酢しょうがの嬉しい効能
酢が疲労回復やダイエット効果があることはご存知のとおりです。酢には酢酸やクエン酸、アミノ酸が含まれ、そのほかにもビタミンとミネラルが含まれています。ビタミンとミネラルは体の健康維持に必要不可欠な栄養素です。
薬味の使われるしょうがはピリリとした辛味の中に抗酸化物質のジンゲオールが含まれ体を温めてくれます。 体に良い栄養素が含まれる酢に、体を温めてくれるしょうがを漬け込むとさらに嬉しい効能が生まれます。1:冷え性改善
冷え性は体の末端や皮膚表面の血管を収縮させて体温を維持しようと言う体の働きが原因です。
酢しょうがは血行を促進するジンゲロールと血液をサラサラにする酢を使い作ります。ジンゲロールには血行を良くし体を温める効能があり、さらに酢によってサラサラになった血液が、末端の血管にも、温かな血液を巡らせてくれます。 冷え性改善を目的とするなら、生のまま摂取するより加熱した方が効果的です。2:ダイエット効果
酢には血液をサラサラにする効果があります。しょうがを酢に漬け込むことで、新陳代謝を促進するジンゲロールが酢に溶け込み、体に吸収されやすくなります。
ジンゲロールには脂肪の蓄積を抑える効果があり、また代謝を活発にし脂肪を燃焼させるので、ダイエットの強い味方です。 血流が滞ると自律神経が乱れます。酢しょうがは血行を良くする効果があり、自律神経の乱れを防ぎ、ダイエットによるストレスも軽減されます。3:生活習慣病予防
生活習慣病とは主に糖尿病や高血圧、肥満などが挙げられます。酢しょうがには、血管を拡張させ血行を良くする効果、新陳代謝が上がり脂肪を燃焼しやすくなる効果、中性脂肪を抑えて血管の老化を防ぐ効果、免疫力を上げる効果などがあり、高血圧の予防、肥満の予防にとても効果的です。
もちろん酢しょうがを食べているだけでは劇的な効果は認められません。合わせて適度な運動や睡眠をきちんと取る必要があります。酢しょうがの基本の作り方
いろいろな嬉しい効能がある酢しょうがを作ってみましょう。作り方は簡単です。酢にしょうがを刻んで入れて一晩寝かせるだけで完成します。酢はりんご酢でも黒酢でも米酢でもお好みでOKです。
しょうがは一晩酢につけることで辛味がだいぶ和らぎ、食べやすくなるので生のまま食べても辛味は気になりません。また加熱すると酸味が飛ぶので、酢の酸っぱさが苦手な人は加熱して食べると食べやすくなります。テレビで話題の「酢しょうが」レシピ
料理の調味料として、また炭酸で割って飲み物にしたり、冷奴や納豆の薬味にと活躍する酢しょうがは簡単に作れます。一度作ると冷蔵庫で1週間保存可能なので、常備菜として多く作り、毎日の食卓に載せましょう。
食べる目安は1日山盛り大さじ1を食べればOKです。毎日食べることで、嬉しい効果が現れます。
しょうが 100g 米酢(黒酢でもOK) 100ml はちみつ 大さじ1
1.しょうがは水洗いして水気を切る。 2.皮ごとみじん切りし保存瓶に入れる。 3.米酢を注ぎ、はちみつを混ぜる。 4.冷蔵庫で一晩おいたら出来上がり。
酢しょうがのおすすめ活用レシピ6選
酢しょうがはそのまま食べても、加熱しても効果は変わりません。加熱した方が冷え性の改善に効果があります。
胃腸が疲れていて肉や油っぽいものが食べられないときに使ってみましょう。チャーハンや焼きそばなどに入れると、加熱してまろやかになった酢の酸味が油分を緩和して美味しくいただけます。 また炭酸やお湯で割って飲み物にしても効果があります。料理は苦手だけど、酢しょうがを取り入れたいという人におすすめです。1:ソースは少しで! 酢しょうが焼きそば
酢しょうがを世に送り出した庄司いずみさんのレシピです。酢しょうがを使うと体が温かくなるほか減塩にも役立ちます。酢の酸味としょうがの辛味のおけげで、ほんのすこしの塩分で味がしっかりとまとまります。
☆材料:1人分☆ 酢しょうが(しょうがの部分) 15g(細切り) キャベツ 大1枚(ざく切り) 油 適量 焼きそば麺 1玉 ウスターソース 小さじ1弱 酢しょうがのつけ汁 大さじ1 しょうゆ 少々
1 油を熱して酢しょうがとキャベツを炒めます。
2 キャベツがしんなりしてきたら麺を炒め合わせ、ほぐれにくければ水少々をさします。
3 ウスターソース、酢しょうがのつけ汁、しょうゆで味を整え、火を止めます。