杜仲という中国が原産の落葉高木の葉をお茶にしたものです。杜仲の枝などは漢方薬の原料になるそうで、便秘などの体質改善を期待する方が愛飲している場合が多いです。日本でも生産されていて、国産の杜仲茶は、癖が少なく飲みやすいと評価されています。
市販品は、多くの場合はティバックに1包ずつ包装されているます。やかんで煮出したお茶をポットなどに移して、1日分を作り置きする方が多いようです。温かいままでも、冷たく冷やしても美味しく飲める健康茶として愛されています。 また、ペットボトル入りのお茶も売られているので、気軽に味わうこともできます。まずは、ペットボトル茶で、味を試してみるのもお薦めです。ルイボスティー
ルイボスティーにもカフェインは、入っていません。ルイボスティーは南アフリカの先住民族が不老長寿のお茶として、大切に飲み継がれてきたお茶だそうです。また、南アフリカでしか栽培できないとも言われています。豆科で針のような葉を持つ低木です。この葉を使って、ルイボスティーを作っています。かつて、南アフリカと気候の似たヨーロッパのある地域で、栽培を試験的に行ってもうまくいかなかったそうです。
日本には、1990年代に飲まれるようになりました。茶湯は、赤く紅茶のような色合いです。味も比較的紅茶に近いと言われています。ビタミンのバランスが良くて、ナトリウム・カルシウム・マグネシウムが豊富に含まれています。ノンカフェインでもあるので刺激も少なく、胃腸の弱い方や腸の調子を整えたい方が好んで飲まれているようです。甜茶
甜茶は、中国茶のひとつであり、甘いお茶の総称だそうです。カフェインは含まれていません。バラ科・アカネ科・ブナ科・ユキノシタ科などの木の葉を煎じたお茶です。中国では、、続けて飲むと体質改善などの効果が期待できる健康茶の一種に位置づけられています。花粉症に効くとされるのは、バラ科の木の葉から作られる甜茶だそうです。甜茶は、ほんのりと甘い風味が楽しめるお茶です。
どくだみ茶
どくだみ茶にもカフェインは含まれていません。どくだみ茶は、日本で昔から親しまれている健康茶です。白い花が可愛らしいどくだみの葉や茎を摘んで、焙煎して乾燥するとどくだみ茶が出来上がります。やかんで煮出す方法が一般的でしたが、最近では、マグボトルなどにどくだみのティーパックを入れて熱湯を注いで飲まれる方がお多いそうです。
どくだみをベースとして、クマ笹やハト麦などをブレンドしたお茶を野草茶と呼び、山合いの温泉地でお土産として売られています。癖が少なく、飲みやすいお茶で親しまれています。シモン茶
あまり聞きなれない名前のお茶「シモン茶」にもカフェインは含まれていません。シモン茶はブラジル原産のひるがお科の植物であるシモン芋を原料とした健康茶です。シモン芋の別名は色さつまいもです。ビタミンA・ビタミンE・ビタミンKと食物繊維を豊富に含んでいます。便秘で悩まれる方が多く飲まれているお茶です。ほんのりと甘くあっさりとして味わいが特徴となる健康茶です。
黒豆茶
