【ケース別】職歴がばれる理由とは|社会保険・雇用保険など

性格・タイプ

新卒から定年まで転職をせずに勤め続ける人は全体の3割

一昔前の時代は一つの仕事を定年まで勤め上げるのが良しとされていましたが、時代が変わり転職という選択肢が当たり前にある時代になりました。しかし、転職をするとなると労力を使います。履歴書や応募書類を揃えたり、今までお世話になった会社の退職の手続きであったり、上司や同僚への挨拶など環境が変わるというのは何かと大変なことです。 そんな中でも転職を何度も繰り返している人が増えており、それに伴い履歴書の職歴欄への記載に悩んでしまい事実とは違う職歴を書くことが実は多いそうです。もし職歴を詐称したらどのようなケースでばれてしまうのかを次では紹介していきます。

職歴はどうやってばれるのか

よくある職歴がばれるケース

そもそも、偽りや誤魔化しはいいことではありませんが、どうしても内定が欲しいが為に履歴書や職務経歴書などで職歴を詐称した場合に、それがばれる多くのケースが提出書類と本人の話の整合性や、矛盾が多いとばれるということがあります。面接の本質的な部分ではありますが、面接官との直接的なやりとりによって職歴について突っ込まれると職歴を誤魔化しているのではないかと判断されてしまいます。 また、直近の職歴の詐称は雇用保険被保険者証や年金手帳など提出書類によって確実にばれるので、直近の職歴は十分に気を配っておきましょう。

職歴にとにかく厳しい会社もある

会社によっては面接での選考の際に、職歴にとても厳しく追及することがあります。例えば銀行や金融関係、警備会社などは前職調査をすることもあります。前職調査とは、本人に同意書等を交わした上で前に勤めていた職場に電話で確認をしたり、前職を証明できる書類の提出を求めたりすることです。 しかし、前職調査そのものは個人情報に厳しくなってきた現代ではかなり稀なものとなっていますので、職種によってはハローワークや求人票などで確認しておいて職歴を見つめ直してみましょう。

職歴で悩んでいるなら、転職エージェントに相談しましょう。転職のプロが書類の添削から面接対策までサポートしてくれます。職歴をフォローしながらあなたに合った求人を紹介してもらえます。

社会保険や雇用保険などからばれるケース

転職で次の新しい会社に入社する際に社会保険の手続きをしなければなりません。これらの手続きに必要な書類の中には雇用保険被保険者証と年金手帳がありますが、それぞれにどのような情報が記録してあるのかというと、雇用保険被保険者証には前職の会社名や退職年月日などが記載されています。 そしてもう一方の年金手帳には基礎年金番号や、年金の加入履歴を確認することができます。これを見れば一目瞭然で、仮に履歴書に書かれている情報と相違があると職歴詐称になってしまい、解雇になる場合もあります。

職歴は提出する書類からでもばれる

入社してから色々と手続きが必要で、中でも社会保険の手続きに必要な雇用保険被保険者証の提出を求められます。この雇用保険被保険者証は、雇用保険に加入するために雇用保険番号が必要で、会社側は提出を求めてきます。仮にこの雇用保険被保険者証を紛失し番号が確認できない場合は再交付が可能で、職安に問い合わせて調べることもできるのですが、この番号は生年月日と名前があれば検索することが可能でリストアップした際に職歴が分かるようになっているそうです。このケースでは、直近の職歴はともかく他の職歴までばれる可能性があります。

年金手帳の場合

年金手帳は主に基礎年金番号が確認できるようになっており、厚生年金や年金に関する手続きに必要なものです。基本的には、会社は雇用保険被保険者証の雇用保険番号を確認するように番号が分かれば良いのですが、年金手帳の場合は加入履歴を記載するところがあります。会社によっては加入していた期間の年月日を記入することもあるのですが、仮に履歴書には本来とは違う職歴を書いていた場合、年金手帳の加入履歴を確認することによって、履歴書と年金手帳の記載内容が矛盾しているのが分かり、職歴がばれることにつながります。 会社は基礎年金番号が分かれば良いのですが、他に書かれている情報も確認は行うと思います。しかし基本的には書かれていないことについてはプライバシーの問題にも関わってくるので、調べられることはないのですが仮に加入履歴のところに情報が記載されていたらばれる場合があります。

