ヒトラーが残した名言7個・ヒトラーはどんな性格だったのか

雑学
それではいつまで経っても平和が来ないため、武力による侵攻も仕方がないという大義名分で、ヒトラーはヨーロッパを席巻していきました。

名言3:天才の一瞬の閃きは凡人の一生に勝る

ヒトラーは自分を天才だと考えていて、他の人々は愚鈍な凡人と考えていました。そのため自分が一瞬で閃いたアイデアというのは、他の者がどんなに大勢で時間をかけて考えても、遠く自分のところまでは追いつけないと蔑んだ名言です。

ヒトラーは大衆というのは誰かの指示を受けなければ何もできない烏合の衆程度の認識しか持っていなかったのですが、支持を受けなければ自分の地位が失墜するとして社会保障は拡充しました。

名言4:偉大なうそつきは偉大な魔術師だ

ヒトラーは権力を持っている人の言葉には、多くの嘘があると自分の経験からわかっていました。なぜなら多くの人々の心を掴むには甘言が必要であり、たとえ甘言が実践されなくても、大衆はいつかは甘言が実行される信じ、夢を持つようになるからです。

小さな嘘は嫌悪感を持たれるだけですが、力を持っている人物による大きな嘘は相手に希望を与えることを知っている者でなければ、この言葉は考えられなかったと言える名言です。

名言5:私は説得によって全てを作り出した

ヒトラーは自分がドイツの最高実力者という地位を作り上げたのは労働でも財産でもなく、大衆を根気強く説得したからだという名言です。

ヒトラーは性格的に人付き合いが苦手であり、それまでの経歴から自分を助けてくれるような人物を求めるのは難しい状況でした。そのために過去を知らない人々を説得という形の演説で自分を認めてもらったのであり、どれだけ演説を重要視していたのかわかります。

名言6:政策とは今作られつつある歴史のことだ

「歴史は権力者によって作られる」とヒトラーは考えていて、自分が今から行おうとしているヨーロッパから全世界の覇権を掌握するという政策は、間違いなく歴史になると認識していました。

歴史に残る政策というのはインパクトが大きくて強い影響を与えるか、多くの人々に役立つ優れたものかのどちらかであり、ヒトラーには自分が作る政策はそのどちらも持っているという自負を持っていて使った名言でしょう。

名言7:熱狂する大衆のみが操縦可能である

人間は一つの方向に向かいやすいのですが個人差があり、いくら雄弁に演説を繰り返しても冷静に物事を判断すれば、自分の先導には従わない人々もいるという意味の名言です。

ヒトラーは多くの敵対勢力を作ってきたので、全ての大衆が自分には従わないのはわかっていました。しかし、自分に与しない者には武力で抑えつけて言うことを聞かせればよく、従順な者にはそれなりの恩恵を与えるため、社会保障ではいい政策も行っています。

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ヒトラーの言葉から、歴史の舞台裏を読み解く。 歴史の事実を消すことはできない。 歴史を学ぶ意味がここにあります。

ヒトラーは多くの書物から豊富な知識を得ていて、その言葉には当然に自分の性格や経験からきているものもありますが、多くの見聞から得た情報を下地にしている場合もあります。

自身の中で構築された言葉を鵜呑みすると問題のある場合がありますが、知られていない知識の一つで見るには役に立つ一品です。

ヒトラーの性格3つ

ヒトラーが残した名言7個・ヒトラーはどんな性格だったのか
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