鉄分
鉄分といえば、みなさんもご存知の通り、不足すると貧血などに陥りやすくなる栄養素として知られているミネラルです。赤血球中に多く存在しており、不足すると酸素や二酸化炭素を運搬するヘモグロビンが減少し、血中に上手く酸素を運ぶことが出来なくなります。そのため貧血が起こるのですが、それを防ぐためにも鉄分を食事にうまく取り入れましょう。
鉄分を多く含む食べ物は2種類に分けることができ、ヘム鉄と非ヘム鉄があります。ヘム鉄は主に肉や魚などに含まれ体内での吸収率も高く、貧血気味を早く解消したければヘム鉄の鉄分を含む食べ物を摂取するのがおススメです。また非ヘム鉄は、野菜や穀物などに多く、吸収率が若干低い鉄分を含む食べ物です。 せっかく鉄分をとっても吸収を阻害してしまうものがあります。一緒に食べても良いのですが、貧血を改善したいときには、なるべく一緒に食べるのを避けたほうが良いでしょう。お茶やコーヒーなどのタンニンを含むもの、玄米、食物繊維を多く含むものが鉄分の吸収を妨げる食べ物として挙げられます。子どもの体を作るためにカルシウムを積極的に摂りましょう
カルシウムは人間の体を構築するのに必要な栄養素です。実は、カルシウム量のピークは18歳頃までで、それ以降は減少していってしまいます。貯蓄できる子どものときにしっかりと摂取させたいです。
しかし、子どもは好き嫌いが多くカルシウムを摂って欲しくてもなかなか食べてくれないこともあります。そんな子どもでも食べてくれそうなカルシウム豊富なメニューを紹介します。 納豆などが苦手な子どもにはオムレツなどにしてあげたり、豚のひき肉と甘辛く炒めるとネバネバも減って食べやすくなります。他に牛乳やチーズなどグラタンやシチューにしてみたり、ひじきなどは煮ものにするより、炊き込みご飯にするのがおススメです。ミネラルは5大栄養素のひとつです
今回こちらでカルシウムを含めそのほかのミネラルについてしましたが、ミネラルは体を作るためにどれも大切なものです。炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルが五大栄養素と呼ばれます。どれが不足しても体に良い影響を与えません。
食べ物でバランスよく摂取できると良いですが、手軽にサプリメントや成分が調整された飲み物なども販売されていますので、無理なく生活に取り入れていくと良いでしょう。