前々職の職歴はどうやってばれるのか

前職の職歴は提出する書類によってばれることが多いのですが、さらに前々職の職歴がどうやってばれるのかについて触れて見たいと思います。

どのようにばれてしまうのか

前々職の職歴は隠れやすい反面、ばれるときのハードルが低いです。なぜなら大概は自分発信が理由だからです。例えば、新しい職場で上司や同僚と仲良くなって飲みに行ったりするとします。そこで、話が盛り上がってしまいうっかりと自分の「本当」の経歴について話してしまうと、それが上司や人事担当にまで知られてしまい職歴がばれることが考えられます。 また、営業職で色んなところに回ったり取引先に前々職の同僚や知り合いがいたりすることによってばれる可能性があります。転職回数が多いとこういったケースが起きやすくなります。

そもそも前職に厳しいケースもある

前職、前々職に限らず職歴に対して厳しい会社も中にはあります。大まかに金融、証券、銀行、警備会社などは厳しく正式に前職調査をすることもあります。場合によってはこっそりと調査をすることもあるようですが、この前職調査自体は現在では非常に稀です。前々職になるとより入り込んだ調査が必要になるので、前々職の職歴に関しては職種や自分の意識によってばれる可能性の一つの要因にはなります。

職歴を隠す人の特徴

ここでは、職歴を隠す人の特徴について触れていきます。まず、短い期間で複数の会社で入退職を繰り返した場合に職歴を隠すことが多いです。理由としては、面接官や会社の人事担当などから入社してもまたすぐに辞められてしまう、という印象を持たれるのを避けたいからです。 確かに、短い期間での入退職を書かれた履歴書を見られるとかなりの割合でマイナスな印象を持たれてしまうでしょう。それは自分でも分かっていることなので、職歴を隠して対策を練るといったところでしょう。このケースは、履歴書には前職の会社名だけを書いて期間を偽っていることが多いです。他にも、事件や不祥事を起こしてしまった会社に勤めていた職歴をごまかすこともあるようで、面接に受かるためでもありますが多くは自分でも後ろめたさを感じながら職歴をごまかしているようです。

どうやって職歴をごまかすのか

職歴を隠してしまう人の多くは短期間で入退職を繰り返した人だと、先ほどの見出しでも紹介しましたが、ここでは実際にはどのようにして職歴をごまかそうとするのかを紹介していきます。 多いケースとしましては、短期間で複数の会社に在籍していたのをひとまとめにするケースです。例えば、2年の間にA社、B社、C社、D社に勤めていて今度はE社に面接を受けるとします。履歴書の職歴欄には会社名の欄にはD社だけ書いて、在籍期間の欄には2年と記入します。こうすることにより、面接官や人事担当にはD社に2年働いていたと認識されるので、本来の職歴よりは採用される可能性は高くなります。 しかし、これを見抜く面接官も存在し、また、短期間での入退職に対して抵抗が無い会社もあるので、どちらにしてもリスクの面では同じくらいのものになります。

短期間での退職を繰り返してしまった方は、転職エージェントに相談してみましょう。短期間で退職してしまった場合の書類の記載の仕方や、面接での受け答えなどをアドバイスしてくれます。

履歴書・職務経歴書に嘘はついてはいけない

現代は転職をするのが当たり前の時代になり、中には短い期間で転職を繰り返して履歴書には書ききれない程の職歴になっていることも珍しくはありません。そうして転職を繰り返すうちに履歴書に本来の職歴を記入してしまうことによって、面接で落とされるのではないのかと心配になり職歴をごまかしてしまうということも実は珍しいことではないのですが、やはり職歴を詐称すること自体は、解雇や訴訟問題につながりかねないので基本的には行なわない方がいいでしょう。 もし自分の職歴に自信が無いのなら、偽るよりも面接での受け答えや他にある本来の自分の魅了をアピールして、気持ちよくリスタートできるようにしましょう。

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