プーアル茶のカフェインの量・ウーロン茶との違い

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女性にうれしいプーアル茶のカフェイン量は?

身体に優しく、ダイエットにお勧めなお茶として有名なプーアル茶の効果はどうなのか?と不安に思っている方も多いと思います。中華料理は日本料理に比べて脂っこいのにどうして中国圏の人は痩せている人が多く、スタイルがよいのか?

スタイルが良いのには諸説ありますが、その中の一つにお茶の効能という説があります。そこで今回は、ダイエットに効果があるというプーアル茶について本当に効能があるのかどうかについて紹介したいと思います。

プーアル茶とはどんなお茶?

プーアル茶のカフェインの量・ウーロン茶との違い

中国茶は大きく分けて六種類に分類されます。緑茶、黄茶、白茶、青茶、紅茶、黒茶です。この黒茶に属しているのがプーアル茶です。プーアル茶は、製造過程で微生物の働きを利用して発酵させてつくるお茶で、年数と共に熟成され、お茶の味の変化を楽しむことができます。

一般的なお茶にはカフェインが含まれており、プーアル茶も例外ではありません。カフェインは少量であれば有害ではありませんが、大量に摂取すると中毒性を引き起こす可能性があります。その為、摂取のしすぎや就寝前には控えることをお勧めします。

プーアル茶は二種類あるの?

プーアル茶のカフェインの量・ウーロン茶との違い

プーアル茶は、人工的に発酵を促すかどうかで生茶と熟茶の二種類に分類されます。プーアル茶は晒青毛茶(緑茶の一種)を原材料として使用しているのですが、熟茶の場合晒青毛茶に適度な水分と温度を調節して発酵を促します。その為、熟茶には独特の風味が生まれ、年数がたてばたつほどに、甘みのあるまろやかな味わいに変化していきます。

生茶は、熟茶と異なりゆっくりと自然発酵を待つお茶です。何十年も熟成されたものは、陳年と呼ばれ、年数と共に高価になっていきます。熟茶と同様に生茶も年月によってお茶の色や味が異なります。

プーアル茶の産地とは?

プーアル茶のカフェインの量・ウーロン茶との違い

プーアル茶は漢字で普洱茶と書き、中華人民共和国の雲南省の南西から南部に位置する西双版納州、普洱市(2007年に改名され現在は思茅市)及び、臨倉市、大理市が主な生産地となっています。また雲南省に隣接する国々、ラオス、ミャンマー、ベトナムやタイでも同じ製法でプーアル茶が生産されています。

プーアル茶の歴史とは?

プーアル茶のカフェインの量・ウーロン茶との違い

生産地の雲南省は昔、明の時代に中国となった場所です。中国になる前の雲南省は、モンゴルやタイなどの複数の民族が小国を作り統治されていました。この時代の名残で今も雲南省だけでなくその周辺の国々でもプーアル茶が同じ製法で生産されています。

プーアル茶が生産されるようになったのは、700~800年前と言われています。それより以前は、時代に合わせた形式のお茶が飲まれていました。2000年前は茶葉を乾燥させただけのお茶を飲んでいたそうです。
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