その5:利己主義
インド人は、とにかく自分の利益になることを第一優先に動きます。しかも、それがあまりにも露骨であると言う点も特徴です。
日本人としては利己的であると批判されそうな行動も、インド人は平気で行います。インド人は他人の批判は気にしません。各々が利益を追求しないと、商売での競争社会で勝てないと言う事をよく把握しているからです。その6:お金儲けが大好き
インド人はとても商売気質です。お金や儲けに関する話にはとても食い付きが良く、強い興味関心を示すでしょう。
また、インド人はビジネス交渉が上手というよりも、やや強引なところがあります。インド人にとって、ビジネスは利益を得る事が目的なため、なかなか退くことはありません。そのためインド人とのビジネス交渉では、高い交渉力が必要となってきます。その7:見栄っ張り
インド人は、とにかく自信満々です。場合によってはよりすごく見えるように、自分を誇張することもあります。
これは商売がうまくいくためには、自分をより大きく見せると言うことを自覚しているからです。インド人は、相手が自分の利益の為に見栄を張ったり、事実よりも誇張することをしても、それが普通であると認識しています。その8:失敗を人のせいにする
インド人は無責任な人が多いと言う特徴があります。なにか失敗しても自分のせいとは考えないため、反省せず、場合によっては責任転嫁してくることも多いでしょう。
商売ごとにおいて、自分が非を認める事は負けに通じます。商売気質の強いインドでは、そのような傾向が多く挙げられます。こちらに責任をおしつけることもあるので、日本人はしばしば苛立つことがあります。その9:立場の低い人間は見下す
インド人は、自分より下と認識した人を見下す傾向があります。お金を自分よりも持っていなかったり、自分よりも社会的地位が下であると、露骨に態度を変えてきます。
インドでは先述のカースト制度が根強く残っているため、人々の心の中にも身分差の意識は強くあります。日本人の下手に出る態度は、しばしばインド人から下に見られやすいので、毅然とした態度が必要になります。その10:偉い人には媚びを売る
インド人は、自分より上の立場の人には弱い態度になります。自分より下の立場の人は見下す一方、お金持ちだったり社会的地位が上であると分かる途端、さっきまで偉そうにしていたとしても媚を売り始めます。
インド人は貧富や民族に関係なく、プライドが高いです。インド人であると区別意識が潜在している日本人には敵意を露わにしますが、対等に接する日本人にはインド人も対等の態度で接します。その11:男尊女卑
インド人は、いまだに男性の方が女性よりも上であるという考えが浸透しています。
これはヒンドゥー教特有の考え方もあります。女性はか弱い存在で、男性から守られるべき存在として認識されています。女性は家に入り、家庭を守ると言う考えもまた強くあります。昔ほど男尊女卑の傾向は薄くなったとはいえ、地方では根強く残っていることもあります。その12:職業差別や人種差別の意識
インド人は、けっこうサラッと悪口や差別を口にします。自分達と異なる宗教を平然と批判したり、異なる人種に対しても旧態依然な差別をしていたりしています。
これにはあまり悪意はなく、インド人特有の高いプライドもあります。しかしカースト制度によって、より自分たちと異なる者への目線は厳しくなっているのが特徴です。その13:楽観的
インド人はあまりマイナスに物事を考えないため、悲観的に考える事が少ないのが特徴です。
インド人は楽観的が過ぎる事があり、たまに無計画で行き当たりばったりというパターンもあります。しかしポジティブな思考で日本人にはあまり見られないような考え方によって、元気をもらえる人が多いのも、インドへの渡航による醍醐味です。その14:計算が得意
インド人は、数学や計算が得意と言う特徴があります。インド人は勤勉で尚且つ商売気質なところがあり、前述のお金が好きと言うのが影響しています。
お金を大事にし、お金を稼ぐことに一生懸命なので、計算に強くないと社会では生き残れないのでしょう。そのため、インド人は学校でも熱心に数学の勉強をするという傾向があります。