カルシウムが多い食べ物や飲み物・歯に良い理由

料理の知識

たくさんカルシウムを摂れば良い歯ができるというわけではありませんが、カルシウムは骨や歯を作る基本として必要なミネラルのひとつです。また、摂取する時期によってカルシウムは歯に影響を及ぼすので、その時期を知ることも大切です。特に大事な時期が、乳歯が生えている年頃で、この時期に積極的にカルシウムを摂るのが望ましいです。

乳歯が生えている下で永久歯が作られますが、その際にカルシウムが不足していると強い永久歯ができません。子どもの頃にカルシウムを摂りなさい。とお母さんが口うるさく言うのには、こういった理由があるのです。 生えてしまった永久歯はカルシウムを摂取してもこれ以上強くなることもないので、生える前にバランスの良い食事を心掛けて積極的にカルシウムを摂取し、大人になっても困らない歯を作りましょう。

離乳食完了期の1歳から摂れるカルシウム豊富な食べ物

離乳食が始まると食べられるものも増え、子どもの成長がグンと見られて嬉しくなります。丈夫な体を作るためにもバランスの良い食事を心掛けましょう。

中でもカルシウムは、体の基礎となるミネラルの一つです。積極的にあげるといいでしょう。こちらでは、離乳食完了期の1歳頃から食べられるカルシウム豊富な食べ物をご紹介します。 1歳頃は、ほ乳瓶や母乳をそろそろ卒業する頃です。問題がなければ、少しずつ牛乳を飲み始めるのもおススメです。他に食べるヨーグルト、飲むヨーグルト、チーズやちりめんじゃこなどを少量ずつ食べ始めていくと、ミルクや母乳を卒業してもカルシウムを摂ることができて安心です。食べ物でしっかり栄養素を摂れるように色々工夫してみましょう。

カルシウムとカリウムを多く含む食べ物はこれ

カルシウムとカリウムはなんだか似ていますが、その働きは異なります。それぞれ人間が活動するのに大切な働きをしています。

カリウムの働きは、ナトリウムを排出するために必要なミネラルとして有名です。多く含まれる食べ物には、海藻類や果物、野菜類に多いです。 カルシウムは、骨や歯などを作るのに大切なミネラルです。他にも筋肉にも働きかけ、強い体を作る主要な栄養素です。 そのカリウムとカルシウムを同時に摂取することが出来る食べ物が「パセリ」です。パセリはその見た目に反して、栄養素はピカイチです。カルシウム、カリウムだけでなく、ビタミンB、C、マグネシウムとバランスの良い食べ物です。

カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれる食べ物

カルシウム以外にも体には必要なミネラルがあります。マグネシウム、亜鉛、鉄分、ビタミンB群やビタミンCなど様々です。こちらでは、それぞれ多く含む食べ物についてご紹介します。

マグネシウム

マグネシウムは、体のあちらこちらに多く分布している栄養素です。カルシウムと同様に骨や歯を作るのに大切な働きをしてくれます。カルシウムとマグネシウムは、お互い兄弟のように密接な関係を持っていて、一方が減少してしまうともう一方も減ってしまうともいわれています。

そのマグネシウムを多く含む食べ物には、ナッツ類や豆類、海藻類が挙げられます。ローストアーモンドや豆腐などを食事に取り入れると上手にマグネシウムを摂取することができます。 また、海藻類はダントツでマグネシウム量が豊富です。あおさやわかめなど、豆腐のお味噌汁を一品、メニューに加えると手軽にマグネシウムを摂ることができるのでおススメします。

亜鉛

亜鉛は、免疫機能維持の役割をするためにも必要なミネラルです。通常日本では、男性は10mg、女性は8mgを推奨摂取量としていますが、男女共に亜鉛の摂取量が1.2mgほど足りていません。動物性たんぱく質の中に多く含まれる亜鉛は、少量で一日の摂取量を補うことが出来るのでおススメの食べ物です。

亜鉛が多く含まれる食べ物として、「牡蠣」がよく知られていますが、だいたい牡蠣1個に亜鉛が約2mg含まれているので、一日5個食べると必要な量が摂取できます。他にも豚レバーやほや、蟹などの食べ物にも多く含まれているので、これらの食べ物が好きな方は亜鉛不足に陥りにくいでしょう。
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