はちみつの糖質とカロリー、栄養素|糖質制限中のはちみつはOK?

料理の知識

はちみつの糖質とカロリー、栄養素

最近は「糖質」について考えられるようになりました。糖質には多くの種類がありますが、今回はその数ある糖質の中からはちみつの糖質についてお話しします。

「糖質」とは炭水化物から食物繊維を取り除いたものです。糖質は体を作る上で、とても大切な栄養素です。しかし、糖質を必要以上に摂りすぎてしまうと、体の中で分解しきれず余ってしまいます。余った糖質は蓄積されてしまい、肥満の原因である中性脂肪へと変わってしまいます。

はちみつをスプーン1杯で例えたら

はちみつは砂糖の1.3倍の甘みがあります。こうして数字で見ると、はちみつの甘みの強さがとくわかります。甘さが十分強い分、使う量が少なく済み、糖分を多く摂取しなくても済む事にもなります。

ただし、はちみつで代用するときは少し注意が必要です。はちみつと砂糖でも同じ大さじで量ってしまうと重さに違いが出てしまいます。砂糖は大さじ1杯で9gですが、はちみつは大さじで21gになります。なので、レシピに砂糖が大さじ1と書かれていればはちみつは小さじ1で大丈夫です。

はちみつのその他の効果

糖質を制限する為いろいろと体にとってマイナスになるのでは?と思うかもしれませんが実はメリットもちゃんとあります。

・疲労回復効果・・・はちみつの吸収が早く、エネルギーに変わりやすいことにより、疲労を回復する効果があります。 ・肌荒れ改善効果・・・はちみつにはビタミンB2、B6、ビタミンC、酵素、アミノ酸、ポリフェノールが含まれています。ビタミンB群にはエネルギー代謝の上昇、肌荒れを防ぐ効果、ビタミンCにはシワやシミを予防する効果があり、老化防止、抗酸化作用といったアンチエイジング効果が期待出来ます。 ・殺菌効果・・・はちみつの成分の一つである、グルコン酸には殺菌消毒効果がある。グルコン酸は医療現場で、傷口の消毒や医療器具の消毒にも使われている物質の一つです。 ・傷の治療・・・天然の薬とも呼ばれているはちみつは、傷の治りは早め、傷跡を残りにくくさせる効果があります。 ・口内炎の治療・・・口内炎の原因であるビタミンB1、ビタミンB2の不足は、はちみつにこの二つが多く含まれている為、食べるだけでも効果があります。 ・二日酔いの予防と解消・・・はちみつに含まれている果糖は肝臓内のアルコールの分解を助ける他、成分の一部である、コリンやパンテトン酸には、肝臓を強化する働きもあります。
タイトルとURLをコピーしました