モロヘイヤの簡単おすすめレシピ10選|8つの栄養価を解説

レシピ

モロヘイヤのゆで方と保存ポイントを確認

モロヘイヤとは、アオイ科ツナソ属に属する北アフリカ原産の一年草木です。モロヘイヤはインド・エジプト・地中海沿岸で古くから食されてきましたが、日本で本格的に普及が始まったのは1980年代からです。

その後、モロヘイヤは栄養価の高い野菜として知られるようになりましたが、まだまだ調理の仕方を知らない人が多いのが現状です。そこでここからは、モロヘイヤのゆで方と保存ポイントについて紹介していきます。

1:モロヘイヤは「王様の野菜」

モロヘイヤは栄養価が非常に高いことから「王様の野菜」と呼ばれています。モロヘイヤには、糖タンパク質・カルシウム・カロテン・ビタミンB・ビタミンC・食物繊維・クエルセチン(抗酸化作用)などの栄養素が含まれます。

モロヘイヤの栄養素をほうれん草と比較すると、カロテンはほうれん草の4.6倍、カルシウムはほうれん草の9倍です。この数値からも、モロヘイヤの栄養価がいかに高いかがよく分かります。

2:基本のゆで方とコツ

モロヘイヤの茎には毒性がありますが、市販されているモロヘイヤの茎には毒性はありません。しかし家庭菜園のモロヘイヤを調理する場合は、茎は取り除いておきましょう。

モロヘイヤのゆで方は、たっぷりのお湯に塩少々とモロヘイヤを入れ、葉の色が鮮やかな緑に変わったら取り上げ、氷水にさらします。 モロヘイヤは細かく刻む作業が必要ですが、葉は短かい時間でゆで上がるので、夏の暑い時期にはぴったりの野菜です。

3:正しい保存方法と保存期間

モロヘイヤは日持ちする食材ではないので、購入後はなるべく早く調理しましょう。保存期間が1日~2日程度であれば常温・冷蔵庫保存で大丈夫ですが、それ以上の場合は、下茹でして刻んでから冷凍保存しましょう。

モロヘイヤの保存期間は、常温で1日、冷蔵庫で1日~2日、冷凍庫で1週間程度が目安ですが、夏の暑い時期は冷蔵庫で1日、2日以上の場合は冷凍保存が安心です。

モロヘイヤを使った簡単おすすめレシピ10選

ここからは、モロヘイヤの簡単おすすめレシピをご紹介します。モロヘイヤを食べてみたいけれど、食べ方が分からないという方は、ぜひレシピを参考にチャレンジしてみましょう。

1: モロヘイヤのみぞれこぶおろし

お弁当や、夕食のおかずの「もう一品」にぴったりなレシピをご紹介します。さっぱりとした味わいなので、お肉やフライなどのボリュームのある料理との付け合わせに最適です。家にある調味料で簡単に作れるので、モロヘイヤを初めて調理する方にもおすすめです。

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<材料 4人分> モロヘイヤ 1束 ☆大根おろし 40g ☆だしの素顆粒 小1 ☆ヤマサ昆布つゆ 大1 鰹節 1パック

<作り方> 1.モロヘイヤは茎ごと約30秒、熱湯で茹でる。 2.1をよく絞って3~4センチ長さに切る。 3.☆を合わせる。 4.2,3,鰹節を和えて出来上がり。

2:モロヘイヤのツナトマドレッシング和え

トマトの赤とモロヘイヤの緑が見た目も鮮やかな、栄養満点のサラダをご紹介します。ツナのコクとモロヘイヤのネバネバ食感がトマトの酸味をマイルドにした、絶妙なバランスのサラダです。

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<材料(2人分)> モロヘイヤ...1束(120gぐらい) トマト...1個(150g) ツナ缶...1缶(70g) かつお節...1袋(3g) a しょうゆ、レモン汁...各大さじ1 a 砂糖...小さじ1

<作り方> 1.モロヘイヤはサッと洗い、茎についた葉っぱをちぎる。鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、塩少々(分量外)を加えたら、モロヘイヤを入れて20秒ほど茹で、冷水に取る。トマトは乱切りにする。 2.ボウルに、水気を絞ったモロヘイヤ・トマト・ツナ缶(油ごと)・かつお節・【a】を加えて混ぜ合わせ、器に盛って完成。

3:モロヘイヤ納豆のお揚げボートトースト

朝から元気が湧いてくるような見た目のモロヘイヤトーストをご紹介します。油揚げのパリッとした食感と、納豆とモロヘイヤのネバネバ食感の相性がよく、食欲のない朝でも一気に完食してしまう栄養満点のメニューです。

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<材料 トースト2枚分> ・金のつぶ納豆(ポン酢タレ付き)-----2パック分 ・油揚げ-----2枚 ・モロヘイヤ-----一掴み(納豆と嵩が同じ位の量) ・ミニトマト(赤と黄色)-----各2個×2 ※ヘタを切り 半分にする。 ・スパゲッティ-----大匙×2 ・香りソルト-----2振り×2 ・オリーブ油-----大匙1×2

<作り方> ①ボウルに@納豆/納豆添付のポン酢タレとモロヘイヤを1分茹でて みじん切りにし、混ぜ合わせる。 ②油揚げを半分に切り、2か所切り落として観音開きにする。 ③パン2枚と油揚げ2枚分にオリーブオイルを塗る。 ④①の混ぜたモロヘイヤ納豆を③の油揚げに広げて乗せる。 ⑤その上にミニトマトも乗せて、スパゲッティをかける。 ⑥オーブントースターにパンと油揚げボートを横に並べて焼く。 ⑦トーストを取り出して、ボートのみ追加で「1分」焼き足してきつね色にカリッとさせる。トーストにボートを乗せて完成。

4:モロヘイヤの梅ポンおかか和え

梅好きの方にはたまらない、モロヘイヤのさっぱりレシピをご紹介します。梅干しにおかかという和食定番の組み合わせが、モロヘイヤの食感と見事にマッチしたメニューです。おひたしとして食べるのはもちろん、ご飯や冷奴にかけても美味しく食べられます。

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<材料(2人分)> モロヘイヤ...1袋(120gぐらい) かつお節...2袋(6g) a 梅肉ペースト、めんつゆ(3倍濃縮)、ポン酢...各小さじ2

<作り方> 1.モロヘイヤはサッと洗い、茎についた葉っぱをちぎる。鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、塩少々(分量外)を加えたら、モロヘイヤを入れて20秒ほど茹で、冷水に取る。 2.1の水気をしっかり絞り、かつお節・【a】で和える。器に盛って完成。

<POINT> モロヘイヤの茎は、穂先側の半分くらいだったら食べれるので(スーパーで買ったものに限る)、お好みで一緒に茹でても♪(その場合、葉より先に入れて40秒ほど茹で、葉を加えて20秒ほど茹でてください)

梅肉ペーストは、生の梅でも代用可能です。(目安:2/3個分) めんつゆ2倍濃縮の方は、大さじ1。 めんつゆ4倍濃縮の方は、小さじ1.5。

5:モロヘイヤと生ハムとくるみのパスタ

モロヘイヤを使ったオシャレなパスタのレシピをご紹介します。モロヘイヤはおひたしやスープなどの副菜のイメージがありますが、パスタと合わせれば立派なメイン料理にもなります。

こちらのレシピは、モロヘイヤをミキサーにかけることによってパスタに絡みやすし、ほかの具材の味をより一層際立たせています。
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