に必要なビタミンCもあわせて摂取できます。
2位：グミ
甘い食べ物はダメというイメージがありますが、グミの原料はゼラチンなのでコラーゲンを摂取することができる食べ物です。最近ではコラーゲンに注目して、コラーゲンの含有量の多さを売りにしているグミもあります。一つ一つが小さく、様々な味のバリエーションがあるので飽きにくいのが魅力な食べ物です。独特の食感が好きという人はコンビニに売っているグミでコラーゲンを摂取してみるといいでしょう。
1位：コラーゲン入りヨーグルト
1位はアミノ酸やコラーゲンが一緒に入ったヨーグルトです。最近では、ヨーグルトに様々な機能性を持たせた食べ物が売っています。コンビニでは特に健康に気を使う人のために様々な機能性があるヨーグルトを扱っています。ヨーグルトタイプだと食べづらいという時には、ドリンクタイプも販売されているのでそれを利用してもいいでしょう。
コラーゲンを食べることには意味がある
今までは「コラーゲンの多い食べ物を食べても意味がない」という説が主流でした。しかし、最近の研究では「コラーゲンの多い食べ物を食べることは、コラーゲン生成へ命令を送るので意味がある」という方向へ変わりつつあります。
フカヒレ・うなぎ蒲焼・牛すじなど、コラーゲンの多い食べ物を適度に食事に取り入れることで、美肌になれる可能性があります。効率よく合成するためには、コラーゲンの多い食べ物だけではなく、ビタミンなどの他の栄養素もバランスよく摂取するようにしましょう。