糖質ダイエットの方法と効果、外食やおやつ

料理の知識

「絶対に痩せたい!」そんな方におすすめの「糖質ダイエット」

糖質ダイエットの方法と効果、外食やおやつ

「痩せたい!」そう思っているのにダイエットが成功しない人は多いものです。それは、毎日ジョギングやジム通いに勤しむ、おやつや食事を我慢するというような事が「苦行」になってしまうからではないでしょうか?

そんな方におすすめしたいのが「糖質ダイエット」です。糖質ダイエットは毎日の食事からご飯やパンなどの主食を抜くことで短期間で痩せられると話題のダイエット方法です。糖質ダイエットの方法や注意点、おすすめメニューなどについて紹介していきます。

糖質ダイエットで痩せるのはなぜ?

私たちが普段食べているご飯やパンなどの主食は、炭水化物を多く含む食べ物です。炭水化物は体内で食物繊維と糖質(ブドウ糖)に分解され、糖質が身体のエネルギー源となります。糖質を必要以上に摂取すると中性脂肪として一旦貯蔵され、エネルギーが不足した時に使われます。

本来これは体を守るためのものですが、現代的な暮らしでは糖質を摂りすぎる傾向があり、常にエネルギー源が余るようになってきました。このような仕組みで脂肪が溜まりつづけると肥満体型になるというわけです。 糖質の摂取量を減らすことで今ある脂肪の燃焼を促し、余分な脂肪の蓄積を防ぐことができます。糖質の少ない食品は自由に食べる事ができるので、食事を抜くよりもストレスの少ないダイエット方法です。

糖質ダイエットのやり方は?効果はどんなもの?

糖質ダイエットの方法や効果について説明します。

まずは、1日の糖質量を決めよう

1日に体が必要とする糖質必要摂取量は、総エネルギー摂取量の約50%~60%と言われています(2015年度厚生労働省基準)。これをもとに計算すると、成人女性の糖質必要量は約250gが基準になります。250gの糖質は、ご飯では茶碗4杯分程度の量です。

まずは糖質が250gを下回るように1日の食事メニューを考えるのが基本ですが、具体的な量はダイエットの度合によって次のように設定します。

上級者コース→30~60g 平均的なコース→80~120g やさしいコース→120~170g

上級者コースの場合、主食はほぼカットした食事メニューになります。平均的なコースでは1日に1~2食は主食を抜くことになります。やさしいコースであれば、1日1食だけ主食を別の食品に置き換えればよいでしょう。 糖質制限の度合がきつくなるほど短期間で効果が得られますが、その反面体への負担が大きくなり、食事にも気を遣わなくてはなりません。今回は平均的な糖質制限のダイエットを中心に説明しますが、目標体重との兼ね合い等によって自分に合ったレベルを設定するようにして下さい。

主食を糖質オフメニューに変えよう

1日の糖質量を設定したら、それに合わせて朝昼晩のメニューを考えましょう。基本的には今まで食べていた主食を減らしていくことになります。

注意点は、糖質を減らす分のカロリーをタンパク質などで補うことです。1日のカロリーが不足してしまうとエネルギーの供給が急激にストップしてしまい、、脂肪の燃焼より先に体内機能が乱れてしまいます。 主食を減らす代わりに食べるものとしておすすめなのがこちら。

・肉や魚 ・豆を使った食品(豆腐・納豆・おからなど) ・きのこ類

特に肉や魚は効率よくカロリーを摂ることが出来ます。 また、以下の食べ物も糖質制限ダイエットで食べることができます。

・野菜や果物 ・卵 ・ナッツ類 ・ヨーグルト(無糖)やバター等乳製品 ・スパゲッティ ・味噌 ・ゴマ ・焼酎やウイスキー

これらの食品をうまく組み合わせて無理のない献立を考えて下さい。

糖質ダイエットのメニュー例

1日の糖質量を120gとすると、こんな方法が考えられます。

①夕食を野菜スープに変える 朝食 食パン ヨーグルト フルーツ コーヒー 昼食 焼肉定食(焼肉 ご飯 味噌汁 キャベツ トマト 煮豆) 夕食 野菜スープ

②白米の量を半分にする 朝食 ご飯(2分の1) ヨーグルト 味噌汁 焼魚 昼食 ご飯(2分の1) きんぴらごぼう 卵焼き 豆腐 お吸い物 夕食 ご飯(2分の1) 焼き鳥 納豆 フルーツ 野菜炒め

①は夕食の糖質を抑えることで朝昼の食事はいつも通りとることができます。昼食は社員食堂等を利用する人は、夕食で糖質オフを行う方法がやりやすいでしょう。 ②はご飯の量を半分にするだけなので、自炊派の人はこの方が簡単かもしれません。
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